F1-2007最終戦。
小生としては、希望はしてたがあまり期待はしてなかった結果。まさかまさかというところでしたね。
抜群の速さを持ちながらも、シューマッハ時代ということもありこれまでワールド・チャンピオンシップには届かなかったライコネン。本当にあと1歩でタイトル逃したシーズンもあったわけで、ついに獲得した感慨もなかなかでしょう。
Icemanと言われる彼も、さすがにポディウムで少し涙ぐんでたように見える。
例年以上に色々あった今シーズン、振り返ってみれば実は開幕圧勝でスタートしたライコネンが獲ったわけだが、まさか1ヶ月前にこの結果はほとんど予想されてなかったでしょう。
結果論かもしれないけど、マクラーレン陣営のゴタゴタぶりと対照的に、フェラーリは終始一体感があったことも大逆転に繋がったのではないだろうか。
あのクラスになるとマシンもドライバーもいずれも甲乙つけがたいわけで、そうなると最後ギリギリの執拗な努力、神がかり的な幸運を呼ぶ力も必要。そのためにはチーム内に外部から見てもあからさまな亀裂があるなど論外。
その点で今年のフェラーリは、シューマッハ/ロス・ブラウンを欠いたことによって戦略的な巧みさでは後退した感はあっても(実際、素人目で見ても?なストラテジーが何度もあった)、絶対にチーム全体でのモチベーションは失わなかった、ということかと思う。
けして精神論のレベルではなく、現実的なチーム運営でこれは無視できない要素。思えば、それが00年代前半の圧倒的な強さの一因とされてもいた。
「何事も諦めてはいかん」、そして「チームは仲良く楽しく前向きに」。
これは不変の真理ってことですかねぇ。
色々見所多かったけど、ここでマクラーレン2台抑えたのは大きかった(あと、スタートでマッサがすっと左ブロックしたことも)。これがハミルトンvsアロンソを誘発し、ハミルトンのコースアウトに繋がったと思われる。
凄い紙吹雪。
このシーンより前だが、Podium登場と同時にシャンパン一口・フライングするライコネン(普通はトロフィー授与終わってから)。でも皆、大目に見るでしょ。
そして本格的に。
来年も楽しみ。
とりあえずフェラーリはこの体制。
これに右端のアロンソが(果たしてどのチームから?)、そしてここにはいないが間違いなく雪辱に燃えるハミルトンが、どう絡むのか。
表彰式、いかにもブラジルらしいド派手な髪吹雪で、ちょっとやり過ぎ感...。滅多に笑わないキミが、ニコッとした瞬間、私は崩れてしまいましたぁ。
来年も益々楽しみですよね!
というか、フェラーリの写真貼ると自動で明るくなるわな。