☆カンボジア 2016/10/22~10/27
成田出発からの上海、カンボジアでの活動、そして成田到着までの顛末は、他の仲間の投稿に任せるとして、オイラはカンボジアの都市部と地方のこれからについて、徒然なるままに書いてみようと思います。
※ここからは、私の独断と偏見と憶測が入り混じっていますので、間違い等がありましたら、コメントでご指摘くださると幸いです。
まずは、地方と都市部の所見
◯地方(ガイド:ラッターさんの故郷)
都市部においてもそうですが、率直に言って、思ったほど田舎だな、発展途上だなとは思いませんでした。
もしかするともっと酷いところ、例えば物乞いが至るところにいる、不衛生、食べるものが何もない等があったかもしれませんが、少なくとも今回連れて行っていただいたところは、総じて快適に過ごすことができました。
それなりに水もある、思ったほど虫がいない、夜はそんなに暑くない、これだけでもオイラには十分快適です。
ただ、乾季を体験していないので、乾季を是非体験してみたいです。
まあ、お客様扱いで、かなり気を使っていただいたかもしれないだけですけど...。
◯都市部(シェムリアップ都市部)
都市部のあの交通量の中で車の運転はしたくない、特に、夜の運転は...。
それはそれとして、通り沿いにある市場には食料や物資は豊富であるし、コンビニもあれば、シェムリアップで大きいであろうスーパーにも中国産の高級フルーツやフランス産のワインなど、それなりのものが手に入るので、金さえあれば不自由はしないであろうと思います。
細かいことを挙げれば、目抜き通りを一本外れたら舗装されてないデコボコ道路に水たまりで歩きづらいとか、観光客らしきオイラが歩いているだけで客引きがわんさか湧いてきてちょ~ウゼーとか、電気が暗いので夜過ごしづらいとかいろいろありますが、そんなことは差し引いても、不便は感じませんでした。
◯都市部と地方の経済格差
都市部と地方の経済格差は日本でも問題になっていますが、カンボジアでもそれは問題になっているのでしょうか?
もし格差が問題だとしてそれを解消するには、地方に義務教育を行き渡らせ、そこで培われた人的資本(次男三男)を都市部へ送り、稼いだ金を地方に還元するという感じ。でも、国として全く余裕がないんだよな~。代わりにラッターさんのように私財を投じて学校を建て、先生を呼び、地域の教育を一手に担わせるという何とも他力本願な感じ。
地方の主な産業は農業であることは間違いない。教育が浸透するに従って都市部と地方の経済格差は広がることはしようがないとして、その穴を埋めるべく農を業(特にお米)とするために、土地改良や護岸工事のインフラ整備、人糞や牛糞堆肥に代わる化学肥料の投入、少人数で作業できるように更なる農業機械(コンバイン等)を導入し効率化を図り、やがて大規模経営化していく。それでもやはり、経済格差は縮まらないのだが...。
農業においてカンボジアもこのような道を歩むかどうかは分かりませんが、私の思う農の基本は家であり、自給自足で出来た作物が余ったら売るが原点であり、土の循環を考慮すれば牛をパートナーとする風景が時代とともに消えていくことになるとすれば、それは何とも寂しいなあ。
その一方でもう一つの核として観光が挙げられるであろう。
この話はまた別の機会に書くことにしますが、一点だけ残念だったことは、客引きと押売りの多さ。これが醍醐味だと言われればそうなのかもしれないけれど、私としては減点対象です。
まだまだ書き足りませんが概ねそんなことを考えながらシェムリアップを中心にしたカンボジアを見てきました。
今までグダグダ書いてきましたが、一言で言えば、
「カンボジア、最高!!!」
最後に、
等くん、こんな箸にも棒にもかからないオイラを誘ってくれてありがとう。役に立てたかどうか分かりませんが、また誘ってくれると嬉しいです。
杉本さん、ライブと車の運転お疲れ様でした。いつかお邪魔にならない程度に杉本農場に遊びに伺いたいと思いますので、その際はよろしくお願いします。
優馬、道中言葉の関係それ以外にも大変頼もしく、こんなおっちゃんの世話を焼いてくれたこと、誠に感謝しています。将来おとーちゃんみたいにいろいろな所に首を突っ込むことはいいですが、その時はおかあちゃんみたいな人を見つけてからにしてください。
そして、ラッターさん、ツアーでは体験できない貴重な遺跡等にご案内いただき、誠にありがとうございました。日本人は欧米人に比べて(実際危険ではないが)危険な場所に行きたがるとのお話しがありましたが、それは日本人が戦争内乱を自分のことと感じてないからではと思います。これからもわがままな日本人に安全なカンボジアをガイドしていってください。
ありがとうございました!!
PS.
カンボジアから帰って早々風邪を引きました。
今も引きずっています。
寒いです。
明けない夜はない。みんなに平等に朝が来る。