衣文化ならぬ異文化?!
短大で「日本の衣文化と着付け講座」
を担当して数年がたちます。
教えていると、何気ないときに
世代の差を感じることがしばしばあります。
たとえば・・・
「肌襦袢を持っていない人は、スリップでもいいから」
と言うと、
「スリップ」が通じません。
(さすがに古すぎました)
そう、「キャミソール」ですよね。
半襟付けは、これまた一苦労です。
学生は針と糸を持つのは小学校以来。
玉結びや玉止めができない子も多い。
まち針を自分に向かって打つのも平気です。
片付けるとき、
「腰紐は五角形にたたんで、しわをのばしてね」
というと、
「え~!わかんな~い!できな~い!」
と、もうパニック!
何度もやってみせて、説明してもなかなかできない子も。
「え?鉢巻きしたことないの?たたんだことない?」
と、私は驚きを隠せません。
だって、私の中学校時代は、
クラスごとに指定された色の鉢巻きがあり、
普段は五角形に折り畳んで持ち歩いていたものです。
別のクラスの好きな子と鉢巻き交換したりして、
色違いのものを楽しんでいましたっけ。
そんな私の淡い思い出なんぞ、どこふく風よ。
ああ、こんな狭い教室で、
すでに異文化体験。
短大で「日本の衣文化と着付け講座」
を担当して数年がたちます。
教えていると、何気ないときに
世代の差を感じることがしばしばあります。
たとえば・・・
「肌襦袢を持っていない人は、スリップでもいいから」
と言うと、
「スリップ」が通じません。
(さすがに古すぎました)
そう、「キャミソール」ですよね。
半襟付けは、これまた一苦労です。
学生は針と糸を持つのは小学校以来。
玉結びや玉止めができない子も多い。
まち針を自分に向かって打つのも平気です。
片付けるとき、
「腰紐は五角形にたたんで、しわをのばしてね」
というと、
「え~!わかんな~い!できな~い!」
と、もうパニック!
何度もやってみせて、説明してもなかなかできない子も。
「え?鉢巻きしたことないの?たたんだことない?」
と、私は驚きを隠せません。
だって、私の中学校時代は、
クラスごとに指定された色の鉢巻きがあり、
普段は五角形に折り畳んで持ち歩いていたものです。
別のクラスの好きな子と鉢巻き交換したりして、
色違いのものを楽しんでいましたっけ。
そんな私の淡い思い出なんぞ、どこふく風よ。
ああ、こんな狭い教室で、
すでに異文化体験。