9月12日(金)…時々
やはりシトシトと小雨が降っている。今日一日こんな感じかな。
あ、そうそうチャリダー・キャンパーが東屋のそばにこっそりテントを張っていました。
塘路湖へはカヌーを担いだ人が結構キャンプ場内を横断しています。
愛犬ハルの朝は早い!シェルターから飛び出して駆けずり廻っている。
チャリダーのおじさんにも慣れてきて結構遊び相手になってもらっている。
今日はキャンプ場をベースにして阿寒湖にあるアイヌコタンへ向かう事にします。
走行距離は約170kmだがほぼ単調な往復、晴れた天気ならバイクツーリングに最適かも。※一部酷道を除けばね。
どうしてアイヌコタンに向かうかって?
それはある知人からアイヌの姉妹デュオ「Kapiw&Apappo(カピウ&アパッポ)の存在を知らされたからであります。
アイヌ語でカピウはカモメ、アパッポは花の意味。
この動画を見て大変興味が沸いて来て、今回の渡道の際には阿寒湖による事を決めたのです。
本当は隣接する阿寒湖畔キャンプ場でキャンプをすれば良いのですが、ここはペット不可と言うことで残念ながら逗留は出来ません。
余り彼女たちのライブ情報が入らず、妹さん(郷右近富貴子さん)がアイヌコタンで営む「民芸喫茶ポロンノ」に行き様子を見たかったのです。
釧路湿原を貫く道道1060の一部には強烈なダートが5km続きます。
見た目以上に凸凹が激しい!
野生のシカを間近で見てハルが騒がしい。
全然、人や車を恐れないのか?
親子連れのタンチョウが道路を横断。
こちらも平然としております。
アイヌコタンは道内最大、ムックリ(日本語では一般に「口琴」のこと)の音色が流れ民芸店が軒を並びます。
「民芸喫茶ポロンノ」に到着。
←HPへ
それ程広くない店内ですが、民芸品で溢れていて雰囲気は良いのです。
ライブ情報などのリーフレットも置いてある。
本格アイヌ料理がいただけます。
ユック(鹿)セットを注文。(1,000円也)
人生初の鹿肉。作為的な味付けは殆んどされておらず、少量の塩程度かと思われます。
メニューより
ユックオハウ:じっくり煮込んだ鹿肉のスープに、季節の山菜の入った素材のうまみたっぷり!な、アイヌ料理を代表する汁物。
アマム:ご飯はにころ豆、いなきび、キトピロ(行者ニンニク)炊き込んでいます。※素材の事はよく判りませんスイマセン。
メフン:塩辛は鮭から少ししか取れないメフン(背ワタ)でご飯と相性がいい。
何だか凄くヘルシーになれる感じがする料理です。
ちょうどお昼時に訪れたので来客が多く、郷右近さんとゆっくりとお話を聞くことが出来ませんでしたが、地元中心に活動を続けていて、この秋には1stアルバムをリリースするようです。
是非、購入してみよう。
帰路にはシラルトロ湖畔にあるくしろ湿原パーク憩の家かや沼にある温泉で、ここの所の疲れを癒す。
画像拝借
循環使用無し、再湧かし無し、天然温泉 100% 掛け流しが売りらしい。これで450円はお徳だ。
お酒の買い出しもして、キャンプ場に帰るともう暗い。
今宵の夕食、この旅初めての料理作りで生麺の味噌ラーメン。
カセットコンロとネイチャーストーブで思ったより上手く作れたかな?
テーブルも今回新調しました。レックステーブル OW-7845(ONWAY)は少しテーブル面が低くて使い勝手良いのです。
9月13日(土)…時々
もう一泊キャンプをすることも考えましたが、天気が回復の兆しを見せない様なので本日は移動日としました。
06:00過ぎから小雨の中、撤収を始めましたがシェルターやテント、シュラフなどは車に放り込みはしたものの、道具の整理やゴミ出しなどで出発は08:00頃になってしまいました。
これだけ雨が続き、キャンパーも殆んどいないので東屋内にテントと言うスタイルでも良かったかなと悔やんでしまいました。
今日は根室半島を目指します。
走行距離は約225kmとまあまあの距離なのであります。
R44と道道123の分岐点に位置する道の駅厚岸グルメパークから。
雨模様…嫌になる。
まず、霧多布岬をめざします。
途中の琵琶瀬展望台PAで太平洋と川が蛇行する霧多布湿原を眺望できるが、生憎の天気である。
少し新し目のBMW GSで京都ナンバーが駐車している。
ライダーとツーリング雑談で暫し…
9/3から10日間キャンプしながらこの地を巡っていて、青空を見たのは3日間位だと溢しています。
私は今回まだ北海道で青空を見ていません。やはり好天が続くのは8月頃だということなのか?
道産子と睨み合うハル。と言うのは嘘で只々そのデカさにビビッて動けないのです。
きりたっぷ岬に到着。
ここには無料のキャンプ場が併設されていますが、生憎の雨、風でとても辛い状況になっています。
続いて根室半島の先っちょ、納沙布岬へ。
一段と風雨が強くなり、一瞬のカットです。
サンマ丼で有名な鈴木食堂を訪れたが、残念ながら閉店していた。
道道35の途中に歯舞という地名があり、この地と北方領土との繋がりが歴然としているのに改めて思い知らされる。
サンマ丼を喰い損なったので、昼食は根室市街に戻ってお寿司を食べに行こう。
地元で大人気の回転寿司「花まる」へ。
流石に美味しい。どのネタもレベルが高く私の田舎の回転寿司など足元にも及ばないであろう。
特に汁物だけでもこの種類の多さ!
5皿と汁物で1,400円は納得である。
さて、今日のお宿は根室市街から約20kmほど離れた落石という所にある「カジカの宿」。
リビングからの眺めは格別、目の前に太平洋と港が眺望できる。
本日の客は私一人と静かなものです。ハルは散歩と夕食を済ませて車中泊。
私は風呂の後は缶ビールとバラエティな品々で楽しみます。
サンマやイカなどの魚介類の鮮度は言うまでもなく逸品です。
更にカレイの煮付けにアサリ蒸しなどテーブルが埋まって行く。
ご主人とゲストハウスについて色々と話が聞けて勉強にもなった。
しかし、悠長に時を過ごすことは出来ません。暫くブログ更新をしていないので作業が大変なのです。
そして、明日も移動日です。
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