フレンズ オブ マーシー・ハンズ(旧イラク人医師シャキールさん支援グループ)

このプログは、イラク人医師シャキールさんを支援するグループの活動紹介や、シャキールさんの近況を報告するものです。

ヨルダンタイムズの記事「狙われる研究者」

2006-05-08 15:53:11 | Weblog
 今年の3月23日付のヨルダンタイムズにイラクの研究者が狙われていることを記した記事が載っていました。シャキールさんだけではなく、イラクの研究者がおかれている状況は日本語ではほとんど報道されていないため、ここに転載させていただきます。

 (石川雅也)

以下記事

ヨルダンタイムズ
2006.3.23(木)By Omar Al Ibadi ―バグダード

狙われる研究者、流出するイラクの頭脳
(訳:清末愛砂 久保田裕之)

 二月はじめ、爆薬を積んだ車による爆破テロの標的になったバグダード大学の化学の教授Sami Al Muthafar 氏は、彼の護衛数人が怪我を負ったものの、自身は無傷で生き残ることができた。しかし、多くの科学者や研究者が自分ほど幸運ではないことを、Muthafar氏は知っている。「教育者や科学者にあたるわけですから、彼・彼女たちをを失うことは大きな損失なのです」サダム・フセイン政権下で高等教育大臣も務めたMuthafar氏は語る。「この損失を補うのは、とてつもなく困難です」。イラクの大学講師連盟(the Association of University Lecturers)が先週の記者会見で語ったところによれば、2003年に始まったアメリカ主導のイラク侵攻の中で、約182人のイラクの教育者と研究者が虐殺され、85人の在職研究者(Senior Academics)が誘拐されるか命の危険にさらされ続けている。西欧社会の大学のキャンパスを活性化している学問の自由は、イラクの学識者の間では二の次である。現在のバグダードでは、生き残ることが目的となっている。一旦は爆弾テロや銃撃戦で生き残り誘拐から解放されれば、二度目の幸運に賭けようとするものは少ない。このことは、明日のイラクと国家の再建を担う専門家を育成するために不可欠な、優秀な知識人の頭脳流出を招いている。「教育者を標的とすることは、イラクの高等教育システムを破壊し、さらには教育レベルを引き下げることで社会の他の部門までも破壊することになります」と、バグダード大学の歯学教授 Mohammad Fahad氏は語る。

イラクを離れて
イラク人の多くは、学識者が標的になることで、医者や技術者、教育者、その他の専門職を担う人々が不足するようになるのではないかと恐れている。落胆を隠せなかったFahad氏も、イラクからの避難を考えている。イラクの大学講師連盟(the Association of University Lecturers)の報告によれば、ある講師が学生によって襲撃され脅迫されるという事件があったことを報告している。

「テロリストは教育者や研究者を狙うことで、私たちから知識を奪おうとしているのだと思います」

また、ある別のバグダード大学の別の教授(希望により匿名)は、学生との論争を避けるようになったと語っている。学生を落第させるためには並ならぬ勇気が必要になるという。

他方で学生側もまた、教育システムが崩壊しつつあることを感じ取り、彼らの将来に不安を抱いている。「教授が殺されることは、私たち学生にとっても重大な問題です」。大学生であるRyadh Jomaaさんは言う。「ある分野の専門家である教授が殺されても、代わりの教授を探すことは容易ではなく、その被害は学生が被ることになるのです」

「テロリストは教育者や研究者を狙うことで、私たちから知識を奪おうとしているのだと思います」。同じくバグダードにあるMustansiriya大学のコンピューター専攻の三年生、Qasim Abidさんは言う。

無法状態のただなかで、イラクでは、ひとりひとりの死に対して政治的対処や法的処罰を求める意識を維持することが容易ではなくなっている。

バグダード大学の地学教授でありイラクの大学講師連盟(the Association of University Lecturers)の長を務めるIsam Kadhem Al Rawi博士によれば、イラクの優れた知識人を排除しようという声は、国内と国外双方の勢力から聞こえてくる。この背後にあるのは、ある個人と特定の宗教や非宗教的党派を不可分一体とみる考え方、すなわち、ある政治的立場を押していると思われる個人を殺害することでその政治的立場の広がりを押しとどめられるという考え方であると、Rawi博士は分析する。「現在イラクで起こっているのは、まさに戦争犯罪です」と。

博士は、状況が好転しないならば、大学講師たちはストライキや座り込みなどによって抗議すると言う。しかし、イギリスのケンブリッジ大学やアメリカのハーバード大学ならば、このような行動も実を結ぶかもしれないが、イラクで知識人の虐殺を止めることが出来るかどうかは疑わしい。

Mustansiriya大学アラブ故郷学研究センター(Arab Homeland Study and Research Center)の所長を務めていたAbdul Latif Al Mayah 博士は、彼の家族の話によれば、2004年1月にアラビア語のテレビニュースチャンネルであるアルジャジーラに出演した翌日に殺された。職場に向かう途中に撃たれたが、その数は32回にも及んだという。博士の娘Hibaは父親の遺影の横に座って、「父の死は、組織化されたプロの仕業です」、「警官は、ある種の諜報機関に所属する者の活動のようだと言っていました」と述べた。

4月16日の出版記念会の報告

2006-05-08 15:37:06 | Weblog
 少し前になってしまいましたが、4月16日(日)にシャキールさん支援のための行事を行いました。当会の発起人の一人でもある清末愛砂が今年『パレスチナ 占領に非暴力で立ち向かう』を草の根出版会から出したこともあって、その出版記念会をかねて行いました。

 当日は25名の方が参加してくださいまして、清末さんの講演のあと、当会の活動趣旨や今年1月に行ったシャキールさんの講演の様子を放映いたしまして、無事終了いたしました。

 また、当日会場にてカンパをお願いいたしまして、24097円のカンパをいただきました。ご参加ならびにカンパをいただいた皆様、本当にありがとうございました。
(石川雅也)

 

発起人が加わりました。

2006-05-08 15:16:38 | Weblog
 ご無沙汰しております。いつの間にか連休も明けてしまい、長らく更新が滞ってしまいました。申し訳ございません。この間の近況をいくつかの記事に分けてご報告します。

 まず、発起人に何人かの方が加わりましたことをお伝えします。この間活動してきたことで、多くの人が発起人や賛同者になっていただけました。心強い人たちが発起人になっていただきまして、本当にありがとうございます。現在の当会の発起人は以下の通りです。


(あいうえお順)
 石川雅也(<日本-在日-韓国>ユースフォーラム・ジャパン共同代表)
 色平哲郎(佐久総合病院内科医)
 粕川道雄(京都外国語大学博士前期課程)
 菊地夏野(名古屋市立大学助教授)
 清末愛砂(アジア女性資料センター運営委員・大阪大学大学院助手)
 久保田裕之(大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程)
 倉橋耕平(関西大学大学院博士課程後期課程)
 志水紀代子(追手門大学教授)
 中村研(「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク事務局)
 橋本育(書籍編集者)
 備前陽子(シンガー・ソング・ライター)
 前野覚(フリーライター)
 山家悠平(京都大学大学院博士課程)
 米村恭子(市民)

                                                                 (5月27日現在)

(石川雅也)

清末愛砂『パレスチナ ~非暴力で占領に立ち向かう』出版記念講演会

2006-03-24 02:44:58 | Weblog
 今年1月、草の根出版会より『パレスチナ ~非暴力で占領に立ち向かう』を出版した清末愛砂さんの出版記念会を行います。新年度も始まりお忙しい中かとは思いますが、ぜひお近くの方はご参加ください。

 なお、この会はイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん支援のためのチャリティ企画として行っています。シャキールさんとその支援について下記に記させていただきますので、かれが置かれている状況へのご理解と、支援へのご協力も重ねてお願いいたします。


イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん支援のための
 清末愛砂『パレスチナ ~非暴力で占領に立ち向かう』出版記念講演会

 日時 4月16日(日) 14:30~16:30
 場所 COCOROOM(JR新今宮駅、地下鉄動物園前駅よりすぐ フェスティバルゲート4F;http://www.kanayo-net.com/cocoroom/index.html)
 参加費 1000円+ワンドリンク500円

<清末愛砂プロフィール>
 1972年大分県宇佐市生まれ。2000年末から20001年1月、占領下に置かれているパレスチナの人権団体や難民キャンプを訪問し、占領の実態を自分の目で学ぶ。2002年3月から4月、パレスチナの非暴力による抵抗運動「国際連帯運動」に初めて参加。2002年7月から11月まで、再び「国際連帯運動」の活動に参加し、ナーブルス近郊のバラータ難民キャンプに滞在しながら、同運動の外国人コーディネーターを務める。現在、大学で非常勤講師をする傍ら、アジア女性資料センター運営委員、非暴力平和隊・日本理事、NPO前夜運営委員などを務める。研究分野は、ジェンダー法学(とくに、人身売買禁止法政策)、女性に対する暴力、社会調査法、パレスチナ難民のオーラル・ヒストリー。イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん支援グループ発起人。

<イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんとは>
 1976年にバグダードに生まれる。経済制裁下のイラクで、高校・大学教育を受け、医師となる。イラク攻撃が始まる前は、バグダードの病院で臨床。2002年12月に留学のためにヨルダンに来るが、2003年3月にイラク攻撃が開始されたため、戦火のなかバグダードに戻り、負傷者の緊急治療に従事。同年8月にイラクで医師を続けると殺害するという死の脅迫を受け、ヨルダンに避難。現在、ヨルダンのアンマンで医師として働きながら、戦火や過酷な占領を逃れてヨルダンに渡ってくるイラク人の患者の治療にあたっている。同時に、イラクの医療NGO「Mercy Hands」の活動に関わっている。2006年初旬に日本に短期滞在し、東京、大阪、京都、兵庫でイラクの医療事情に関する講演を行った。


賛同者の皆様です(3月23日現在)。

2006-03-01 23:51:10 | Weblog
 はや3月になってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 これまで、シャキールさん支援に、多くのみなさまから賛同を名乗り出ていただきました。ほんとうにありがとうございます。ここに賛同された方のうち、お名前を公開可能とされた方を記させていただきます。

 (石川雅也)

阿部太郎さん (名古屋学院大学講師)
大森薫さん  (翻訳者)
賀来佳男さん (日本医科大学学生)
金朋央さん  (在日コリアン青年連合(KEY)) 
金城さつきさん(桜美林大学学生)
武内邦晴さん (昭和起重機労働組合)
坂口誠也さん (かたつむりの会)
田中入馬さん (桜美林大学学生)
寺尾光身さん (元理系教員)
冨田宏治さん (関西学院大学教員)
中川加代子さん(ベアテの会)
中原道子さん (「女性・戦争・人権」学会会員)
中村研さん  (「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク事務局員
新居弥生さん
花沢正純さん (年金生活者・元東海大学教授)
早坂紗知さん (ミュージシャン)
藤森浩実さん (病院職員)
細井明美さん
真木風樹さん (明治大学学生)
松原秀臣さん
松本亜季さん (辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動) 
森永雅世さん
山村晃一さん (NPO法人アジアヒューマンサポート)
山本かえ子さん(神戸YWCA夜回り準備会 神戸学院生)
吉野太郎さん (関西学院大学教員)



 

シャキールさんからのメッセージ

2006-02-24 22:09:21 | Weblog
 現在ヨルダンにいるモハメッド・ヌーリ・シャキールさんより、メッセージをいただきましたので、紹介したいと思います。

 
Dear friends,

I'm your friend from Iraq.My name is Mohemmed Noori Shaker. I work as a medical doctor.

My country Iraq has been suffering a lots from the war and economic sanctions.I'm looking forward to sharing the process of rebuilding the new Iraq , therefore, I need to continue my higher education in one of the Japanese medical universities to obtain a PHD.

Your help is very necessary for my study. Iraqi people always expect
support from friends in japan.

Thanks you very much on behalf of Iraqi people.

(抄訳)
親愛なる友人たちへ

 私はイラク出身のモハメッド・シャキールです。現在、医者として働いています。

 私の故郷は長期にわたる戦争や経済制裁によって苦しんでいます。そして、私は新しいイラク再建の過程を担う時を待ち望んでいます。そのために、日本の大学の医学部で博士号を取り、高等教育を続けることを必要としています。

 私はあなたがたの助けを非常に必要としています。そして、イラクの人たちは日本の友人からの助けをいつも待ち望んでいます。

 イラクの人々に代わり、感謝を申し上げます。


追記:このメッセージを送ってもらった後、イラクの情勢はさらに悪化してしまいました。シャキールさん(だけではないですが)の苦しみが一層深くなると思うと心痛に耐えない思いです。
(石川雅也)



ありがとうございます

2006-02-18 03:43:28 | Weblog
 このプログも立ち上げてまだ1週間もたっておらず、私たちのグループ自体も立ち上げのための打ち合わせを含めても1月もたっていないのですが、にもかかわらず多くの人が支援を申し出てくださいました。本当にありがとうございます。賛同者になっていただいた方や、賛同金の集まり状況は集計次第、逐次ご報告させていただきます。

 近日中にモハメッド・ヌーリー・シャキールさんからメッセージが送られてきますので、ご期待してお待ちくださいませ。

 なお、シャキールさんが各地で講演した様子は、毎日新聞2006年1月9日(茨木)や神戸新聞三田版2006年1月13日(関西学院大学三田キャンパス)などに紹介されています。そちらもご参照くださいいただくと幸いです。

 (石川雅也)

 


イラク人医師シャキールさん支援グループからの呼びかけ

2006-02-13 14:42:55 | Weblog
 「生命の危険にさらされているイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんへの寄付、および支援グループへの賛同のお願い」

 今年の1月1日から13日まで日本に滞在し、東京、大阪、京都、兵庫県の各地で医療の視点から見た経済制裁・戦争・占領下におけるイラクの人々の生活について熱心に講演をされたイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんの名前を覚えていらっしゃる方もいるかと思います(1月9日の毎日新聞大阪本社大阪面や1月13日の神戸新聞の地域ニュース阪神・三田面などで紹介されました)。モハメッドさん(29歳)は1991年の湾岸戦争以後、国連によってイラクに課せられた経済制裁下で医療を学び、医師になりました。2002年12月に当時のイラク政権から奨学金を受け、隣国のヨルダンの大学院に留学するために故国を離れましたが、2003年3月の米英軍によるイラクへの軍事攻撃の開始とともに奨学金が打ち切られ、勉学の継続を断念せざるを得なくなってしまいました。戦争の開始から数日後にヨルダンを離れ、いつミサイルが飛んでくるか分からない大攻撃の最中に、陸路でバグダートに向かいました。激しい攻撃にさらされているイラクでは、何よりも医者が必要とされると判断したからでした。イラクへの帰国後は、寝る暇を惜しんで次々と病院に担ぎ込まれる負傷者の手当てにあたってきました。また、赤新月社やイラクの医療NGOである「Mercy Hands」(マーシー・ハンズ)の活動にもボランティア医師として関わってきました。

 多国籍軍の占領下にあるイラクでは、攻撃が開始されてから現在にいたるまで、何者かによる大学の教員や医師を狙った誘拐や暗殺事件が多発してきました。モハメッドさん自身もイラクに戻ってから4ヵ月後の2003年8月に、口頭と文書による死の脅迫を受けたために、故郷を再び離れヨルダンに逃げざるを得なくなってしまったのです。彼の友人の医師やバグダード大学医学部の学長も、仕事に向かう途中やクリニックで働いていたときに、何者かに残酷にも殺害されてしまいました。

 モハメッドさんは日本での講演を終えた後にヨルダンに戻り、再び医師として働きながら、Mercy Handsの活動や戦火を逃れてヨルダンに渡ってくるイラク人の患者の治療に積極的にあたっています。しかしながら、2005年11月にヨルダンの首都アンマンのホテルで起きた同時爆破事件以降、ヨルダンにおけるイラク人を取り巻く滞在許可の取得・更新状況が変化しました。滞在許可の取得や更新が以前よりもはるかに難しいものとなったのです。モハメッドさん自身も滞在許可がいつキャンセルされるか分からないという、非常に不安定な状況におかれています。滞在許可がキャンセルされ、あるいは更新ができなくなった場合、彼は必然的に死の脅迫が待っているイラクに戻らざるを得なくなるのです。すでに200名以上の医師が暗殺されており、すでに彼自身も脅迫を受けているという過酷な状況を考えると、イラクに戻るというのは死を選択するのと等しいものだと思います。

 日本での講演や個人的な交流を通して、上記の深刻な状況からモハメッドさんをなんとか救うことができないかと考えた彼の友人である私たち-その多くは関西に在住しています-は、彼が滞在許可のキャンセルを恐れながらヨルダンに不安定な状態で滞在するのではなく、日本の医学部の大学院で学びながら、医療NGOの活動を続ける方法がないものかと悩みました。彼自身も日本の大学院で血液や腫瘍の研究を行いたいという強い意志を有しています。私費で日本に留学する財政的余裕がまったくないことから、日本政府の奨学金の可能性についても考えましたが、イラク国籍である以上、ヨルダンの日本大使館では申請することができないという障壁にぶつかりました。そこで、私たちは奨学金に代わるものとして、「イラク人医師シャキールさん支援グループ」を立ち上げ、彼の日本への渡航費、検定料(研究生および博士課程)、医学部の入学金(研究生および博士課程)、学費(研究生9ヵ月分)、健康保険代、生活費の一部(とりあえずは最初の9ヵ月分。その後は各種の奨学金を申請する方向で活動をすすめる)などを彼の活動に賛同する方々から、集めることができないものかと思い立ちました。すでに関西の大学の医学部の関係者に連絡を取りながら、受け入れ先の大学を探す活動を開始しています。

 厳しい状況におかれているイラク人医師は、モハメッドさんだけではありません。支援を必要としている医師はたくさんいますが、私たちはまずモハメッドさんの支援から始め、将来的には他の医師や医療NGOの活動の支援にあたっていきたいと考えています。第一次締め切りは、モハメッドさんが来日を希望している今年の6月末に設定しています。また第一次締め切りの目標額は、上記の必要経費をカバーする最低額である120万円です。集まった寄付の使途の内訳や支援グループの活動に関しては、発行予定のニューズ・レターにてご報告いたします。モハメッドさんが来日した折には、再び各地で講演会を開催する予定です。モハメッドさんのこれまでの活動や現在、彼自身がおかれている状況へのご理解と、「イラク人医師シャキールさん支援グループ」の活動へのご寄付・ご賛同をお願いいたします。

2006年2月10日 
「イラク人医師シャキールさん支援グループ」発起人(あ順)
 石川雅也(<日本-在日-韓国>ユースフォーラム・ジャパン事務局長)
 粕川道雄(京都外国語大学博士前期課程)
 清末愛砂(アジア女性資料センター運営委員・大学非常勤講師)
 久保田裕之(大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程)
 橋本育(書籍編集者)
 前野覚(フリーライター)

<連絡先>
メール:iraqimd2006@yahoo.co.jp

<寄付金の振込み先>
郵便振替口座: 00910-4-279360
口座名称: イラク人医師シャキールさん支援グループ


イラク人医師シャキールさんを支援するプログ

2006-02-13 14:37:47 | Weblog
 このたび、イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんを支援するグループのプログを作成いたしました。

 シャキールさんのことや、私たち支援グループのことは呼びかけ文に詳細を記しておりますので、そちらをご参照いただければ幸いです。

 ここでは、シャキールさんの近況や私たちの活動を逐次報告していきたいと思います。

 私たちの支援は、イラクの現状を考えるとほんとうに些細なものでしかありませんが、皆様のご理解とご支援を心よりお待ちしております。

 現在、私たちの活動への賛同人を募集しております。呼びかけ文を読まれて賛同者になってくださる方は、iraqimd2006@yahoo.co.jpに
 
 お名前(公開の可否)
 肩書き(希望者のみ。公開の可否)
 連絡先(メールアドレスや住所:希望者のみ 非公開)

 を送ってください。賛同金は一口5000円からお願いいたします(もちろん、1/10からでも結構です)。

 なお、お伺いいたしました個人情報は、公開を可とされた項目以外、当支援グループ以外には決して他人に渡すことはございません。また、当支援グループ以外には利用することはないことを明記しておきます。
 
(石川雅也)