いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
内緒話(笑)は「当覚書について」からメールフォームにて。

走られる走られる(泣)

2005年07月31日 | 
今日も暑い!!です。
馬達もタイヘンです。

馬場は初めて乗るT嬢。
まだまだ新馬ですが、この先楽しみだといわれているようです。
乗ってみると、やっぱり新馬らしく、コドモだなあ、という感じ。
「ハエがお腹にたかってるからイヤ~」だの何だのと、すぐに止まって
しまいます。
「そうじゃないでしょ、動くんでしょ」(動かないから余計ハエがたかる
んじゃないの?)と推進していると、「んも~」と、タッタカタッタカ
した速歩をするのです。一歩一歩いいリズムで、とか、そういうことは
まだできないんですね。
私の方も
「まだ馬の方がわかっていないんだからいろじろさんが教えて
あげないと」
と言われるのですが、まだまだとてもその域には...
「暴走はしないからね」といわれながら乗っていたのですが、落ち着き
がない...(人馬ともに)
こういうときこそ私の骨盤で「ゆっくりしたリズム」を教えてあげれば
良いのね、と、スザンヌのレッスンのことを思い出しはするのですが、
いまひとつ、やりきれず。
「こういう速歩をすればいいの?」と、馬が落ち着いてくる瞬間もある
のですが、ホントに「瞬間」レベルでしか続きません。


障害はおなじみのC嬢と。
足もとの調子が悪く、しばらく休んでいたのですが、ボチボチ復帰
してきてくれたようです。今日は1鞍めなので、元気よく運動させる
ようにしてね、と言われました。
さっきのT嬢と比べると、やっぱり大人の馬です。軽速歩も左手前の
駈歩も、安心。
と思っていたところが!!
右手前の駈歩を出そうとしたところ、大荒れ(泣)
右の後肢が痛いからかな、と思うのですが、「イヤ~ッ!!」とヤケ気味
に走っちゃうもんね!!という感じの荒れっぷり。

もともとエンジンのかかりやすいC嬢ではあるのですが、いつもは「違うでしょ」
といえばわかってくれんです。でも今日は全然通じません。
乗り替わって落ち着かせてもらい、不調な右手前をナシにして、
左手前だけで障害に入るようにしてもらいました。
最初のうちは「いけるかも」という感じだったのですが、そのうち
また、私がどこかのスイッチを押してしまうらしく、「イヤ~」と
走り出され...だんだんカリカリしてきて、もうムリ~という感じ。

その後馬をA嬢にかえてもらったのですが、またどこかスイッチを
押してしまうらしく、お話が通じないまま駈歩が出る出る(大泣)
(A嬢自身は、以前乗ったときよりも飛越が上手になったみたいなんですが...)

ひさびざに、怖くてちょっと泣きが入りました(T_T)

こんなありさまなのに、はたから見るとそうは見えないらしく、
「余裕だねえ」「楽しそうだったねえ」
違いますから~。先生にまで
「いろじろさんにもこわいものがあるんだねえ」
といわれる始末。怖いものならありますよ、たくさん。


ガックシ