いぬくそ看板の向こう側

いぬくそ看板の背景に存在する「人間ドラマ」を紹介するブログです。

挨拶 その1

2020-07-31 20:00:00 | 背景は松戸市

よく自己啓発系のセミナーとかで「挨拶はノーリスクハイターン。挨拶は必ずしましょう」みたいな事を教えられる。

確かにその通りだ。相手の警戒心を解いて安心感を与える事ができるし、自分自身も声を出す事で会話のきっかけを作る事ができる。リスクは無し。最高である。

ただ、現実はそうもいかない。相手の虫の居所が悪ければ怒鳴られるし、嫌いな相手には挨拶なんかしたくない。変に会話が盛り上がったらその場に留まらなければいけない。時間の無駄になるかもしれない。

そんな事をいつも考えてしまうので、私は挨拶をしない人見知りの激しい大人になってしまった。それではいけない。そう思って始めたのがTwitterでのあいさつ運動である。明太子マニアである田口めんたいこさんが毎朝ツイートする「おはめんたい~」に触発されたのだ。

例えば今朝はこんな感じだ。誰に向かって挨拶している訳ではないが、挨拶の練習位になるのではないかと思っている。過去に撮った看板を紹介しているので、挨拶を受けた方も時間の無駄にはならない。自分なりに合理性の高い挨拶を展開していると自負している。

「くそようございます」
これをきっかけに流行してくれる事を願っている。

(おわり)

松戸市 その1

2020-06-30 23:30:00 | 背景は松戸市

私事で恐縮だが、今週引越しをした。

引越しと言っても市内なので、何かが急激に変わることは無い。特に市の衛生政策は市内一円で差が出ることが無いから、いぬくそ看板は同じデザインのものばかりだ。でも、設置される場所で際立った個性を放つのもまたいぬくそ看板である。同じ看板でも背負うものは大きく異る。

ここ2年ほど、北小金駅前のいぬくそ看板を撮り続けていた。いわゆる定点カメラというやつだ。駐車場の金網に括り付けてあるので、駅前の風景がわかりやすい。お気に入りの場所に設置されたいぬくそ看板は、私のお気に入りの場所だ。
千葉興業銀行の南隣の空き地に見える場所が撮影スポット

「お気に入り」とは言ったものの、撮っている時は特別「好きだ」のような強い感情は無く、なんとなく撮影していた。だから撮影頻度はバラバラだし、アングルも微妙に違う。でも、数キロ離れた場所に引越しただけなんだけど、恋しくて仕方がない。


意外なほど沢山撮影していた。googleフォトで「北小金駅」と検索したら、2019年3月から5月までの2ヶ月間で20枚ほど撮影していたようだ。「どうでもいい」くらいに思っていたけど、結構好きだったんだな、この看板。

初めての街で、いつもの看板。やっぱり俺はいぬくそ看板。この街でも、定点観測できるような素敵な看板に出会いたい。