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「新世界・といろ」立体変形看板の世界 【といろ(十色)シリーズ】

2021-10-26 11:03:30 | といろ(十色)シリーズ

類をみない立体看板。

大阪 新世界を訪れた人ならこの看板を見て驚く人は多いはず。

この一角が「新世界」といわれ国内外から人気を博する街になっている。

ニューヨークや香港など華やかな屋外広告が彩る都市は多いが、

これだけ立体看板が集まるのは世界でも珍しい。

 

 

もとは、食とエンターテイメントの街 道頓堀がこの立体看板で賑わいを見せた街。

江戸時代から人形浄瑠璃や歌舞伎、芝居小屋などが集まり、

そして大正から昭和にかけてジャズや漫才の聖地として発展してきた。

そのため劇場や飲食店が多く、人の集まる地域としてそれぞれの店が

競うかのように面白くて斬新な大阪らしいド派手な立体看板を飾るようになった。

 

新世界では明治期に内国勧業博覧会が開催され、通天閣や遊園地が開業。

それに併せ映画館や見せ物小屋ができ、道頓堀と同様に賑わいの街に。

老舗ふぐ料理店「づぼらや」発祥の地もここ新世界。

本店のフグの看板は「わかりやすく、面白く」を尊ぶ大阪人の心をつかみ、

新世界のシンボルになったが、残念ながら道路法に基づく大阪市の道路占用許可基準から

「違法看板」ということで撤去された。

ただ、昨年6月、大阪の松井一郎市長は「大阪の名物看板なので安全性を担保できるなら、

残せる形を考えていきたい」と大阪のシンボルの存続を匂わせた。

 

新世界は、道頓堀と同様にむかしからの「大阪の顔」。

時代が変わっても大阪の誇りとしていつまでも賑わいでほしいものである。

 

 


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