梅を愛でる （池上梅園にて）

雲ひとつない青空、うららかな陽気に誘われて、梅を観に出掛けました。

　池上梅園
　
　東京都大田区立の庭園です。
　敷地はさほど広くはありませんが、
　区の花である梅が約370本あるとの
　ことです。
　通りの角を曲がった瞬間、
　いきなり色とりどりの満開の梅の花が
　目に飛び込んできて、その艶やかさに
　驚かされました。


万葉の昔は、花と言えば桜よりも梅。
丘の斜面に植えられた梅たちが、
春の陽射しを正面から浴びて
今を盛りに咲き誇っている様子は
実に壮観でした。

いにしえの麻呂人は、毎年このような
美しい光景を楽しんでいたのかしら。

斜面の散策路を上って行く途中で↓

　すぐ脇には、京浜第二国道。
　これが現在の梅観ですね。

　私は花粉症がひどくならないように
　マスクを着用した無粋な姿です。
　ふくいくたる梅の香りに浸りたいのに
　今の時期は外出も儘なりません。

　本当に 数多くのカメラマン の姿が
　見受けられます。

今日は友達に一眼レフデジカメを借してもらって、撮影に初挑戦です。
コニカミノルタ αスウィート デジタル。
ほとんどブッツケ本番での撮影でしたから、あれっあれれぇ・・・・・・みたいな状態で一日が終わってしまいました。
でもこのシャッター音を聞いていると、「撮っているんだぞぉー」という実感と充実感が込み上げてきます。
・・・ほっ、欲しいyooooo　







マクロレンズで覗いているとゴツゴツとした幹とは対照的に、
花びらや雌しべ・雄しべの繊細さが際立って見えます。
　　　

閉園は16時30分と早めです。
まだ十分明るくて楽しめるのに、警備員に急き立てられて外へ。
見事なまでの時間厳守、最後の一人が出た瞬間に門が閉められました。