笹短歌ドットコム・「鏡」 総評
・泣き顔を鏡に映してもう一度頑張ろうとか思えた新卒
・何回も手鏡見てたあの頃はきらきら輝く恋をしていた
・鏡には退屈そうな表情が映って恋でもしてみませんか
今回、採って頂いた3首です。
慌てて詠んだので、恥ずかしい歌ばかりでした。
きらきら輝く恋って…。
そんなんあったっけ?
なんて突っ込みどころ満載で。
一首目も、「なんで新卒?」と一瞬考えてしまいました。
よく思い出してみた結果、鏡の前でため息ついてみても、頑張ろうって気持ちになれないことがあったんですよね、そういえば…。
「もう、いいや。これ以上頑張れない。」って思うことが。
若かったら、もっと頑張ってやる!、見返してやる!なんて思えたのかも。
負けず嫌いだった私も、上手く割り切っていけるようになったってことにしておきますが…。
最近、暗い歌が多いので、もっと明るい歌を詠みたいなぁ。
でも、この歌をあとで読み返した時に、「よく頑張ったな。」って思える自分でいられたらいいなぁ、って思います。