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マーケティング研究 他社事例 426 「観光立国を目指す日本 1」 ~課題とは何か?~

2019-10-15 15:14:21 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 426 「観光立国を目指す日本 1」 ~課題とは何か?~


「落ち着いたたたずまいが破壊される」

「日本固有の、わび、さびといった、心に響くものを外国人は理解できない」

観光立国を目指している日本において、観光客を受け入れている地域では様々な声があがっております。

「祇園を訪れる外国人が急速に増えているが、我々にとっては百害あって一利なしだ」

京都の花街文化の中心地である祇園は、現在世界中から訪れる外国人観光客で連日ごった返していますが、落ち着いたたたずまいが崩されていく事に憤りを隠せない様子です。

「祇園をテーマパークか何かと勘違いしている外国人が多く、建物に勝手に上がり込んできたり、舞妓を取り囲んだりする悪質なマナー違反が横行している。大挙して押し寄せるが、写真撮影に夢中で店を利用する人はほとんどいない。常連のお客様が「落ち着いた祇園の雰囲気がすっかり壊れてしまった」と言って離れてしまい、営業に支障を来たしている店も多い」

と、地元祇園の商店街の方は嘆いています。

京都市の外国人宿泊客数は2017年に過去最高の353万人に達し、2014年に比べ倍増しました。

それに伴い、地域の暮らしが脅かされ、観光地としての魅力も損なわれていく「観光公害」が深刻化しているのです。

2018年には訪日客が3000万人を突破し、5年で3倍に急増した日本政府は現在、「観光立国」を目指し、2020年に4000万人、30年までに6000万人に引き上げる目標を掲げています。

しかし、「今の2倍の外国人が来るなんて想像しただけでもゾッとする」

というのが、祇園で商売を営む人たちの偽らざる本音です。

祇園町南側地区協議会は迷惑行為の実態を調べる為、2018年に会員を対象にアンケートを実施した所以下の意見が集まりました。

「軒先の灯篭や提灯を壊す」

「お客様や芸舞妓が乗ったタクシーを取り囲んで撮影する」

「犬矢来にもたれて路上に座り込む」

「店先で子供に排泄させる」

など、切実な被害報告が多数寄せられる結果となりました。

さらにここ数年、外国人観光客によって、写真撮影を拒んだ舞妓が腕を掴まれたり、仕事帰りに自宅まであとを付けられるといった被害が発生しました。

「問題を放置すれば、被害を恐れて芸舞妓の担い手がいなくなる恐れすらある」

協議会は3月27日、実態調査の結果を携えて京都市の門川市長を訪ね、抜本的な対策を求めたのでした。

提出した要望書には、被害に耐え続けてきた祇園の苦悩がつづられていました。

要望を受けた京都市は、法令とマナーの順守を呼びかける実証事業を10月から3か月間実施することを決めたのでした。

祇園を訪れた人のスマートフォンに観光メールをまとめた「エリアメール」を配信したり、多言語対応可能な巡視員を配置したりします。

協議会はさらに、私道での写真撮影を禁止するルールを設け、ほとんどの地域が私道であることから、ここでの撮影を制限することで、SNS(交流サイト)への投稿目的で来る外国人を減らせ、住民やお客様のプライバシーも守れると考えたのでした。

これは、祇園の風情を守るための苦渋の決断とも言えます。

(続く)


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