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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「シャクルトンのパブ」

2010-05-17 12:45:59 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ご存知ですか?この名前。
 アイルランド出身の探検家で、1914年に南極大陸を目指して難破し、2年近くを費やして奇跡の生還した英雄です。

パブ、シャクルトンで食べたローストポークは、思い切りトラッドでよかったです。マッシュポテトとローストポテト両方ってのが欲ばりな感じでいいでしょ。すこうし、写真がぶれているのは許してね。店内ちょっと暗かったの。
 その英雄、なんとキルデア出身なんですよ。
 たまたまテレビでシャクルトンのドラマを観たことがありました。冒険ものはあまり得意でないくせに、大好きなケネス・ブラナーが主演だったこともあって、どっぷり最後まで観て、ずしんときた後、シャクルトンがアイルランド生まれと知りました。

 海の男ですから、ゴールウエイとかの出身ならいざ知らず、なぜに中部地方のキルデア生まれ??

 それも失礼ながら、思いっきりハンパなエリアのAthy近く。
 しかし、ここらへん、不思議なスポットなの。

 クリント・イーストウッドが立ち寄ったというパブがあったり(キツネ狩りの拠点になってる)、シェーカー教徒独自のユニークな家具をつくっている工房があるディープな場所で、ときおり立ち寄るのですが、そのつど「ああ!わたしの知らないアイルランドがまだまだ、たくさん!」と嬉しくなってしまいます。

 ほとんどゴーストタウンみたいな、しーんとした集落で、もちろんパブもあるんだけど、これもまた、外から見る限りしーんとしていて、まだ中に入ったことがありません。

 不思議な場所は、残しておきたい気もして。

 シャクルトンの名を冠したパブもあるんですよ。
 そこのパーキングでファーマーズマーケットが開かれてたときもあり、ときどき行っていたのですが、そのパブには入ったことがなく、去年の夏にようやくランチを食べてきました。

 シャクルトンは、アングロ・アイリッシュ。
 このあたりは、なぜか少しばかり土着のアイリッシュと異なる背景を持つ人のコミュニティです。

 なぜ?と、わたしに聞かないでね。まだまだ勉強中ですから。


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