満を持してついに四国ツーリング決行

いざ出発（２月２３日）

２月２４日～２６日の予定で四国は四万十方面にツーリングを実行した。
もちろん愛車のサイドカーBlack Podに跨っての予定であったが…
最悪なことに、この冬最後と思われる強烈な寒波に見舞われることになった。多少の雨程度ならサイドカーで行くつもりであったが２３日昼過ぎから雪がちらつき始め夕方には吹雪いてきたのである。

六甲から22:40発のフェリーで松山に乗り込む予定で既にフェリーはネット予約してある。自宅を19時には出発する予定である。

先日サイドカーにETCを取り付けたがその後調子がいまいちなので奥野さんに見てもらい配線をやり直してもらっているので完璧な状態であったのに。
おそらく名神の草津あたりを越せば止んでいそうなのだが、後日の天気のことも考慮し老車パジェロミニを駆り立てることにした。
出発時には洒落にならないほどの吹雪となる。


走行距離は既に205,354km也。壊れないでね。


名神竜王あたりまで猛吹雪、草津を越えてもしつこく降り、京都に入ってからようやく止んで青空が見え始めた。クソ！
六甲アイランド港フェリー乗り場に着く頃には月まで見えて良い天気であったが風がメチャ寒い。
ネット予約割引(20%OFF)２等で12,640円也。


いよいよ四国は松山に上陸（２月２４日）

サイドカーで行っていれば朝早いのだが松山にあるバイクハウス阿部に立ち寄り、サイドカーを見に行くつもりであったがパスした。一応前は通ったのですが…。
伊予灘を眺めながらR378夕やけこやけラインを南下する。
昨日の天気は何だったのだろうか？


このまま南下して佐多岬の三崎港まで行くことにしたが、途中の道の駅伊予きららまでにして引き返しR56で足摺を目指すことにする。
名物のじゃこてんを試してみたかったがまだ食欲が無かったのであきらめた。


八幡浜からR378で海岸べりをベタベタに走りたかったが余りに時間が読めないのでパスした。
実は今日の宿泊先をまだ決めていないのである。足摺か土佐の国民宿舎どちらかには決めているのだがもう少し走りながら時間を見計らい決めることにする。
ん～いい加減である。


宇和島を抜け宿毛を目指すと道の駅みしょうMIC辺りで紫電改展示という道路案内が見える。紫電改と言えば太平洋戦争時の名機であり“紫電改のタカ”滝城太郎の愛機ではないか！
これはこのツーリング最大の収穫かも知れないと感激する。

無料の展示館


お～本物の紫電改だ。海に沈んだ機体を最低限の復元に留めて展示している。あえて完全レストアを行わなかったらしい。それにしても迫力十分である。


松山343航空隊・通称“剣部隊”のミニチュア展示も精巧である。
滝城太郎も特攻隊として最期を向かえたのだ。ラストシーンが泣けるな～



R321通称サニーロードで足摺を目指す。通行量も少なく気持ちのいい道である。やはりBlack Podで来たかった。
途中で今夜の宿は土佐の国民宿舎に決める。


足摺岬へのアプローチをどうするか悩んだが結局足摺スカイラインを使うが、クネクネ道で風景を楽しむ所ではなかった。
帰りは下道を使うがこれもエグイ道が続く。何となく南国風情も感じるが対向車が来たらどうするの？と言う感じの道が続く。勘弁して～


一路土佐を目指す。今回はコースから外したが四万十川の河口だけは通ることができた。


別に貧乏旅行を目指した訳ではないが今回は味覚や温泉で宿を本気で検索していないので、気ままな素泊まりレベルで十分なのだ。
国民宿舎土佐のドミトリーで一泊2,500円てどうよ？二段ベットの相部屋ときたね。
ロケーションは最高なんだけど…。後は期待してはいけないのだ。鰹タタキ定食とビール1本、焼酎1杯でトータル5,600円は洒落になるだろう。


二日目、さぬき～徳島へ（２月２５日）

相変わらず風は冷たいが天気は良い。
桂浜までの海岸通りは本当に気持ちのいい道で、海の広さと高知の懐深さみたいのを感じた。やはりこうゆう所でないと坂本龍馬みたいな人物は傑出しないのだろう。
桂浜


お約束の龍馬像


高知からさぬきを目指す前に道の駅南国でお土産の酒を買う。これはうさぎと奥野さん用である。この道の駅は以前九州の友達たちとの合同キャンプの際の集合場所でもあった。


さぬきうどんを食べにR32をひた走る。すでに行く店は決めてあって丸美家食堂である。かけうどんにバラ寿司、てんぷら３品で520円ととてもリーズナブルだ。味もあっさり、うどんのコシもいいが絶賛するほどのことはなくどちらかと言えば庶民食堂である。


いよいよ旅の最終地徳島に向かう。吉野川に沿ってたんたんと走る。
当初は徳島でも一泊する予定だったが、徳島ラーメンと少しの遊びがあれば何も一泊する必要はないので夜走りで帰宅する予定にした。
遊びの内容はいわゆる大人の遊びってやつで、ここでもラーメンに関する情報も収集する。
ラーメンは銀座一福本店に決定。しょう油味で想像していたほどの油ギラギラ感はなく普通の味である。餃子も注文して1,050円と少し高め？かな。


夕方すぎに徳島を後にして神戸淡路鳴門道より帰宅モードに入る。
淡路海峡大橋の夜景


遂に帰宅。道端にはまだ雪が残ってるよう～。
帰宅時のメーターは206,343kmとなり1,000キロ弱のツーリングであった。
お疲れ様。