To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

白夜行 #2

2006-01-20 17:16:31 | テレビドラマ

 原作とは、やはり違ってきています。
 二人の主役の行動に
 正当性を持たせたいのでしょうか?
 
 亮司と雪穂はイイ子に、
 周りの人間は悪人に描き過ぎている
 ような気がします。
 同情や共感を呼びたいのかな。
 
 小説の映像化は難しいものですね。


この小説の中では、主人公ふたりの内面はほとんど描かれていません。

お互いにどんな気持ちを抱いていたのか、私たちは二人の行動で推し量るしかありません。
二人が顔を合わせたり、話をしたり、連絡を取り合ったりする場面は無かったですよね。
一緒に登場するのは最後の一瞬だけ。

だからこそ余計に読者は勝手にイメージを作り上げています。
ドラマには、かなり違和感があります。

特に、雪穂!!
泣き叫んだりして感情を剥き出しにするのは、、違うよなぁー
爪を噛むクセも子供じみていますし・・・

子役の福田麻由子ちゃんの方が、雪穂らしかったような気がします。
キリッと凛々しい感じ、目には暗い輝きがあり、妙に大人びていて。
役作り、難しくなかったのかしら?

セカチューコンビが嫌いな訳ではありません。
あのドラマは毎週楽しみに観ていて、気持ちよく泣けたし。

原作とは別物・・・と思って見ないといけませんね。

「ロッキー」だった映画が「タイタニック」になっていたのには笑いました。
高校生の男の子が一人で観に行きたいような映画じゃないし。
・・・しかも亮司、自分で渡してる、、マズイじゃん!