ジュンペイブログ

2010年、職業訓練を経て転職したばかりだった当時26歳の俺が、
何となく始めた自己満足ブログ。

金沢城公園とひがし茶屋街と長町武家屋敷跡

2015-12-23 23:42:18 | 旅行
小学生の時以来に金沢を観光していた俺は、
退屈だった思い出がある兼六園がまぁまぁ楽しめたので、
隣の金沢城公園も見ることにしました。

兼六園の桂坂口を出てすぐに重要文化財の石川門がありました。

石川門から入ると三の丸広場が。



復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が見えました。

復元された橋爪門から二の丸広場へ。



復元された建物は、
俺が小学生の時にはまだありませんでした。

中も見学。



石を落して石垣をよじ登ってくる敵を退ける為の出窓がありました。

日本に古くから伝わる木造軸組みの工法が使われているとのこと。



復元された建物のおかげでこちらもまぁまぁ楽しめたな~。

橋爪門続櫓からの眺め。



金沢城は前田利家を祖として14代続いた加賀百万石前田家の居城でした。

今年完成したばかりの玉泉院丸庭園。



金沢城公園を出た後は、
バスに乗ってひがし茶屋街へ向かいました。

金沢はバスでの移動が充実していました。

17時頃にひがし茶屋街に到着。



金沢三大茶屋街の中で最も規模が大きく、
ここでお土産を買うつもりでいたのだけど、
すでにお店は閉まり始めていて、
仕舞いには雨まで降り出してしまった!

あっという間に引くくらいの豪雨になり、
情緒を楽しむことすら出来なかった…。



午前中に買った傘を妙立寺に忘れてきていた俺は、
全く身動きが取れなくなってしまった!

しばらく待つも止む気配が無いので、
何も出来ないまま退散することに…。

結局、お土産はJR金沢駅の構内にある金沢百番街で購入。



夜になり、
東口の鼓門もライトアップされていました。

世界で最も美しい駅14選に選ばれているらしいが、
地元では評判が悪かったようだ。

再びバスで移動して、
香林坊の交差点の辺りからせせらぎ通りを歩きました。



目的は夕食のハントンライスでした。

夕食の前に、
この辺りに広がる長町武家屋敷跡も見ておきました。



雨は止んでくれていました。

江戸時代に加賀藩の上・中級武士が屋敷を構えた界隈で、
土塀と石畳の路地が続いていました。



濡れた石畳に風情があった!

せせらぎ通り沿いにある『洋食屋RYO』でハントンライス(1,600円)を注文。



金沢のご当地グルメの1つであるハントンライスは、
ケチャップライスに薄焼き卵と白身魚のフライをのせてタルタルソースがかかっている、
美味しくないはずが無いメニュー!

このお店ではチキンライスにふわとろの半熟卵、
白身魚のフライの他に大きなエビフライものっていて、
ケチャップとタルタルソースがかけられていました。

野菜のソテーも付いて中々のボリュームだったが、
夢中になって食べたので、
すぐに無くなってしまった!

この後はJR金沢駅に戻り、
普通列車に乗って福井のW会の家に帰りました。

福井とは違い、
金沢は石川県と北陸の玄関口としてのおもてなしの精神が感じられて良かった!

2日前は少し嫌いになりかけたけれど、
北陸も何だかんだ楽しかったな~。

金沢21世紀美術館と兼六園

2015-12-21 07:34:04 | 旅行
小学生の時以来に金沢を観光していた俺は、
退屈だった思い出がある兼六園を見ることにしました。

この日の午前中は小雨が降ったり止んだりしていたが、
妙立寺を出ると晴れ間が覗いていた!

片町の商業施設を抜けて、
兼六園のすぐ近くにある金沢21世紀美術館にも寄っておきました。



丸い形をした建物には入口が4ヶ所あり、
無料の交流ゾーンを観ながら兼六園へ向かうことに。

体感型の作品が多い現代アートの美術館で、
俺が小学生の時にはまだありませんでした。

水の上と下から眺めて楽しむ「スイミング・プール」。



下は有料の展覧会ゾーンになっていました。

屋外にも作品が展示されていて、
兼六園側の入口には「カラー・アクティヴィティ・ハウス」がありました。



中から色を重ねて違った雰囲気の景色を楽しむ作品でした。

あまり新鮮味は感じられなかった…。

兼六園には真弓坂口から入りました。



日本三名園の1つに数えられる廻遊式の庭園で、
加賀歴代藩主が約180年かけて完成させたのだとか。

真弓坂口から入って最初に見えてくるのが、
造成当初の面影を残すという瓢池と翠滝。



兼六園の名前の由来になった六勝とは、
宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観のことを言い、
瓢池と翠滝は静寂と奥深さを持つ幽邃に当たるようだ。

蒼古に当たる黄門橋。



蒼古は古びた趣とのこと。

日本最古と言われている噴水。



自然の水圧で吹き上がっているらしい!

明るく開放的な宏大に当たる霞ヶ池。



北岸にはシンボルになっている徽軫灯籠がありました。

遠くまで見渡せる眺望に当たる眺望台の先には、
鶴の姿を見立てたという唐崎松が。



冬の雪吊りやライトアップも見てみたいな~。

人の手が加わっている人力に当たり、
11枚の石で雁が列を成して飛ぶ様子が表現されている雁行橋。



石が亀の甲羅に似ていることから亀甲橋とも呼ばれていて、
渡ると寿命が延びるという言い伝えがあるのだとか。

七福神になぞらえた自然の石が配置されている七福神山。



大人になったおかげでまぁまぁ楽しめたな~。

樹齢約200年の根上松。



わざと根を盛り上げる盆栽の手法が取り入れられているらしい。

池や滝などの水を指す水泉に当たる曲水と花見橋。



この後は桂坂口から出て、
隣の金沢城公園へ向かいました。

福井散歩と金沢観光

2015-12-16 23:30:20 | 旅行
9月1日は金沢を観光してきました。

この日は一人で行動することにして、
早めに金沢に着くようにW会の家を出発。

一応、福井の中心部も見ておきたかったので、
JRで金沢へ向かう前に少しだけ散歩することに。

JR福井駅の西口から歩いてすぐの福井城址には、
福井県庁と福井県警察本部が建っていて、
裏の天守台に福の井がありました。



この井戸跡が福井の地名の由来になったのだとか。

オフィスビルが並ぶフェニックス通り。



市電が走り、
繁華街の片町もこの辺りでした。

福井の中心部を流れる足羽川。



春になると桜が美しいらしい。

福井であまり時間を使いたくないので、
柴田勝家の居城があったという北の庄城址はスルー。

JR福井駅に戻り、
特急のサンダーバードに乗って移動。



この日もぐずついた天気で、
午前中は曇っていました。

1時間弱で金沢に到着!



まずは13時に見学の予約をしていた妙立寺を目指すことにしました。

JR金沢駅の東口を出てしばらく歩いて行くと、
金沢市民の台所になっている近江町市場がありました。



海鮮丼に興味が無かった俺は、
コロッケを買って食べ歩き。

ここで金沢のご当地グルメの1つである金沢カレーを食べることにして、
『カレーのチャンピオン』の近江町店でサービスタイムのLカツカレー M(690円)を注文。



ドロッとしたルーが意外とマイルドな辛さで美味しかったな~。

百万石通りを歩いてデパートやビルが並ぶ香林坊の近くまで来ると、
ステンドグラスがはめ込まれた珍しい神門がシンボルになっている尾山神社が。



前田利家と妻のまつを祀った神社で、
境内の庭園が落ち着いた雰囲気で良かった!

2日前にも来た繁華街の片町。



俺は金沢を観光するのは小学生の時以来で、
当時は親戚が住んでいました。

犀川大橋を渡り、
にし茶屋街を見ておきました。



金沢三大茶屋街の1つなのだが、
ここは素通りしました。

妙立寺はにし茶屋街の近くにありました。



この辺りは寺院が多かった!

加賀三代藩主の前田利常が建立したという妙立寺は、
徳川幕府から金沢城を守る為の監視所としての役割を持ち、
堂内は迷路のようになっていて至る所に敵を欺く仕掛けが隠されていました。



本堂の屋根には見張り台として使われていたガラス張りの望楼がありました。

仕掛けの多さから忍者寺と呼ばれているが、
忍者は関係無いとのこと。

事前に電話で予約をした時間に十数人のグループで回ることになり、
堂内の撮影は禁止だったけれど、
本当に面白く申込んで正解だった!

外からは2階建てに見えるが、
実際は4階建て7層の構造になっていて、
落とし穴になる賽銭箱、
侵入されると別棟への入口が隠れる二枚戸、
刀が振り回せないよう天井が低くなっている茶室、
引き戸でロックが掛かる隠し階段などがありました。

障子を張って明かりを取り込み、
外敵の足の影を見て槍などで攻撃をする為の明かり取り階段。



実際に敵に襲われることは無かったようだ。

この後は来た道を戻り、
小学生の時に退屈だった思い出がある兼六園へ向かいました。

福井県立恐竜博物館(後半)

2015-12-15 02:22:14 | 旅行
福井県立恐竜博物館に来た俺は、
1階の「恐竜の世界」で42体もの恐竜の骨格標本に大興奮!

2階に上がるスロープはホールを一周するようになっていて、
恐竜の骨格標本を上から眺めることが出来ました。

2階の「生命の歴史」では恐竜以外の古生物の化石などが展示されていました。



生物の進化の過程を追っていく構成になっていました。

恐竜が生きていた時代を中生代と言い、
三畳紀・ジュラ紀・白亜紀に分かれているが、
それよりも以前の古生代のペルム紀に生息していたというディメトロドン。



脊髄が伸びて形成されている背中の大きな帆が特徴。

白亜紀後期の海に生息していたエラスモサウルスやアーケロンなどの骨格標本。



巨大なウミガメのアーケロンが妙に怖かった!

最古の鳥類として有名な始祖鳥。



図鑑でよく見た印象的なポーズ!

恐竜が絶滅した後の新生代に出現した哺乳類の骨格標本もありました。



ウインタテリウムはサイに似ていてカッコ良かった!

こちらも中々見応えがあったな~。



マンモスの存在感!

常設展示が終わった後は、
3階で特別展「南アジアの恐竜時代」を観ました。

全長15.5メートルのプウィアンゴサウルスの全身骨格!



タイで発見された竜脚類と呼ばれる草食恐竜で、
白亜紀前期に生息していたらしい。

ヨロイ竜類のジェジャンゴサウルスとアンキロサウルス類。



この特別展は開館15周年記念とのことだったが、
もうそんなに経っていたのだな…。

17時で閉まるのかと思っていたら、
夏休み期間だったおかげで18時までゆっくりと観ることが出来た!

しかし、帰りのバスが無くなってしまい、
えちぜん鉄道の勝山駅まで約1時間かけて歩くことに…。



駅の方角から恐竜の足跡が続いていました。

和紙製のホワイトザウルス。



それにしても辺鄙な場所だよな~。

九頭竜川に架かる橋の手前に足跡の主が。



勝山永平寺線に乗って帰り、
仕事が終わったW会と合流。

JR福井駅の西口にも恐竜がいました。



福井県の恐竜推しが凄い!

夕食は福井のご当地グルメの1つである越前おろしそばにしました。



福井の繁華街も片町と言うようだ。

片町通り沿いにある『さのや』でおろし(500円)を注文。



大根おろしが入ったみぞれ状のダシをぶっかけて食べるようになっていて、
味は少し辛めでした。

全国で展開している焼き鳥チェーン店の『秋吉』も福井が発祥らしいので、
ホテルフジタ福井の中にある店舗で食べておきました。



『秋吉』は北海道に店舗が無いので、
俺は初めて食べたのだが、
『串鳥』の足元にも及ばない印象だったな~。

福井県の観光スポットを代表する東尋坊・大本山永平寺・福井県立恐竜博物館の3ヶ所は、
どれも楽しめて本当に良かった!

それだけに公共の交通機関での移動が不便なのは勿体無いと思う。

福井県立恐竜博物館(前半)

2015-12-10 23:18:30 | 旅行
福井県の観光スポットを回っていた俺は、
またまた仕事中のW会に営業車で送ってもらい、
今回の旅行で一番楽しみにしていた福井県立恐竜博物館に来ました。

恐竜の化石の発掘量が日本一の勝山市にあり、
黒川紀章が設計したドーム型の建物が見えてくると、
それだけでテンションが上がった!

ここでも入口の前で降ろしてもらって一人で見学することに。



JR福井駅でも見かけていた恐竜博士が出迎えてくれました。

俺は特別展と合わせて1,200円のチケットを購入。



まずはエスカレーターで地下に下りて、
展示を観ながら3階に上がってくる構造になっていました。

1階の「恐竜の世界」で最初に目に飛び込んでくるのが、
滑らかに動くティラノサウルスのロボット!



恐竜が大好きだった小学生時代の俺に見せてやりたい…。

あの頃から20年近くが経った俺は、
2年前にここでキョウリュウジャーがダンスしていたのを真っ先に思い出す、
残念な大人になっていました。

そして、先には42体もの恐竜の骨格標本が!



その規模の大きさや資料の多さなどから、
世界三大恐竜博物館の1つに数えられているらしい。

躍動感があるティラノサウルスの骨格標本。



帰ってから観た『ジュラシック・ワールド』でもティラノサウルスはカッコ良かったな~。

しかし、改めて実物大を見ると、
同じ時代に生まれなくて本当に良かったと思う…。



とは言いつつも、
お土産にティラノサウルスの頭部の化石の1/10レプリカを購入!

9割以上が実物化石のカマラサウルス。



大き過ぎて全身が写せなかった!

ジュラ紀の中国四川省を再現した実物大のジオラマ。



こちらの恐竜も動いたり吠えたりしていました。

エドモントサウルスやサウロロフスなどの鳥脚類と呼ばれる草食恐竜の骨格標本。



アヒルのようなくちばしが可愛い。

プロトケラトプスなどの角竜類と呼ばれる草食恐竜の骨格標本。



奥には堅頭竜類のパキケファロサウルスや剣竜類のトゥオジャンゴサウルスの骨格標本も。

1989年に福井県勝山市で発掘されたフクイサウルスの骨格標本。



お土産にフクイサウルスの全身骨格を再現した限定販売の3Dペーパーパズルを購入!

同じく福井県勝山市で発掘されたフクイラプトルの骨格標本。



同じくフクイラプトルの全身骨格を再現した限定販売の3Dペーパーパズルは、
元気が無かった同僚にあげたらかなり喜んでもらえました。

リアルに動くフクイラプトルのロボット!



陸と海の堆積物・化石や岩石・鉱物などを展示している「地球の科学」はスルー。

この後は2階に上がって「生命の歴史」を観ることにしました。