To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

SP 野望篇

2010-11-10 23:59:22 | 映画(劇場)
一昨日 SP 野望篇 を観てきました。



テレビドラマは楽しみで楽しみで、深夜にもかかわらず毎週欠かさずに見ていました

仕方がないだろ。大義のためだ・・・
最終回の思わせぶりな尾形総一郎(堤真一)のセリフ。いやがおうでも、続編を期待するじゃないですか

ところが、なんと続きは映画・・・ しかも「2部作」って、どういうことよ!!
その手法はズルいよなぁー でも、テレビでやらないのなら見に行くしかない。

うわぁ~懐かしいな、四係の面々 テーマ曲を耳にするだけでワクワクしてくる。

冒頭から、岡田くんのアクション全開
何台もの自動車を飛び越えたり、クラッシュする車の間を間一髪ですり抜けての追走。
トゥーランドットをBGMに、走行中のトラックの荷台での格闘。
アイドルにここまでやらせていいの?! 思わず心配になる。

井上薫(岡田准一)の危機察知能力とでもいうのかな、ほとんど超能力レベルにまで進化していた。
でも、その分スゴく辛そうで、この先どうなっちゃうんだろう。
テロリストのターゲットも、警護対象の要人ではなくて井上になってるし。

井上と尾形の今後の関係、尾形の過去、尾形の真の目的とは、革命を起こして日本をどう変えたいのだろう?
結局政治家に利用されて、失敗したら“トカゲのしっぽ切り”的に処分されて終わりだったりして。
あれこれと気になるところです。

テレビドラマではテロリストとSPの対決が主でしたが、映画では対決の構造が複雑なものになっていました。
テロの実行犯は雇われ者に過ぎなくて、彼らを操っている黒幕は体制側にいる。
権力闘争の道具にSPが利用されるんじゃ堪らないな。
そんな中で自分の命を盾にして、要人を守り抜くSPの姿は崇高に思え、悲壮感さえ漂います。

所詮テロの脅威は日本国内では絵空事と思いながら期待もせずに見始めたドラマでしたが、
緊迫感あふれる展開にすっかりハマってしまいました。

「革命篇」 2011年3月12日公開
話を広げるだけ広げて、こんな終わり方か・・・ 岡田くんのアクションは凄かったけどね・・・
なんてことにならないように! 期待して待ちます。