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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 357 「ベアレン醸造所から学ぶ黒字倒産2」 ~働き方改革で閉店を選択~

2019-05-30 10:33:42 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 357 「ベアレン醸造所から学ぶ黒字倒産2」 ~働き方改革で閉店を選択~


しかし、会社の想いとしては、盛岡の地で長くお客様や働く社員に愛され続く会社にしていきたいという強いものがあります。

この状況ではいずれ体を壊したり、嫌になって辞めてしまう社員も出てくると考えていました。

さらに、社員には働く時間を出来るだけ短くし、趣味の時間や家族と過ごす時間など日常生活を大事にしてほしいと思っていました。

商品は定番のラガービールだけでは無く、柚子の香りのするビールやチョコレートの香りがするビールなど、現場社員の柔軟なアイデアによって支えられています。

そもそもビールは嗜好品であり、必需品ではありません。

創意工夫なくては生き残れませんが、こうした発想も会社漬けでは出てこないと思っているのです。

結果、業務会議後の8月末、閉店の方針を固め、9月に入ると駅ビルの運営会社に閉店の意向を伝えに行ったのでした。

閉店のタイミングがテナントの3年の契約更新の時期だったので、更新どころか閉店と聞いて担当者の方は困惑されたとの事です。

有難いことに、店舗を続けられるように様々な条件を提案してくれたようですが、社員の働き方改革の一環である事を伝えて、最後には納得してもらったようです。

閉店にあたっては、店舗の社員は他の店舗への異動としました。

アルバイトの方も他の店舗でアルバイトを続けていくようになりました。

閉店による売り上げ減をどうするかですが、本業である地ビールの販売を伸ばす事でカバーする予定です。

具体的には、2019年4月に岩手県雫石町で稼働を開始する新工場で缶ビールの生産ラインを立ち上げ、5月から販売を開始しました。

今までは瓶ビールのみで、売上の65%が岩手県内と、地元で飲んでいるようです。

缶ビールになれば、輸送もしやすくなり、県外や海外への販売も伸びるのではと期待しています。

また盛岡市等の県内の自治体でふるさと納税の商品に選ばれた事で、引き続き伸ばしていく方針のようです。


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現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

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「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

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