宴の後

2008年3月12日　WEBである記事を見ました。

「生活習慣病：睡眠不足でリスク拡大　日大などが疫学調査」

睡眠時間が短いと、肥満や高血糖、動脈硬化の原因となる脂質異常症を引き起こしやすいことが、日本大学などによる国内の大規模疫学調査で分かった。(略)
睡眠時間が５時間以上だったグループに比べ、両健診でいずれも５時間未満と短いグループは１．３６倍、７年間で５時間未満に減ったグループは１．３３倍、肥満になりやすかった。高血糖や脂質異常の高トリグリセライド血症についてもほぼ同様の結果が出た。



（おおっ。そうか、必然だったのか！！）

と、感心して会社の同僚に見せると


「・・・お前の必然は、
睡眠時間を削ってまで飲んでるから、あ・た・り・ま・え！！」


と、諭されました・・・。











山でも飲みすぎは注意
（イメージ）





・・・ということで、お酒を控えないといけないお年頃なのですが、そうは言っていられないイベントが大々的に催されました。そう、河童さんとtochikoさんの鍋割山行です。とても楽しい山行＆東京観光＆飲み会の内容につきましては、猿板をはじめ、お歴々のブロガーさん達にしかと掲載されておりますので、今更自分の報告を出すのも恥ずかしいわけで、またの機会にさせていただくことにします。ただ、何も書かないのも盛り上がりに欠けるので、誰も知らない話をここに載せておきたいと思います。

２日目参加の方は、前半部分はご存知かと思いますが、さすがに後半部分は恥ずかしすぎてお話できませんでした(皆さんと違って、悲しいかな話下手なんで)。
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それは、新宿での乱痴気騒ぎから始まりました。


「飲み放題だから元を取らないとダメだからね」

「ほらほら、誰かさんのおかげで飲み放題の時間押してるんだから」


昼のタイムキーパー「えいじさん」からバトンを受けた夜のタイムキーパーさんの仕切りで、お酒という名のガソリンが入るにしたがって、皆さん大いに盛り上がります。

店の前で全員で記念撮影をしてみたり、一次会からの移動で主役が行方不明になってみたり、一次会の終わりが早かったから二次会は全員参加になっていたり、ワイングラスを一つ壊してみたり（・・・はい、私です）、飲み屋なのに「他のお客様のご迷惑に・・・」と静かにしろと注意されてみたり、ということが、あったような無かったような・・・。話されている内容もトンでもないものばかりでしたが、それ以外にも何ともステキな逸話（はた迷惑ともいう）ばかりを紡ぎ出して下さいました。

しかし、楽しい宴にも終わりは来るもの。
田舎者は、早々に終電という名のリミットを告げられ、名残惜しくも大都会新宿から引き離されてしまいます。

「お酒＋終電」

帰宅時に数々の諸問題を起こして来た自分としては、同じ方向の美人秘書さんがいたことは、大変心強く安心していたのですが、偶然に美人秘書さんが座れてしまったことから歯車が狂い始めます。

感激の涙で泣き疲れたのか 早々に撃沈する美人秘書。
こうなると、自分には寝てはいけないという使命ができたわけですが、さすがに立っているから大丈夫と思っていたのですが・・・。しばらくすると、しばしば、フラッシュを焚かれたように記憶が、時間が、駅が、飛んで行きます。そんな状態を見計らったかのように、降りて来た上まぶたの緞帳に身を委ねてしまったのでした。

次の瞬間、見覚えのある駅に到着


・・・って、行き過ぎ！


予定していた駅を１つ過ぎてしまいました。とはいえ、まだ１つ。十分リカバリーの余地はあります。急いで美人秘書を起こし、寝ぼけ眼のままザックを抱えつつ、飛び降ります。ここで、普通は目が覚めるものですが、自分は眠さのピークを迎えてしまい、後のことは、美人秘書にお任せ状態。タクシーで秘書さん方面経由で帰ったわけですが、「そこを右で・・・Zzz・・・」と、道を示しながら寝るという典型的酔っ払いの実力を遺憾なく発揮して、タクシーの運転手さんにとって迷惑千万な行為を重ねつつ、なんとか家にたどり着きました。これも美人秘書様のおかげです(ヨイショ・・・もとい感謝)。


何とか帰宅しまして、ザックをおろした所で、そのまま突っ伏して寝てしまえばいいものを、そこで、あることに気が付いてしまったのでした。


（今日は、山に行って来たわけだから、そのまま寝るわけには行かないよな・・・）


「そうだ、お風呂入らなきゃ」


危険な挑戦が始まりました・・・。



今回の山行も、「前日、始発出発の日帰り出張」「当日、またまた始発のため出張から帰って山行準備をしていたら、2時間30分しか睡眠時間がとれず」「奥多摩JOY以来の1ヶ月ちょいぶりの山行」・・・とまぁ、なかなか無茶と言えますが、ここまではいつものことです。しかし今回は、河童さんとtochikoさんを迎えてのスペシャルパーティですから、自分に降りかかる恩恵もまさにスペシャル。一次会では、美人秘書さん、まきく〇さん、ジャイアンに囲まれる バミューダトライアングル 魅惑のチキルーム席に座ってしま・・・うま・・・もとい、幸運に恵まれ、二次会では、ロビンさん、emiさんに囲まれるという座席となってしま・・・うま・・・のように、すっかり舞い上がってしまいました。特に、ジャイアンの「mottainai」攻撃は凄まじく、あれを回避できるオトコがいるのだろうかと、絶対に干上がらないお猪口を恨めしく思いましたとも・・・。


ということで、すっかりヘロヘロになっていた自分は、ただ汚いから風呂に入っておこうというその一点のみの条件反射から、何の準備もしないまま風呂に飛び込んで行きました。どの位入っていたのか分からない位に浸かって上がってみれば、思考能力も洗い流されてしまったようで、どうにも何も考えられません。










「あんた、なんて格好で寝てるの？！」



・・・けたたましい声と共に起こされました。

あれから、少し時間がたったのでしょうか？　見ると、何も掛けずに布団の上にうつぶせ大の字になっていたようです。いつの間に寝たのかと起きてみると、


ズボンが山ズボンのまま

で

上半身裸

で

布団が水浸し？




・・・何してんの、自分？！


想像するに、風呂上りに何も持ってきていないことに気が付いて、身体を拭くのを忘れたまま、ズボンだけとりあえず履いて、部屋に来たところで力尽きた、といったところでしょう。やれやれ、いい歳して何してんだか。

とはいえ、まだ眠気は満載のため、心配する親をなだめ、とりあえず着替えだけはしてまた眠ろうと思い、ズボンを部屋着に替えようとすると













・・・あ、パンツはいてない
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この日から、飲みすぎた日には、絶対風呂に入らないと誓いました。
皆さんもご注意あれ。