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テレワーク時代に嫌われる、上司のありがちなコミュニケーション3つ

2020年06月10日 | 日記


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_36016

一部引用
■嫌われる上司は、意識が自分に向いている
では、部下の気持ちを察するには、どのような関わりが必要でしょうか。今回は、傾聴という、「相手の話の背景にある気持ちを聴く関わり」をご紹介します。
傾聴には3つのポイントがあります。それぞれについて見ていきましょう。

ポイント1:自分ではなく、「部下に意識」を向ける
テレワーク環境下では、相手よりも自分に意識が向きがちになります。自分に意識が向いている状態とは、相手の話を聞きながらも、自分が気になる別のことを考えている状態です。
WEB会議で相手が話している最中に、その内容の結末を予測して、次の質問を考えていることはないでしょうか。
ここでは、よりイメージしやすいようにテレワーク環境下での上司と部下の対話例で、対比してみましょう。

【自分に意識が向いている状態】
【部下】A社の担当って、私じゃないと駄目でしょうか? 実は、A社のプレゼンについて、……
【上司】(たぶん、A社の担当が嫌だって言うんだろうな。どうすれば納得してくれるかな……)

【部下に意識を向けている状態】
【部下】A社の担当って、私じゃないと駄目でしょうか? 実は、A社のプレゼンについて、……
【上司】(A社のプレゼンについてか、部下の表情がつらそうだな。何が不安なのだろう)

自分に意識を向けて聞きがちな上司は、部下の想いや気持ちはもちろんのこと、話自体が耳に入っていません。
上司は部下の話を聞いていると思っていても、部下からすると上司が話を聴いてくれないという現象の背景では、このようなことが起きているのかもしれません。
部下に意識を向け続けるのは意外と難しいので、まずは自分の意識がどちらに向いているかに気付くことからはじめると良いと思います。

 

■嫌われる上司は部下の気持ちより話の内容が気になる
ポイント2:話の事柄よりも、その背景にある「気持ちに意識」を向ける
相手の話を聴くという行為には、「話の事柄に意識を向けて聴く」と「事柄の背景にある気持ちに意識を向けて聴く」という2つのアプローチがあります。

話の事柄に意識を向けるとは、5W1Hで、網羅的に話の事柄に関連する情報を収集しようとするアプローチです。
次に、事柄の背景にある気持ちに意識を向けるとは、言葉には出ていない部下の気持ち、価値観などを察しようとするアプローチです。ここでも上司と部下の対話例で、対比してみましょう。

【話の事柄に意識を向けて聴く】
【部下】実は、A社のプレゼンをうまくできるイメージが、持てないのです。
【上司】そうか、それならプレゼンの位置づけと目的、対象を教えてくれるかな。

【事柄の背景にある気持ちに意識を向けて聴く】
【部下】実は、A社のプレゼンをうまくできるイメージが、持てないのです。
【上司】うまくできるイメージが持てないのだね、それは不安だし、焦るよね。

ビジネスでは成果を出すことを求められるので、話の事柄に意識を向けて、成果につながる事柄のアドバイスをするのは、もちろん必要です。
一方で、不安や心配になりやすいテレワーク環境下では、「自分の気持ちを分かってもらえる安心感」を部下が特に求めているため、
部下の気持ちに配慮したコミュニケーションを意識したほうがよいいでしょう。