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飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

雁坂峠ぐるりっぷ(2)

2008-09-09 23:58:05 | 山登りのたしなみ
その2・林道中

この亀田林業林道(リンギョーリンドーって、語呂が悪いと思いきや、言ってみると意外に楽しいような)ですが、先の記事でも書いているように、車も通行可能な道ですから、デコボコした所も急坂もありません。しかし、少しだけ傾斜がついているようでして、そこにザックの重さもあいまって、いつの間やら自分の体力を奪っていた事は、後々になるまで気が付いていませんでした。

最初に異変に気付いたのは、歩き始めて2時間が経過した頃に登場した沢渡りの場面です。


これを使う方がキケンなような気がします・・・



細い橋というか、何やら芸人さんのためにわざわざ用意されたリアクション用の棒切れのようですが、渡らなければと恐る恐る足を乗せた途端、「うぉい」と奇声を発しつつバランスを崩してしまいました。新しい靴でまだバランスが取れないからかな? とその時は思っていましたが、そこから先に進んでいくと、岩に足をとられることが多くなり、もうそんなに足が上がらないことに気が付きました。あ、やばい・・・疲れてきた。


併走する沢を行ったり来たりと忙しくなってきました



これで、7回目くらい?
雨の日や増水時は、結構難儀しそうですので要注意




そして、ここで事件は起こりました
(写真は事件前の様子)


水の手前にある斜めになった平らな石に足を乗せて、安全のために前にあった枝を掴んで力を入れた瞬間、「ポキッ」という音とともに折れてしまったのです。当然のことながら、体重はいきなり後方にかかり、あわわわっ、と空しく手を振り回すというアニメさながらな展開に。このまま水に落ちては大変と、ええぃままよ!と後方に飛ぶことで、偶然ながら被害は最小限に食い止められたのですが、

ドポン? (゜Д゜≡゜Д゜)

何かが落ちたようです。感覚的には、何も落とした気はしていないのですが、後方を見てみると、



ス、スポーツドリンクが・・・

見ると華麗に流れに乗ったペットボトルが、スイスイ~と来た方向に向かって流れていくではありませんか。止まれ~! 止まれ~! お願いだから、止まってくれ~!! と念じた所で効果なく、景気良く流れていったのでありました。折角、若干の被害を受けてまで渡りきった沢を戻ることとなり、ザックを置いて、疲れた身体に鞭打って追いかける羽目になるのでした。ヽ(´Д`;)ノ マッテー

しばし追いかけていくと、途中の流れに引っかかり、しばらく流された先で止まっていました。まったくもう、無駄な手間かけさせないでよ、と再びザック脇のアミアミに突っ込んで、再び同じ沢渡りに対峙すると


チャポン?



あー、もう。ベタですよ、ベタ過ぎますよ・・・。
差し方が甘かったのか、ジャンプした振動で、ペットボトルは、再び水の中へ。アワアワとまたまたザックを降ろし、流されたペットボトルを追いかけることとなりました。

正直、こんなペットと戯れている程、体力が残されていなかったので、そこからはまさに気力との戦い。
これ以上に重いザックを担いで、何時間も険しい山道を普通に歩いてしまう皆さんの無尽蔵な体力に、改めて尊敬の念を抱いたのは言うまでもありません。ただ、そんな事を言ったところで、今日の自分は一人きり。最後まで自分で運ばなければ目的地に辿り着かないんです。今さらながらの考えですが、リンギョーリンドー歩きだからといって、余裕こいてストックを使わなかったことをかなり後悔しています。



こんな苔むした場所もあるのですね
癒しですね



なんて和んでいたら、こんな場所にも出るのですね
イヤですね



はいはい、これでラスト!


そこから暫く緩やかな上り坂を歩くと、ようやく、木々に囲まれた地帯も終わりを告げ、ゴールに相応しい太陽の降り注ぐ気持ちの良い道へと変貌を遂げたのでした。この林道コース、3時間コースとなっていながら、その数倍も長く感じたのは、背中に背負ったザックの重さのせいだったのでしょうか。


今日は本当にいい天気
・・・しかし、結構な斜面だなぁ




今週末も雨予報ということでしたが、今日は、思っていた以上に良い天気。沈んだ気分もやっとこさ晴れて来ます。
この登りの途中に水場がありまして、先約の方が休憩されておりました。本日初めて出会っただけなく、このマニアックルートを通って来た同志ということもあって、休憩がてらに雑談します。伺ってみると、家から徹夜でやってきて5時30分から同じ林道を歩いて来たというツワモノさん。「眠くて仕方が無いから、山頂着いたら寝ますわ(笑)」という言葉を残して、先に出発して行かれました。


※ 雁峠の水場について
地図に水場があるとなっているので、この後、雁峠と雁峠山荘で水場を探してみましたが、見つかりませんでした。恐らくこの場所が、雁峠の水場のようです。案内標識なども全くありませんので、一から探したとしても恐らく見つけるのは至難の業かと思います。場所は、雁峠から亀田林業林道方面に2-3分下った坂の途中にあります。自分の行ったときには、潤沢に出ていました。



水分補給で気力充実!!
最後の坂を登ります



坂を登りきるとそこが雁峠
向こうには笠取山が綺麗な三角形でお出迎え


==
雁峠(1780m・埼玉/山梨県境)

コースタイム(3時間)

道の駅みとみ(7:20) ~ 道路・20分 ~ 雁峠登山口(7:40) ~ 道路・10分 ~ 通行止ゲート(7:50) ~ 林道・1時間30分 ~ 沢渡り開始(9:20) ~ 登山道・1時間 ~ 雁峠(10:20)


記載の通り、沢渡りが数回に渡ってありますので、前日・当日の天候にはご注意下さい。危険なこととしては、沢を渡ること、石が多いこと位で、それ以外は、特に危険な場所はありません。また、隣に水が終始流れているとはいえ、夏の時期はとにかく暑いです。行く時期は考えましょう。
==


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まきくま)
2008-09-10 01:14:24
ねこさん熱あるの? だいじょうぶ?
無理しないで、仕事やすんでね。
そのほうがレポもどんどんかけそうだし。。。(って、なんじゃい!)

で、もお、深夜ひとりで、大声で、わらかしてもらいましたわ。
おおきに。
続き、めちゃ楽しみでつ。
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 (かいねこ)
2008-09-10 10:09:52
まきくまさん

外の陽気が心地良く、クーラーが寒く感じる状態が続いています。週末までには、治したいのですが、暑い寒いがひっきりなしなので、なかなか…。一日休むってのも手ですが、アップしてたら意味ないですって(笑)。
今回は、無理して全部書くよりもと、随時アップにしてみました。ようやく次回から山編ですから、スピードアップするかもしれません。多分。
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分水嶺は右 (K林@お昼寝)
2008-09-10 12:54:23
もぉ、おかしくて昼寝してる場合じゃなくなってきたじゃないですかぁ!
「リンギョーリンドー」よりも「亀田」ってのが壺だったりしません(って、今さらか…)?
読んでる方もここまでで疲れました(この後、急登して燕・古礼・水晶と続くのに)。でも、続きが楽しみ… ^^;
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Unknown (ぜいぜい)
2008-09-10 13:12:10
>止まれ~! 止まれ~! お願いだから、止まってくれ~!!

なんか人生の悲哀を感じるフレーズにじいんときてしまいました…
いや、深い意味はありません、決して、決して!
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そう、分水嶺は右 (かいねこ)
2008-09-10 20:16:24
>K林さん

そのコメントからすると、やはりK林さんは行かれていましたね。
亀田さんですか~。大毅さんも復帰されるようですし、何といってもツルハシとメットが良く似合いそう(笑)。そしたら、間違なく「亀田出没注意」ですね。

続きの道のりも長いですが、レポもまだまだ長そうです。ユルユルとお付き合い下さいませ。m(_ _)m
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 (かいねこ)
2008-09-10 20:23:45
>ぜいぜいさん

昔、競馬場でこんな言葉をよく叫んでいました(爆)。

ぜいぜいさんの人生で、一体どんなシチュエーションを想像されての話だったのか、何だか気になって仕方ありません。ただ、人の気になる部分を好奇心で垣間見ると、とんでもない落とし穴にハマる事もありますから…ね(怖)。
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Unknown (監督)
2008-09-10 23:56:56
「他人の不幸は蜜の味」って、この言葉、大嫌いなんですけどねえ・・・
チャポン?で、笑い転げてしまったのは何故?オレそんなに性質が悪かったかなあ。
あ、そうか、ご自分でお笑いにしちゃったからですね。では、心置きなく・・・
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同感です (かいねこ)
2008-09-11 07:37:19
>監督さん

自分も嫌いなんですよ、その言葉。でも、これは、不幸でも何でもない、ただのハプニングですから、笑って昇華して頂くのが、なによりですから、監督さんも豪快に笑い飛ばしてやって下さいませ。
サイドのアミアミ(名前をよく知らないんで…)、500ミリのペットボトルを差すのに、よく使っているんですが、大きいザックは、ちょっと入るスペースが小さいんですよね。だから、落ちることが多いのですが、あんなに落ちたのは初めてでした。暑いから飛び込みたかった気持ちは分かりますが…。
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Unknown (sanae)
2008-09-21 10:13:51
5時半発の人に追いついてしまったんですか~
早いですね~
ペットの世話を焼いていたのに・・・二回も追いかけて(^^ゞ
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食事 (かいねこ)
2008-09-21 11:48:01
>sanaeさん

いやいや、しげぞうさんじゃないですから、3時間コースで2時間差は埋まりませんって(笑)。さすがにそれはないですよ。
徹夜だったので、途中の河原で朝食を一時間以上していたそうです。さすが低山好きの方らしい落ち着きっぷりですね。自分は、ソイジョイばかりですから、今度は食事の充実を考えたいです。
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