富山 常願寺川

今回は夫婦旅行の名目で、富山に行ってきました。
たまには奥様のご機嫌も取らなければ、楽しい鮎釣りも行かせてもらえなくなっちゃうからね。本来ならルートは高速で富山まで行く予定だったんだけど、途中のサービスエリアで貰った地図を見ていたら、松本ＩＣから上高地を横目に見ながら
安房トンネルを抜けて富山に行くルートに変更してみた。初めてのコースだったんだけど、これはいいルートだね。信号も少ないし、高速経由に比べて距離も飛躍的に短縮されるし、なんたって有料道路料金が安くていい。浮いた費用で二人分の夕食代が浮いちゃった位だ。
さて自分としては本命の鮎釣りだが、金曜日の雷雨で神通川は釣り不可能との事、
それではと思い、常願寺川に行ったところ濁りは無し、釣り人も１０人位見えたんだ。河原に居た人にオトリ屋さんを尋ねた所、この辺にはないから神通川まで行かなくてはいけないとの事だ、オトリが居なければ始まらないもんね・・・また３０分かけてＵターンだ。また、嫁さんの暇つぶしのお菓子と雑誌購入でスーパー新鮮市場（富山に沢山有った）に立ち寄ったりで、結局、常願寺川戻ってきたのは午後の１時過ぎ。でも、さっき見た大勢の釣り人は何処かに行ってしまったらしく、
数人が釣りをしているだけの閑散とした状態になってしまっていた・・・さて釣れるのかな？
開始したのは２時過ぎだったと思う。とりあえず川をみるとやはりここのところの雨の影響なのか、垢付きは２分、水温に至っては冷やっとする位に冷たい水だよ。
こんな状態の時には、チャラで良く釣れる時があるんだ。そこで水深３０cm位のチャラにて開始したが反応無し、オトリを引き上げながら瀬肩の大石の裏に来たときに、目印が下流に流れたんだ。竿を立てると確かに掛っている、待望の１尾だ。でも小さい、１３cmかな？でも綺麗な鮎だね。背ビレが油ビレまで達していて、惚れぼれするような天然鮎だね（漁協も無い川だから、釣れる鮎は全部天然君だよ）
でも、オトリが変わってもその後も反応無し。場所移動して中トロにて再度養殖君に登場願うと、また１３cmの鮎だ。その鮎で再度泳がすと、またしても１３cm。こんなに小さいの？なんて思いながら今度は下流の瀬に移動。すると対岸左岸側の幅１ｍの流れの石がやけに光っているんだ、ここに放り込んで待っていると少し大きめの１５ｃｍ、その後この残り垢中心に数尾を取り、さらに下流の大石の脇に入れたところ本日１番の当りが有り、瀬で引っ張りっこしながら最大の１８ｃｍをＧｅｔだ。日本海の天然君の引きは違うね！ギュッ・ギューンと二段引きだったし、とにかく強い引きだったね。
結局、あっちこっちと残り垢を探しながら３時間の釣行で１２尾でした。でもこの条件で富山で釣りが出来たので、し・あ・わ・せ
夜は、富山の駅前の店で白エビのから揚げなどの、富山の海の幸を楽しんだんだ。
そこでたまたま隣の席になった女の子２人と盛り上がってしまったんだね、富山の美味しい処の話などを聞きながら飲む地酒の味は格別だったよ。友紀ちゃんとめぐみちゃんありがとうね来年も絶対行くから、その時は岩ガキの美味しい所を教えてね
そして、教えてもらった『コンビにで何気に売っている富山の地酒・立山』。安くて美味い、最高だよ。二本買って帰ったけど・・・失敗した、もっと買うべきだった
翌日、観光の帰りに常願寺川によってみたらバスで団体さんがやって来ていた。午前中で帰るみたいでみんな着替えていたが、たまたま近くにいたおばちゃんに釣果を聞いてみた、
『釣れました？』『釣れたよ！』『何匹？』『２０尾は釣れたよ！』笑顔であっさりと答えて来たんだ、確かに今日は晴天だし、水量も昨日より－２０cmだね。条件的には最高だよ。ちきしょう！来年はベスト状態の時に来るぞと密かに誓う『入れチョン』です
これが入れチョンが釣った時の川の状態

そして翌日、快晴で２０ｃｍ減水の常願寺川。コンクリートのブロックが完全に露出しています

そして富山の天然鮎