伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

Continues 羽生君の心

2018年05月17日 | 羽生結弦

何度も何度もいっぱい書いたけど、全部没にした。

だらだら書いてしまいそうだから、
ほんとにほんの少しの言葉だけで書けたらいいなあと思うんだけど。
どうしても書いているうちにだらだらしてしまう。


あんまり重いことを考えてると、気持ちが引きずられて、
ヘビーになってしまうから、あまり考えたくないけど、
考え始めると、止まらなくなるし…




愛って言葉は、私にとって重いものだから、
そんなに軽々しく言うもんでないよって
思うんだよ。


愛なんて家族にしか言えないものだと思うのだ。

それくらい、簡単に言ってしまうもんじゃない、っても
思うんだ。



愛してくれてありがとう、ってか…。
気障やな。大げさやな。照れがないな。
いつものとおりの通常運転なんだろうけどな。



そうと分かっていても、気持ち悪いんだ。
それをありがたがって、感激している連中も気持ち悪いなーって。

私たちにだけ告白してくれた!って喜んで、酔い痴れて、
ますます尊い羽生さまの羽生教を信仰して、彼が幸せになりますように、
って念仏を唱えてる連中も気持ち悪いってね。



私は彼の信者でもないし、全肯定者でもないし、
彼のすべてがいいっ、と思ってる人間でもない。

やっぱり欠点だらけの、
何を言うかハラハラさせるまだ危なっかしい人間やん。


   ***



けどな、甘えたかったんだろう、とはね、
つらい…、一人ではとうてい受け止めきれないほどの
猛烈なバッシングを何年も受けて来て、
それが、まだ青年として過渡期にあった彼の人間形成にどれほどの影響を与えたか、
正気でいられたか、

それを思うと、彼が誰とも分からない人たちへ「愛」を求めても
不思議じゃない。
それが彼を思う無償のものであれば、そうだと分かっていれば、
それにすがりたいんだろう。



  ***





ほとんどのファンの人はまともだと分かってるんだ。
おかしな信者は一部だけで、

殆どのまともなファンの人は、
これだけ多くの人に支持されて、有名になって、認められて、
人気者になって、ファンも大勢いて、昔から応援している人もいて、
彼のどん底の時も、一生懸命応援して、彼をたぶん支えて来た、

それでも彼の本当の心の奥の傷は、完全に癒えることはないのかもしれない、
と思ってるだろうと。


心に傷を負った人の傷の深さは、
本人にしか分からないし、本人しか理解出来ないだろう。
彼に代わることは誰も出来ないんだ。


どんなに周りが慰めても、励ましても、
ファンの人が応援してるよ、好きだよ、
こんなに彼を好きな人がいっぱいいるよって言っても、
彼に直接突撃して、お持ち帰りして(笑)、カラダで一つになったと思っても、
どんなにしても彼と一体の気持ちになることは出来ないんだ。


コアなファンの人は、分かっているんだと思う。
それを分かっていても、応援してるよって、幸せになってね、
って大げさに叫び続ける。
ポジな言葉で埋めてしまえば、悲しみもどっか行ってしまうだろう。
分かっているから、そう言い続けるしかない、って思っているんだろう。





彼が辛い思いをしていたことは、
ずっと見ていたスケオタなら、ある程度知っているんだろう。


私は全然知らなかった。ある時期までは。
そしてびっくりした。

可哀想と思ったよ。
でもな、もうそれはやめようと。


自分一人じゃない、みたいなことを言ってたな。

「そういうことって僕だけじゃなくて、僕は注目浴びてるから
おっきく見えてるだけで、普通の生活してる中でも多分
あるんだと思います。」


誰でも生活するうえで、つらいことや苦しいことは
あるんだって、一生懸命、自分に言い聞かせてた。

健気だなと思ったよ。
こんな子をまだやいやい言う、奇妙な連中は許せない、とも思ったけど。





言ってたやろ。
みんなの前ですべれてうれしいって。
見てもらえて嬉しいって。

多分な、お客さんに見てもらうことが、彼の生きがいなんじゃないかな。

見てもらうことが好きだから。

見てもらうことがいちばんなんだ。多分。


写真展に子供の頃の作文があった。

観客から大きな拍手をもらえて嬉しくて、それが忘れられない。
観客に感謝することを学んだ、って。





彼の心の傷は容易には癒されないかもしれないけど、
ファンの応援はそれでも、気持ちの支えになってるんだと思ったな。


私は彼は強い子だから、いつも強気なことばかり言ってるから、
応援なんかなしでも、勝手に強いと思ってたんだ。
でも、違った。


弱いんだな。すごくすごく、すぐに挫折するような、折れてしまう、
弱っちい子だったんだな。

応援がないと立ち直れない。
甘ったれの、すぐ悲観する、チキンな子だったんだな。

だから応援も、彼の力になってるんだとやっと分かったな。

応援してもらって、後押ししてもらって、やっとやっと前へ進める、
普通の子だったんだ。




だからな、あのキザなセリフは忘れることにするよ。

気持ち悪いセリフは忘れるよ。
私は信者じゃないからね。


時々はどん引きするし、仰々しすぎて辟易するからね。
うへぇーって思うよ。


愛してなんかいないから。
羽生君を愛してなんか、いないんだよ。

そんな大そうな気持ちは持ってないからね。
もっと軽い気持ちだから。






愛してなんかいないから。

全然愛なんかじゃないからね。
そんな重いもんじゃないしね。

そんな恥ずかしい、照れくさいもんじゃないから。


愛なんかじゃないんだよ…
愛してなんかいないし・・


ひとりごと。





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