My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

冬の信州・安曇野で現代アート&蕎麦を食す。

2011-01-10 17:57:49 | アート・美術館
昨年の夏前からどうしても行きたかった美術館が有りました。
それは信州は小淵沢、八ヶ岳の麓にある中村キース・ヘリング美術館であります。

まあ春先にでもバイク・ツーリングを兼ねてと思っていたら、寒冷地美術館の特有?である冬期休館が有ることが判明しました。
この連休明けの11日から3月18日(金)まで休館日となります。

日曜は連休中でも天気が良い方と予報が出ていたので急遽日帰りの計画を練る事に。

折角の信州でキース・ヘリング以外に何と接するか?
ご存知この地域は中小の美術館が密集しております。今回は日・欧米を代表する現代アートの傑作に会うことにしました。
また外せないのが蕎麦であります。これも膨大な店舗があり余裕が有れば友人の藤村氏にレクチャーを受ける所ですがその余裕なく久しぶりに安曇野翁に向うことに決定します。

1月9日(日)…時々

事前にコース・シュミレーションして見ると約700kmを走る事になります。おそらく1000円高速の影響で渋滞の予想もして早めの出発です。
午前5時すぎに朝マックで朝食を済ませ、名神~東名・中央道を北上します。
<駒ケ岳SAより>

ちらほら雪が降っています。駒ケ岳も薄っすら雪化粧。
流石にバイク専用の駐車場ではバイクは一台も有りませんでした。

余裕が有り過ぎて中村キース・ヘリング美術館には開館(午前10時)前に到着。


開館直後にも関わらず既に6~7人の参観者が受付を受けています。

入館料は大人1000円(青手帳提示で800円)
もちろんこれ以降撮影禁止です。

館全体がユニークなデザインとフロア作りをしていますので是非HPを参照して下さい。

10時丁度から女性ガイドさんによる館内説明ツアーに参加します。

キース・ヘリングについては膨大な文献がネット上にも有りますのでここでは私的感想を。
POPアートの双璧アンディ・ウォーホルや横尾忠則がよく使った表現手段としてシルクスクリーンの作品がやはり魅力的です。
出て来るキャラクターや構成、ドット(これはエイズを象徴する病状を示すとされる)に単純な意味合いながら強烈に訴えかけてきます。
<無題>画像拝借


僭越ながら…
どれも強烈なインパクトを発していますが、どうも彼の作品は「平面的なインパクト」としか感じないのです。
若くして亡くなった事も起因するのでしょうが、画家としての見聞経験やインスパイアとの遭遇が乏しいのではないのでしょうか?
これは後ほど観覧する重鎮たちが高齢になっても現役で多彩で過激な経験や修行を積むことによる「重み」とか「奥行き」を感じるからです。

もし彼があと30年生きたら。家族を持ったら。東洋思想と融合したら。兵役に就いていたら。云々
やはり天分のある人ほど長生きする事が重要であると思います。短命という宿命はどうしようも無いのですが…。



次に向う美術館は車で10分もかからない所にある平山郁夫シルクロード美術館です。

平山郁夫画伯と言えば滋賀の佐川美術館で馴染みが有りますので、どんな展示があるか楽しみです。

企画展は栄光のペルシャ展

入館料は大人1200円(青手帳提示で何と無料!)

一階エントランスから最初の展示室に入るとコレクションの精緻で気品溢れるガンダーラ像などの展示で圧倒される。
<菩薩交脚像>画像拝借

この美術館の館長は平山夫人で、美術館の収集品は約9000点と言われています。

やはり大シルクロード・シリーズは圧巻です。
<展示室6>画像拝借

ここには印刷物では絶対伝わらない原画の発色や筆使いが見る者を圧倒します。
やはり美術館に足を運びましょうね。

展示規模的には佐川美術館の方が大きいが、画伯のバックボーンを知る上ではこちらの方が面白いだろう。
中でも一番驚いたのは未完の遺作でもある世界の都市シリーズの展示である。ここには画伯の表現方法が垣間見れます。



昼食は長野道・豊科ICから車で約15分の所にある安曇野翁で頂く事に。

午後1時すぎに入るも待つことなく入店出来ました。

シンプルなメニューです。


普段は余り注文しないおろしそばを頂きます。

まずはおろしを入れないつゆだけで3~4口頂きます。
麺の腰と冷たさ、鰹節やだしがほどよい風味のつゆとレベル高いス。
おろしを入れるとさらに麺のキレの良さが増幅するのが不思議。

安曇野の山々を見ながらの蕎麦もおつなものです。


蕎麦湯は少し濁りがありますがあっさり系。

蕎麦が出て来た時は少し量が足らないかと思えたが不思議と完食すると満足感が出ます。



最後に向うのは翁から10km位の所にある安曇野ジャンセン美術館です。


企画展は2009年の9月に旅立ったジャンセン夫人に捧げ、マダムが特に愛した作品やゆかりのある作品を紹介しています。

入館料は大人850円(青手帳提示で100円引き)

独特の画風が見る者を引き付けますね。
シンプルな構成と枯れた感じの風景画も印象深いですが、やはりバレリーナのコレクションでしょう。
<白のバレリーナ>画像拝借

画伯の描く女性は華奢です。フランス印象派のそれとはまったく正反対です。またモデルの顔を消してしまったり背中から描くことが極めて多いです。
きわどい描写でありながら猥雑感が感じられないのも特徴でしょう。

惜しむらくは展示がコンパクトと言うか満たされないものが残ります。
入館料が半分でも良いのでは。

復路は豊科ICから一路家路に就きます。
全走行距離:約706km、往路(自宅→安曇野ジャンセン美術館):約397km。


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愛車・BMW(84年式)R100RS改サイドカーのライディング考…その3・最終章

2011-01-08 15:03:40 | BMW R100RS改サイドカー
サイドカーの取り回し
HDサイドカーを乗ったことがないので比較しづらいのですが、車重(愛車)は軽いのでそれほど苦にはなりません。
現在、R100RS用に後進システムを装着することは困難だそうです。5MTギアを前進4・後進1に改造する方法や後輪にバック用モーターを取り付ける方法などがあったらしいのですが…

従って後進は100%人力となります。(つまり自分一人ですることになります)
高速道路の駐車場ではバイク駐輪場に停めることはなく乗用車と同じ仕方になりますが出来るだけ後進発車しなくていいように入り方を考えます。
<SAでの駐車>

コンビニや店舗前の駐車場では水はけを考えて店舗前が緩やかなスロープ(店舗側高い)になっている場合が多いので店舗前の車止めに頭から突っ込んでOKです。跨って出る時はギヤをNにするかクラッチを切ればスルスルを後進し始めます。あとはハンドルを切って方向転換します。
それでも勢いが付かない場合は降りて後ろに押しますがそれほど力はいらないはずです。

通常ほとんどUターンをする場面がありませんが、狭い道でいきなり右旋回で回り切れない場合はあらかじめ右側に寄っておいて左回りでUターンします。
最近ではUターンが必要な時は直ぐに実行せず緩やかな上り坂を探します。路肩が広ければ尚良いし、十字路でも良いのですが跨ったまま坂をクラッチを切って後進し、ハンドルを切って路肩にバイクの尻を向け道に対して90度回転させそしてUターンします。
<Uターン図>


ハンドルを左に一杯に切って側車をふわっと浮き上がらせてアクセルターンでUターンをされる方もおられますが私にはそんな腕も度胸もありません。(バイクにも余り良くない様です)
<片輪走行>画像拝借


愛車のサイドブレーキは購入当時には効きませんでした。走行中のサイドブレーキの引き摺りが怖いので対策してあるそうです。車検上サイドブレーキは必須です。
従って駐車ではギアをローに入れておきます。間違ってもNにして置いてはいけませんし、これはフェリーでも同じです。
坂の場合なら大き目の石やブロックを後輪に噛ますか、車止めにしっかり密着させます。
例えサイドブレーキが効いてもローギアでの駐車や車止めは習慣付けた方が良いと思われます。

駆動&ブレーキそしてサイドカーの挙動
サイドカーと言われる乗り物の奥が深い理由には本車側のみ後輪駆動(1輪駆動型)であることが大きいと思われます。今流行りのトライクのような2輪駆動型の乗り物とは全然別物だと思います。
<トライク>画像拝借


三輪それぞれが非対称で尚且つ異なる性格の動きや役割をすることが制御を難しくも楽しくしているのでしょう。
常識的な駆動(アクセル・オン)をかけると、駆動のかからない側車側に曲がっていきますね。
<アクセル・オン>


今度はエンジン・ブレーキ(アクセル・オフ)をかけると、側車側に惰性がついているので本車側に曲がろうとします。
<アクセル・オフ>


カー側のブレーキは本車側前ブレーキと連動していますので、ブレーキングは比較的安定しています。
もし側車側にブレーキを装着していないと本車側だけで前後ブレーキで停まろうとすると側車の惰性をもろに受けて右側にぶれて行きます。

上記の駆動&挙動特性からハンドル・ワークを考えると…。
素早い発進をしようとすると左側に行こうとするので、ハンドルを右に切るというよりハンドル左を進行方向に押し出す感じでフィックスさせます。
信号手前などで停止するためのアクセルを戻す(オフ)と右側に行こうとしますが、ほぼ直後にブレーキ操作をするので極端にハンドルで押さえ込むことはありません。

それでは緩やかなS字カーブを走行シュミレーションすると…
<S字カーブ>

コーナーリングのキッカケはアクセル・ワークで行います。「適切な進入スピード」と「コース取り」を常に頭に入れておきます。そしてコーナーリング中は出来るだけ前後ブレーキを使わないようにします。
また、体重移動は出来るだけ余裕を持って早めにしておきます。
緩やかなカーブであればMT5速でも問題ありませんが、タイトなワインディングになれば3速・4速、場合によっては2速もあります。

<R1鈴鹿峠>


かなりかっ飛ばしていますが、普段は大人しく走っております。

カーブ類はいずれにしてもスローイン・ファーストアウトを心がけることになります。
「適切な進入スピード」感と言うのは経験値でしか養うことができません。常に前方の「コース取り」を考えて積極的なコーナーリングをしないと思うように曲がることは出来ません。
緩やかなカーブでも集中力の切れた、気の緩んだ状態で突っ込むと曲がり切れず事故りそうになります。

<伊勢湾岸道路・名港トリトン>



最後に
サイドカーをコントロールする上で体重移動も大きな要素になります。
特に側車側(私の場合左側)に曲がる際には、二輪で言うハングオン状態を強いられます。従ってお尻や腰の移動が重要になり、嫌が上でも股関節に負担がかかります。
股関節を悪くしてサイドカーに載ったのですが、本当に性能を出すためには健常者に戻ってからと言う事になります。

パッセンジャーや重い荷物を側車に乗せる場合と空の場合も状況が異なります。安定して走行するには側車側を重くするとかなり改善されますが、機敏性がスポイルされるのでキャンプ・ツーリング以外は空の状態にしております。


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愛車・BMW(84年式)R100RS改サイドカーのライディング考…その2

2011-01-08 10:10:52 | BMW R100RS改サイドカー
細部を含めて車両の紹介をしましょう。
主な仕様
<車検証>

車体の形状:側車付オートバイ 型式:R100RS改 乗車定員:3人
車両重量:350kg 長さ:220cm 幅:164cm 高さ:129cm
前前軸重:140kg 後後軸重:210kg 総排気量:0.98L

※二本サスの最終型

<カー側>


<本車側>


<正面側>


<後方側>


コックピット
<メーター回り>

メーター・ランプ類の上部にあるのがETCアンテナ部と状態表示器。

<速度警告燈>

機能していません。

各部位について
<アールズフォーク>

本車側で一番特徴的なのがこの部分ではないでしょうか?
旧型BMW(R50、R60、R50S、R69Sなど1955年~1969年に作られたモデル)ではサイドカーの装着を前提にアールズフォークを採用していました。
いくつかのメリットが有ると言われていますが、私自身(つまりライダー)が余り見識が無いのでご容赦くださいね。
ホッピングの防止:コーナーでバンクしない分サスペンションに横荷重が掛かります。この時のサス機能が落ちないようにしています。
ハンドルを軽くする:前輪のトレールを小さくする事で操舵力を小さくする事ができます。R100RSはハンドル幅が狭くそれほど軽いとは言えませんが効果が有るのでしょう。
ハンドルシミーを抑える:ハンドルシミーとはステアリングハンドルの振れの事です。これを体験すると乗るのを躊躇するくらい怖いです。

<フロントブレーキ>

BREMBO製です。重い車重をコントロールしています。

<ステアリング・ダンバー>

ドイツ製で大変お高いステダンです。通常は汎用品がカウルから飛び出して装着(1本)されていますが、これはカウル内の狭い場所に2本装着されています。
シミー防止用として効果を発揮します。

<サイドブレーキ>

2008年の大改修まではただの飾りで、車検時に通すために効くようにしていました。現在はちゃんと効く様になっています。
後ブレーキの引きずり防止のためだと聞いています。フェリーで車両甲板に乗せる以外はほとんど使った事は有りません。
普段の駐車はローギアにするだけです。

<前タイヤ>

MICHELIN ラジアルタイヤ 135 SR 15
VWの持つポテンシャルをフルに発揮するスティールベルテッド ラジアルタイヤで、グリップ、耐久性は抜群です。(広告より)

<後タイヤ>

MICHELIN ラジアルタイヤ 125 SR 15
こちらはシトロエン2CV用で非常に入手が困難なタイヤです。
後輪部分はタイヤ幅に対して非常にタイトでこのタイヤしかはまりません。これから長く乗るためにもタイヤの確保が大変です。

<シングルシート>

純正デッドストックを本国で探してもらい、黒ベース赤白ラインに塗装してもらいました。
オリジナルのタンデムシートよりフィット感が有ります。

<クマガヤMKII>

いわゆるGTIIスタイルと言われるもので、太陸モータースが1975年に発表したOHTA BMW GTIIのデザインを模した物です。
どこにも無駄がなく完成されたデザインは秀逸だと思います。これを模す形で繁栄期では国内に10社以上のサイドカーメーカーあったそうです。

<側車の内部&シート>

シートは人工皮革に張り直して有ります。パッセンジャーの乗り心地は決して良い方ではないと思います。(未経験なので適切なコメント不可)
フロントカウルは手動でオープン、アイスボックスや炭、キャンプ道具などいっぱい入ります。

<トランク>

トランク・ラックには長尺モノを括り付けます。
トランク内部には電源強化のため並列にバッテリーを積み込んでいます。こちらには灯油やバイクカバー、ランタン、バケツ?などが入ります。

<側車タイヤ>

こちらはオールド・ミニクーパーにも使われるGOOD YEAR GT80です。
見えていませんが側車側にもディスクブレーキ(側輪ブレーキ)を装着しており本車前輪と連動させて有ります。
この側輪ブレーキはサイドカーの制動距離を縮める他に、コーナーリングに重要なファクターになります。

<キャブレター>

BMWの旧OHV車はBINGのキャブレターを使用していますが、このキャブが曲者らしいのですが私は一切さわる事はありません。
いたって調子は良いのですが小さなゴミが原因でガソリンが漏れることが有ります。対処はガソリンコックをOFFにして走りキャブ内のガソリンを空にすると改善します。

おまけ
<ワンセグアンテナ>

カーナビ(ゴリラ)のワンセグを走行中に視聴出来るように取り付けましたが、殆ど使うことはありません。

側車の位置
<左・右サイドカー>阿山ミーティングにて

愛車は左カー・右ハンドルでいわゆる左側車と言われるものです。周りを見るとサイドカーのベースには圧倒的にHDが多く右側車がほとんどです。
サイドカーとして正規ディーラー車を日本のクマガヤでセットアップしていますので、日本の道路事情に合わせて左側車にしていると思われます。
しかし古い資料を見るとGTIIスタイル全盛期では右側車が圧倒的に多いように見受けられます。

道路がカマボコ型で路肩が下がっている場合、側車が左側にあると安心感があります。また右側車の場合パッセンジャーがセンターライン寄りに位置するので対向車に対して怖い思いをするようです。
逆に左側車でトンネルに入る時にしっかりセンター寄りに走らないと側車が道路幅が狭くなったトンネル入口に激突する恐れがあります。
最近ではETCを取り付けたので負担が少なくなりましたが料金所でも都合が良いです。


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愛車・BMW(84年式)R100RS改サイドカーのライディング考…その1

2011-01-07 16:07:05 | BMW R100RS改サイドカー

<琵琶湖にて>

2008年9月にフロント周り(ステダンやステムベアリング、ブレーキ系統等)修理&交換、側車シート張替えなど行う。

購入とデビュー
我が愛車は2001年春先に85年初年登録されたモノを購入しました。購入時の走行距離は1万kmちょっとだったと記憶しています。
この時期は2~3年程前から膝・足首や腰痛のため(実は股関節変形症の関連病症だったのですが)大型バイク(HDやグッチなど)に跨るのが億劫になっていた頃でもあります。

行きつけのショップ(奥野モータース)の店頭に置かれた直後にご対面となり、そのカッコ良さから即契約となりました。これでキャンプ荷物もいっぱい載せられると大喜びでした。また基本的にはパッセンジャーを乗せることは想定していませんでした。
サイドカーのタイプも砲弾型でなくGTII型の方がデザイン的に秀逸であると感じていました。
(※ここでサイドカーの事を十分考察・熟慮していれば即購入したかどうかは今でも分かりません。)
<奥野モータース>

デビューは友人のHDと共に同年6月下旬に米子方面に2泊3日のキャンプ・ツーリングでした。
車検・整備が5月GW明けにでも仕上がれば練習も十分出来ると思っていたところこのショップならではありますが…。
実際に仕上がったのが出発当日の夕方でした。出発予定は名神を夜走りするため午後7時の予定。

簡単にサイドカーの特性や運転操作をレクチャー受けた後に初搭乗となりガソリン補給も兼ねて街中を20分位流すことになりました。
ショップから数十メートル走って路肩に停車、冷や汗&「あの~真っ直ぐ走らんやん!」それでも時速30km位かと思われるスピードで走りだす。「おまけに曲がらんよ!」交差点で左折すると曲がりきれず危うく対向車にぶつかりかけるわ…。
当然後ろは渋滞、隙をみて乗用車も原チャも追い越して行きます。多分後ろで運転している人は得体の知れない乗り物がのろのろ走っているので迷惑千万であったでしょうね。

スロットルワークや体重移動で操作すると言われていたが役に立ちません。ヘタに二輪の操作感覚が邪魔をしているのか?だって車体がバンクしないからね。
真剣にツーリングの中止を考えたが相方の都合もあるのでキャンプ道具を積み込み旅立つ事に…。
<脅威の積載量>2008年6月・北海道キャンプ・ツーリングより

当然、舟(サイドカー)の中にも荷物は入っています。

あの夜の高速道路での恐怖は今でも忘れません。カーブの大きさを示すR=○○○mという表示や注意書きを見るたびにビビッていました。特に左カーブはベソかきます
<恐怖のカーブR表示>画像拝借

 

真剣に?運転した成果か無事故で幸運だったのか帰宅する頃には3割前後の割合で意図通りの曲がりが出来たかと思いました。
またサイドカーの奥深さも十分思い知らされる事になったわけです。
サイドカー超初心者がろくな練習もしないでいきなり長距離ツーリングが出来たのも、この愛車が如何にバランスの取れた優秀な車体であったのかを示すものだと信じています。

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あの星空の彼方には…

2011-01-06 15:47:17 | スターウォッチ
先ごろブログのカテゴリー整理をしていると、どうもスターウォッチの中身が薄い感じがしました。
丁度このブログを始める前がDeep Sky Watchingに一番熱かったのです。

カメラ機材やPC環境なども全然貧弱でスキルも無かったのですが情熱らしきものは旺盛だったように思います。

またここ数年で近郊のスターウォッチ環境も酷くなっています。
もう街中ではオリオンの中にあるM42など見ることは困難です。

冬キャンには車を利用しカメラ機材もある程度積み込めますので、今シーズンは頑張って夜空を撮ってみようと思います。
ただ赤道儀に望遠鏡を載せオートガイドで本格的なものは無理で、標準・広角レンズを使った星野撮影が中心となります。

2005年ごろの古いデータを引っ張り出し少しPCで調整したものをアップします。
 <M42>     <M31アンドロメダ>           <M45スバル>


いずれも今が丁度見頃の星たち(星雲)です。

M42(オリオン大星雲)はオリオン座の中央にある三ツ星の下にボワァーと雲見たいに見えるのがそれです。
ほぼ天頂にあるスバル(プレアデス)も眼視出来ます。
その北側にM31(アンドロメダ大銀河)を見ることができます。

キャンプ場での夜空を皆さんも楽しんで下さい。


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冬キャン前の憂鬱

2011-01-05 18:32:09 | キャンプ&ツーリング道具
大人しくしていた年末年始も経てムズムズとキャンプしたい熱が出てきました。
只今キャンプ候補地の精査中であります。

デバイス(素直にバイクとか車とか言えば)は少し慎重+軟弱さで車(ダイハツ・BOON)になりそうです。
OH中のサイドカーで本格的な冬キャンをしたいのですが今シーズンはダメかも…。

何が憂鬱か?

2~3年前に購入し一度も使用しなかった道具をこの冬どうするか?っと言うことです。
ケースに入っているので判りませんね。

左:武井バーナー 501Aセット ※特製木箱に入ってます
右:snow peak 焚火台 L ※オプション類一式

使わないならドナドナすれば~と思われるでしょうが、そこが軟弱と言うか整理下手と言うかいずれ使う場面が必ずあると信じておりまして…ハイ。

武井バーナー 501Aセット(購入価格は約4万数千円?)
このセットを今シーズンこそはデビュー出来るか?

燃料はケロシンなので◎。性能的にも申し分ありません。
ポンピングや予熱作業はこの手のアイテムでは宿命ですね。

サイドカーで冬キャンを敢行するなら間違いなくデビューです。
Colemanケロシンランタン#639とのタッグは最強でしょうね。

億劫にさせるには冬キャンプ・スタイルに起因するものがあります。
それは冬キャンの必須アイテムのシャングリラ6シェルター(ゴーライト)にあります。

素材になるシルナイロンが火に弱いということです。火の粉、火柱の立ちそうな道具は室内厳禁です。ネイチャーストーブも極力炭を少なくして使用します。

スキルの問題でも有りますが予熱不十分で火柱のリスクが有る(シェルターの外ですれば良いだけ)のと連続燃焼時間約10時間と言えども加圧のためのポンピングに気を使います。
そして一番の問題はお酒を呑みながら夜を楽しみ、いつの間にかテントに滑り込み、後はほったらかしのままで朝を迎えることです。
何だ、ただの「ずぼら・キャンパー」ではないか。

snow peak 焚火台 L(購入価格はオプション類含めて約2万8千円?)
とても重いです。

最近では直火の出来るキャンプ場が少なくなり、焚火台は必須アイテムになりつつあります。
ただ個人的に焚火を一人ではしないので登場場面が限られます。基本ネイチャーストーブのみです。
複数でキャンプをする場合はキャンプ場の備え付けのBBQ台などを利用します。

と言うことで今回も出番がないか?

折角、近所に良質の薪を扱うショップもあるのですが…
マックスウッドさん
超プレミアムの薪:近くのウイスキー工場の古樽(廃材)から取れるフレーバー豊かな薪が限定で入手できるかも?

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ツーリング考

2011-01-03 17:56:47 | マイブーム三昧

最近あるツーリングの掲示板を拝見し投稿させてもらいました。
そのスレッドの趣旨は「原付で長距離ツーリングは可能か?」と言うものでした。

丁度奄美から帰ったばかりでブログの整理も終えたので、そのツーレポも紹介させてもらいました。
原付1種(50cc以下)でも充分楽しいツーリングは可能ですが、現在の交通事情を鑑みれば原付2種(125cc以下)の方が精神的に楽であると述べました。
制限速度や二段階右折などで規制があることが主な理由です。

おそらくホンダのカブなどは積載量や頑丈さ、全国網で保守・メンテを受けられる(可能性が高い)事などで秀逸デバイスであります。

世の中には複数台のバイクを乗り分けておられるライダーは沢山おられます。
私もその内の一人となりますが、その変遷はユニークかも知れません。

十数年前に限定解除をした後は、HD('92FXSTS)、Triumph(SPRINT)、MOTOGUZZI(V10 CENTAURO)、SUZUKI('98GSX-R750)(DJEBEL250XC)などを同時に複数台車検を通していました。
しかし7~8年前より両股関節が急激に痛みだしバイクライフ熱が冷めて行く事になります。
重量のある大型車を手放し本格的な治療・手術・入院・リハビリを数年に渡り行いました。
その間に購入したのが現在OH中ですが'84 BMW R100RS改 サイドカーです。おかげで立ちゴケや転倒の危険性は皆無になります。ただしサイドカーで転倒すれば重症以上を覚悟しなければなりません。


現在では完治し周囲の心配をよそに巨漢KAWASAKI 1400GTRをも乗ることが出来るようになりました。
本当はHD('95FLSTF)も乗りたいのですがショップが要らぬ心配なのか仕上げてくれません。※大声では言えませんが…。

私の場合が極端なのかもしれませんが大型車・サイドカーまで所有していてどうして貧乏臭い原チャでキャンプ・ツーリングするのか理解出来かねる人もいるようです。

二輪とサイドカーとでは全く別物の乗り物です。
ワインディングを堪能出来るのは二輪かも知れません。しかしデバイスと共にコーナーを思い描くレーン・速度でトレーシング出来た時の達成感は格別で、おまけに左右の曲がり方で操作が異なるのも面白い。
いずれサイドカーの乗り方をこのブログで私なりの解釈で載せてみたいと思います。(実はある程度資料はまとまっておりますが。)

キャンプ道具の積載量もかなりの差がでます。
サイドカーには自分の満足出来るキャンプスタイルをほぼ実現出来る量か積めます。
キャンプ設営後の営み(酒と飲食、時に語らい)や周囲探索ツーリング。


逆に原チャでは限られた積載量で工夫しながらキャンプをしていく楽しさや苦労がクセになります。
また高速道路を使えない分、移動に対して計画性や応用性がより求められますね。


1400GTRではまだキャンプ・ツーを実践していません。
おそらくパニヤケースとトップケースを併せればかなりの量が積み込め、それほど不便なキャンプを強いられることはないでしょう。
しかも原チャで養った搭載量のコンパクト性をベースすれば大丈夫でしょう。でもケロシン・アイテムは無理かな?
やはりこのバイクは長距離弾丸ツアラーとしての色合いが濃いので温泉や美術館、旨い物巡りに最適かも。

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ブログのエディタの様式が変更になり、まだ上手くレイアウトが組めておらず少し見苦しくなったかも知れませんが徐々に解消して行きたいと思います。
またカテゴリーも詳細に区別し車種別のツーレポなどが探しやすくしました。


凍てつくMother Lake(琵琶湖)から…

2011-01-01 16:28:43 | マイブーム三昧

幼少の頃から兄に泳ぎや釣りによく連れられたものでした。
釣りが苦手で嫌々ながら兄の手伝いをさせられベソをかいたことを思い出します。

月日を積み重ね今でも釣りは苦手ですが安らぎの浜辺と出会えることが出来ました。


どちらも美しく後世に残しておきたい。
しかしMother Lakeは余りに大きく私一人では手に余ります。

奄美は加計呂麻島の徳浜海岸なら少しの仲間と時間を共有出来れば何とかなりそう。


徳浜に興味が沸き暇のある方是非訪れてください。