寝過ごしました。
まぁ、よくあることなので、とりたてて話題にするような大きな出来事ではありませんが、終電での寝過ごしは久しぶりです。本当は、途中の駅で電車を乗り換える予定だったのですが、座れてしまうという幸運を手に入れたとたんに、知らない場所に連れていかれるという不幸も手に入れてしまいました。
その時に諦めてもう少し冷静に考えればよかったのですが、寝過ごし理由が特に酔っていたわけでもないこともあって、気付いた時には、電車から降りてしまっていました。
ぶらり終電途中下車の旅の始まりです。
おやおや~、途中下車といっても次の電車がありませんよ~(おひょいさん)
まぁ、終電ですからね。
降りた駅の名前は「栗橋駅」。埼玉県の北東にある町・・・って、久喜市になっていたのですね。鷲宮も併呑していますから、もはや北部地域の一大勢力、恐るべし久喜市。
埼玉から出たらまずいだろうという気持ちがあったからこそ、寝ぼけた意識のままでも足が動いたのでして、その点では、良い判断だったと褒めてあげたいところ。 ただ、駅にタクシーの影は見えず、駅前にコンビニも無いというのは、ちょっと誤算でした。カラオケ店の明かりが目の前でキラキラ光っていますが、背広姿のオッサンが夜中にヒトカラだなんて、そんなツワモノな行動はとれるはずもありません・・・。
終電も終わり、営業終了とばかりに駅改札にシャッターがおりました。
駅の通路が閉鎖されなかったのは有難いですが、改札前のベンチには、すでに同じ帰宅困難者とおぼしきスーツ姿のサラリーマンが酔っぱらって寝ています。ベンチは、もう一つ準備がありますが、こんな寝台列車はさすがに勘弁願いたいです。
一番簡単なのは、タクシーを呼んで帰る事ですが、何万かかるかお財布と心臓に甚だ悪そうですし、今から帰っても家での滞在時間は、移動を考えると三時間半くらいでしょうか。それであれば、どこかに泊まってしまいたいのですが、周りを見回しても、どうも期待薄です。
家に帰って食事をする予定でしたので、お腹も空いたこともあって、ファミレスを探すことにしました。
大通りのありそうな方向に向けて歩いていると、こういう時に限ってお店が見当たりません。こんな時こそ、ナビタイム!・・・という今活躍しないでどうするのかというタイミングだというのに、仕事帰りの今は、電池残量が底をついて位置情報を捕捉せずに青息吐息で通信ができず。なかなか、ついていません。
そうはいっても、さすがは日本。歩いていれば、何かしらは見つかるものです。見つけたおなじみの看板は、まさにダラダラするのにうってつけなベストプレイス、ガストではありませんか。オアシスを見つけた旅人のように、明かりに引き寄せられる虫のように、フラフラと近づきます。なんと、定休日・・・というオチもなく、扉を開け放つと店員さんに迎えられて
「申し訳ございません。こちらは2時閉店ですので・・・ 」
は、はぁ。
これが蜃気楼という奴なのか・・・オアシスを見つけて近づいた旅人が蜃気楼を見せられた時の絶望感は、こんな感じなのだろうかと、ちょっと思いつつ、うちひしがれて再び歩き出します。
その近くに見えるのは、これまたおなじみのチェーン店、すき家。
まぁ、パワーアップしていなければ、間違いなく24 時間営業でしょうが、すき家で長居するスキルや図太さは、残念ながら持ち合わせておりません。ワンオペ営業でマンツーマンとかなってしまったら、即座に食べた食器をインターセプトされて、洗い場にボッシュートを決められそうです(なんのこっちゃ)。
すき家に背を向けて新たな安息の地を探しての旅が始まりそうでしたが、いささかくたびれたネオンが、そんな旅立ちに待ったをかけました。
名前は、オートパーラーまんぷく。
昔からある24時間のドライブインのようでした。
いくつかの机と椅子、食べ物も含めた自販機とちょっとしたゲーム機、隣はコインランドリーといった構成です。さすがに朝までは厳しそうですが、お腹を満たせるようなものはありそうです。おっ、お酒におつまみまで自販機であるのかと、ちょっと軽い宴会でも始めそうなお誘いをうけつつ、まずは、カップラーメンでも食べてからと思い、自販機のラインアップを確認していたところで、ある一点に釘付けとなったのでした。
それは、そばとうどんの自販機でした。
黄色っぽいおもちゃのようなプラスチックのお椀に、麺とかき揚げと濃いめのおつゆ、25秒のノスタルジックなデジタルのカウントダウン、調理が終わると、チンという音と共に完成するインスタントおそば&うどん。
・・・あれ、何で泣きそうになっているんだろう。
睡眠不足と懐かしさのあまり、おかしなテンションになっています。とりあえず、この感動をまずは写真に撮っ・・・って、携帯電池が切れてるじゃないですか。
とまぁ、後々会社でこの感動を同僚に伝えたのですが、写真もないし、そもそもそんなものを知っている人が誰も居なかったために、またノスタルジックだかマニアックだか分からないような話が始まったよと・・・生暖かい目を向けられたのでしたが、自分にとっては、今は無き懐かしい子供時代の昭和遺産として、思い出の片隅に残されたものなのでした。
カップラーメン全盛期のこのご時世に、まさか、ハイテクなようでいて、そうでないまさに職人のような機械が稼働しているとは、なんとも嬉しい出合いでした。
と、この記事を書いている際に「オートパーラーまんぷく」を検索したところ・・・ただの忘れられたマイナースポットかと思いきや、何でしょう、この愛され具合・・・。
ここだけでなく、まだ少ないながらいくつか残存しているようですので、まだ、実物を見たことがない方は、一度本物をご覧いただき、何故これほどまでに惹かれるのか感じて頂きたいところです。
皆さんの思い出にあったか分かりませんが、とにかくまずは、「オートパーラーまんぷく」で検索!!
オートパーラーまんぷく
埼玉県久喜市栗橋東4-19-11









いやそれより、
久しぶりの猫さんの寝過ごし武勇伝
最近、この手のレポが無く寂しく?思っていました
次は U+2022 U+2022 U+2022 もう暫く無いかな
そういえば、パーラーという単語、使いませんね。
資生堂かタカノか位ですかね。
しかし、親方さんの懐かしいがどの辺りまでかかっているのか、気になります。
次回更新は、ご要望か話題があればでしょうか。頑張ります。
独特のリズムと笑いが…蘇ってきましたね
うまいわ、笑っちゃうわ、 さすがやわ~
うどんの画像がみたくて探しましたよ。
きっとヨレヨレの疲れ切った体と心に沁みたことでしょう。
よかった よかった
ご無沙汰してます。
この機械、食う寝るさん好みだと思いますので、
近くにあったら行かれるのではありませんか?
レポばかりでは、ちょっと真面目過ぎてしまいますから、
たまには、こういったのもいいですかね。
まぁ、写真アップが無いので楽なので…。
今日は、ちゃんと座らずに帰ります(笑)。
で、うどん食べた後どうなったの。
そこのお店ってきゃしゃな丸椅子しかなさそうだし、授業中居眠り体制で寝たの?
酔ってなくても寝過ごしって相当お疲れじゃないですか。
お身体おいたわりくださいね。
胸がきゅっとしめつけられるお話ですね~
昔、亡き父が新聞店を営んでおり、幼い私をつれて深夜の仕事を終えたあと、「おなか空いたろ。なにか食べるか。」と誰もいないゲームセンターに連れて行かれ、たくさんのゲーム機のデモンストレーションの音が騒がしくも寂しく鳴り響くなか、頬を真っ赤にしながら自販機のうどんをすする私の様子を、父はどこか満足気に見つめていました。
すみません、ちょっと嘘です(笑)カップラーメン大好きなので!でもそのお店の雰囲気、よくわかりますし、好きですね~!
生姜ねぇ・・・から(笑)
どうしたのかと心配していましたがお変わりなく安心しました。って、文面が!ですが。。。
また再開で嬉しいです(^^♪
旅レポもいいですが、こんなネタも帰ってきたヨッパライ・・じゃなくて、かいねこさんらしくて私も泣いてしまいそう(^^ゞ
このまま終わってしまうのか?って思いましたよ^^;
って、その機機械その機械、なんか応援したくなりましたよ~。
かいねこさんもね。