いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

祝 東京港臨海道路(東京ゲートブリッジ)開通

2012-02-11 | Weblog
 本日は建国記念日(正確には建国記念の日)である。なぜこの日か。それは日本書紀にある神武天皇ご即位の日(紀元前660年2月11日)に由来している。

 戦前は「紀元節」として祝日になっていたが、昭和23年に廃止され長く社会党などの反対で祝日に出来なかった経緯がある。そして、昭和41年「の」を入れること、日付は「祝日法」には明記せず、審議会において「政令」で決める、という玉虫色の決着を見たのだ。

 さて、その「建国をしのび、国を愛する心を養う。」日の今日、東京港臨海道路(東京ゲートブリッジ)開通式典が行われた。さまざまな日程調整の中でのことだろうが、世界の先進国の中で建国記念日に、違う祝いの式典をやるという「非常識」が通じるのは日本だけである。


 式典で主催者側として挨拶にたったのは、国土交通大臣と東京都副知事。本来であれば石原都知事が出席するのが、いくら民主党の大臣であったとしても「礼儀」であるが、きっと石原都知事は「この日を選んだ愚行」に怒り、明治記念館において行われている「建国記念日祝賀行事」に参加されているのだろう。

 さて、国会議員、都議会議員のほか関係区の区長や区議会建築系の所管委員会委員あ招待されていた。私は、区議会都市環境委員会の委員としての出席である。式典開始時間の午前10時になったが、わが大田区議会の席に、ひとつ空席があった。委員長の隣りだ。さては……副委員長か?やはりそうだった。

 再三、ここでも注意を促している、民主党「遅刻常習犯」の女性議員森愛区議である。大学を卒業してから正規雇用に就いたことのない彼女の「社会常識」は、驚がく的ですらある。何度、ここに書かれて注意されても「時間は守れない」のだ。どうか、早く社会人としての一般常識を身につけていただきたいものである。

 今日も、期待を裏切らずに、多忙の大臣、国会議員、国土交通省の高級幹部、各区長、議長が時間通りに着席している中「堂々」と、17分遅刻して真っ白なス-ツで悠々と着席。大田区都市・環境副委員長が遅刻は、大田区の恥でもあるが、そんなことは彼女には関係ない。さすがである。ちなみに、わが情報筋によれば、彼女は支援者にゴマすりをするために、一緒に川崎大師の護摩たきに出席していて遅刻したようだ。公務と選挙対策、勘違いしてはいけない。

 それだけではなかった。橋の「渡り初め」は、それぞれ「招待区分」ごとに指定された車両に乗車することになっていた。まずは、大臣や区長などが、用意されたハイブリド車や、次世代乗用車に案内された。われわれ区議会議員の順番は都議会議員の後で「燃料電池ハイブリッドバス」に乗車することになっていたのだ。

 ところがである。かの常識破りの「愛ちゃん」こと民主党森議員、なんと、国土交通大臣と国家公安委員長の間に「割り込んで」スタスタと、国会議員用のハイブリッド高級車に乗りこんでしまったのだ。さすがに、我々の前を車で通過する際には「罵声」に、顔を埋めていたが。バカ者である。さすが、失言続きの民主党政権の末裔だけのことはある。

森議員が乗り込んだハイブリッド車の車列

 それにしても、非常識続きの式典である。以下、非常識3連発。

非常識1.先日の日記に書いた、送られてきた「駐車券」、ぺらぺらのA4の紙を2枚送るのに、定型外の大型封筒を使う非常識。

非常識2.建国記念日に式典を実施する非常識。

非常識3.昼間11時開会で、13時終了という時間設定の非常識。

昼食を出せ、などとは言わないが、10時開会で12時終了、または、13時開会、15時終了にすれば参加者は「腹がへらない」のである。たぶん、大臣が出れないとか、あちら側の事情だろうが、招待客に配慮する常識がないのである。


素晴らしい橋と、素晴らしい次世代バスだけど、腹へったぞ~

この大臣からは貰いたくなかった予備自衛官招集命令書

2012-02-07 | Weblog
 自衛官は採用される時に「服務の宣誓」で「政治的活動に関与せず」と誓うのだが、予備自衛官の宣誓には、そのような文言がないので、私の激辛日誌に防衛大臣の悪口を書いても「処分」はされないと思う。たぶん…(但し、平成13年以来、階級が昇任しないという意地悪は継続されるのだろうが…)

 それにしても、民主党政権の大臣はなぜ、あんなバカしかいないのだろうか。特に防衛大臣はひどいではないか。以下、前防衛大臣と現防衛大臣の素晴らしき発言を満喫願いたい。

一川前防衛大臣の素晴らしき失言集

平成23年9月2日:「私は安全保障の素人だが、それが本当のシビリアンコントロールだ。」(大臣就任挨拶で。)シビリアンコントロールの意味すら知らない!

平成23年9月26日:「虚偽記載的なことを修正しているケースはよくあること。」(小沢一郎元代表の元秘書3人が有罪判決を受けたことについての発言。)恐るべし!そうなんだ。

平成23年10月15日:「防衛省、自衛隊の仕事は前原氏の方が詳しい。」(金沢市での民主党石川県連の会合での発言。)だったら交代しろ!

平成23年11月17日:「小松基地(自衛隊)を抱え、自治体の苦労は分かっているつもり。」(仲井真弘多沖縄県知事と会見した際の発言。仲井知事に「自衛隊基地と米軍基地は全く違う」と批判されている。小松市は一川氏の選挙区。)当然だ!

平成23年11月16:「私はこちら(政治資金パーティー)の方が大事だと思って来た。」(ブータン国王を招いた宮中晩さん会を欠席し民主党参議院議員の資金パーテイーでの発言。)無礼者め!

平成23年12月1日:「正確な中身を詳細には知らない。」
(1995年の沖縄少女暴行事件について問われた時の発言。勉強不足だ、と前原政調会長が批判!)その通り!

田中直紀現防衛大臣のさらに素晴らしい失言集

平成24年1月15日;「PKO参加五原則の一つである武器使用基準と、武器輸出三原則を混同」(NHKの討論番組で、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊施設部隊の派遣に関連して発言)認識不足!!

平成24年1月23日:「周辺を飛ぶヘリコプターはそんなに多くない。」(米軍普天間飛行場を視察した際の発言。地元住民らをカンカンに怒らせた。)頭悪い!!

平成24年1月24日:「沖縄や石垣島には毎年、家族と来ている。硫黄島にも行った。」(仲井真知事との懇談で発言。伊江島と間違えたと釈明。)硫黄島は東京都だ!自衛隊の部隊もあるぞ!

平成24年2月6日:「議員食堂には薬を飲むための水があった。私は日ごろのクセで、食堂に行ったらただ座るのではなく、コーヒーを頼む精神だった」(1月31日の参院予算委の最中に議員食堂内でコーヒーを飲んでいた問題で、風邪薬を飲むためと釈明。)嗚呼!!

さらに「席を外して時間がかかったことを心からおわび申し上げたい。委員会在席が求められている期間は、国会内ではコーヒーを飲まない決意で臨みたい」

 素晴らしい決意の防衛大臣ではないか!!さぞかし、この言葉を聞いて、全国の自衛官の士気も高まったことだろう。


平成24年2月7日:参院予算委員会で、在沖縄米海兵隊のグアム移転に伴う日本側の費用負担に関し、答弁に立ち往生。

 そして、本日、この見識高い素晴らしい防衛大臣より「訓練招集命令書」が私に郵送されて来た。「平成24年2月17日から21日まで5日間、航空自衛隊第七航空団に出頭されたい」とある。


 航空自衛隊の予備自衛官である私は、年5日間の招集訓練に出頭する義務を負っている。しかし、今年度の出頭は聊か悩んだ。それは、あの国難の東日本大震災にあたり、最後まで予備自衛官の派遣を躊躇してたのは、わが航空自衛隊だったし、派遣されたのは800名の予備自衛官のうち、たかだか40名である。

 現職の航空自衛官には「防空」というミッションがある。災害派遣に出す人的余裕はないはずだ。であれば、予備自衛官をもっと活用でうべきであった。無論、予備自衛官が「ケガをしたら」「給与は」「死亡したら」等、問題は山積みだったろう。しかし、だからこそ史上初の予備自衛官派遣で、より多くの派遣を行って問題を見つけるべきだった。

 はたして、国民の貴重な税金を使って毎年訓練に参加していても、あれほどの大災害であっても「災害派遣招集」を800名の全航空予備自衛官に発令できない「お役人化」したとも思われる発想の航空自衛隊で訓練をすべきかどうか、継続して予備自衛官として留まるかどうか、大いに悩んだのである。

 実際に、航空予備自衛官の訓練招集でいつも一緒だったA君は「招集もされない航空予備自衛官では意味がない」と、陸上自衛隊の予備自衛官に「転官」をしてしまった。

 さらに問題を複雑にしたのは、2月19日に愚息が南スーダンPKOに出発するのだが、その壮行会が同日行われる。ところが、その日は、茨城県百里基地において「野外訓練」(と言っても、基地の外に出かける社会科見学のようなもの)が実施される。息子はハイチ、ジプチと3回目の海外派遣だが、ハイチは地震復興、ジプチは米軍基地の中での海賊退治部隊の後方支援だった。今回は、部族間対立と隣国スーダンとの石油利権での武力対立が続く、危険な地域への派遣である。ぜひとも見送りたいと、親バカである。

 が、私には「5日間出頭する義務」が課せられている。1日だけ休暇ということもあるが、そうすると本年度内には、もう代替えできる訓練日程がない。1日休めば「訓練未出頭」という汚名がつく。現職自衛官なら「休暇」ですむし、民間や一般の公務員なら「たかだか」1日のことだが、予備自衛官としての「誇り」がネックである。


 「辞めるべきか継続すべきか…」悩んだ末最後の決断を促したのは、東京在住の予備自衛官を担当する自衛隊東京地方協力本部のある幹部の一言だった。彼は私にこう言った。

「辞める、辞めないの判断は犬伏さんが決めることです。ただ、後輩として、どうか続けてください、とお願いします。後輩として…」

 私は自衛隊生徒18期生。彼は23期生。「同じ釜の飯を食った」時期はないが、自衛隊生徒の先輩後輩の関係は「兄弟以上」なのだ。「弟」にそういわれちゃ、辞めるわけにはいかない。意味があろうがなかろうが、首になるまで続けよう。

 しかし、この大臣からは命令書貰いたくなかったな~

「拉致された日本人を帰せ!」桜応援団新年会

2012-02-04 | Weblog
 北朝鮮に拉致された日本人を救出しよう、との民間活動団体は数多くある。今日は、その中の一つで精力的に「拉致問題」の啓蒙活動を続けている「桜応援団」の新年会にご招待をいただいた。

 数年前、まだ自民党政権だった時には、防衛省本庁舎内のレストランで開催できたのだが、「親中国、親北朝鮮」の議員の多い民主党政権になってからは、防衛省に隣接して建っている「グランドヒル市ヶ谷」というホテルのレストランで開催されている。

 実は、グランドヒル市ヶ谷、正式には防衛省共済組合市ヶ谷会館というのだ。理事長以下、防衛省OBで、自衛隊員の福利厚生、共済年金、健康保険などを扱っている団体である。防衛省の施設で開催することにこだわることに、桜応援団の意気込みが感じられる。


 特筆すべきは、売国民主党のなかでも珍しい「保守」、松原仁国家公安委員長兼拉致問題担当大臣の政務秘書官が参加してくれたことだ。また、官房副長官時代から「拉致問題解決の敵は自民党内にもいる」と、積極的に地方議員の拉致議連に理解を示して下さった安倍元総理の奥様の姿もあった。頼もしい限りである。

 また、拉致家族である増元照明さんご夫妻の子様が、1歳になられたことが紹介され、参加者の見守る中「一升餅」を背負って歩いた。ちなみに、紅白のお餅は、参加者に配られてた。さぞかし、北朝鮮に拉致されている増元さんのお姉さんも、この姪御さんの姿を見たかったろうと涙があふれた。


 大震災などの影響で、いささか拉致問題への関心が薄れてきたところに、金正日の死去で、新たな展開に期待が寄せられている。いま、この瞬間も北朝鮮で、帰国の日を待ちわびている日本人がいることを忘れてはならない。

 国会、都議会、区議会議員各位も「ブルーリボン」をファッションとして着用するのではなく、抗議の声をあげる集会などにもぜひお出かけいただきたいものである。(拉致解決の決意を示すブルーリボンは、500円で頒布されている。ご希望の向きはご連絡いただきたい。)


「皆さんに命預ける」by石原慎太郎都知事

2012-02-03 | Weblog
 今日は節分。普段であれば地元の神社の豆まきに参加するのだが、今年は取り止めた。それは、「たちがれ日本」第二回全国拡大支部長会議が国会内で催されたからである。節分の日に会議を開催する政党も珍しいと思うが「政策本位でいけ。豆なんかまくな」ということだろうか。

 冒頭平沼赳夫代表は次のように述べ、新党については多くを語らなかった。


すべき改革は大胆に行い、長い歴史と伝統文化がある日本には護っていかなければならないものが多くある。それが我が党の主張する日本復活である。

巷間伝えられているように、東京都知事の石原さんなどを中心に新しい党の結成に話し合いをしている段階である。「謀は密なることをもって旨とすえべし」であるので、ご理解をいただきたい。

 さらに支部長会議最後にお越しになった石原慎太郎都知事は「少し長く話してもいいか」と前置きをされ、核武装など相変わらずの「石原節」で約30分間挨拶をされた。


なぜ、日本人がかくも幼稚になったのか。幼稚とは常識がないことだと思うだろうがそうではない。幼稚な人間とは、何が一番重要かをわからない人間だ。

日本の財政の大問題は、会計制度だ。日本の公会計はすべて単式簿記、家計簿のようなものだ。こんな会計制度を行っているのは北朝鮮とフィリピンぐらいだ。

腹式簿記にしてバランスシートを作らなければいけない。ところが、それをやられると官僚の悪さがバレちゃうから、やらんはい。これから、3月になると、そこらじゅう道路工事が始まる。単式簿記で繰越ができない、予算を残すと来年予算がもらえないからだ。

国の役人は現場を知らない。長良川の河口堰や諫早湾の干拓などバカなことをやっている。

 そして最後に、こう結ばれた。

皆さんに命預けるから一緒にやろううよ!皆さんねえ、立ち上がろうじゃないか。

 会議終了後の懇親会には、友党でもある日本創新党の山田宏党首(前杉並区長)や、中田前横浜市長も参加され「保守合同」で大いに盛り上がった。


 懇親会のしめは、憂国の士、西村真悟前代議士である。ほろ酔い加減の先生は、やっちまった。

皆さん、日本のため勃起しようじゃないか!


 そうだ!!!頑張ろう!!

 

恐るべし大田区役所情報公開の詭弁by区民の声課

2012-02-02 | Weblog
 大田区役所が情報公開後進自治体であり、様々な障壁を作り区民の情報公開を阻害していることは再三述べている通りである。また、人によって対応を変えたり基準を変えるという「その場しのぎ」の対応も、あまりにも情けないものがある。

 そして本日明らかになった詭弁には、さらにさらにあきれたのだ。

 過日、Aさんという方からメールがあって相談を受けた。事情は以下のようなものだった。

大田区役所について、朝鮮学校の補助金、朝鮮人人権に関する区民大学、在日朝鮮人に対する補助金などについてメールや面談で質問をしたところ、住所を教えないと回答しないと言われた。

過去に、北朝鮮についての質問などをっしたところ、住所地において「怖い思い」をしたことがあって、行政すら信用できないので、メールもしくは手渡しで回答を求めたが断られた。

どうしたらいいだろうか?

 そこで、先週木曜日、ご本人に区役所議員控室までお越しいただき、担当の「区民の声」課長に内線で事情を確認したところ不在で、電話に出た職員に趣旨を伝えた。

 すると、数分後、担当課長が控室に来た。そして、Aさんと対峙してしまった。

私:なんで住所がないと質問に答えられないの?

課長:本人確認だ。

私:どこの条例、規則に書かれているの?

課長:メールで来た質問の回答についての規則がある。

私:メールで来たものでしょ。それは。ご本人が窓口に来ているものは関係ないじゃない。その都度、都合よく変えちゃだめだ。回答できないの?住所がないと。

課長:住所さえ教えていただければ。

私:北朝鮮のスパイ諜報網は我々の常識を超えている。なんでもわかってしまうのだから。それとも、平壌に行った松原区長のもと、区民の声課は親北朝鮮なのか?

課長:そんなことはない。

私:では、本日からAさんは、当家を居所とする。私の家に送ってくれ。パスポートだって居所申請が認められているではないか。

課長:居所である証明書を書いてほしい。

私:そんな規則がどこにある。上等だ、書いてやる。(裏紙に汚い字で書いてやった)どうだ!

課長:本当に住んでいるのか?

私:そんなこと確認する必要があるのか。居候として今日から住む。

課長:わかった。手続きをすすめる。

 そして、今日。そろそろ来るかと、課長に電話をして驚いた。先日は打って代わって、又もや詭弁を使うのだ。

課長:Aさんの書類を犬伏議員の自宅に送ることはわかったが、Aさんの自宅を確認出来る証明書を見せてほしい。

私:また、そういう新たな難問を作る。そんなに北朝鮮がこわいのか?

課長:絶対に住所はもれない。

私:絶対になどと言えるわけがない。

課長:Aさんについては、本人確認が出来なければ回答しないと決定した。

私:松原さんか?

課長:区民の声課としてだ。

私:上等じゃないか。では、詭弁には詭弁で対抗しよう。Aさんが出した質問は、実は私の区政調査のために依頼したものだ、という書面を出す。それでどうだ。

課長:区政調査ならしかたない。

 嗚呼、区民の真摯な、そして区政に対する警鐘に答えるのに、なぜこんなに大変なんだ。この田舎役場は!

 なお、大田区役所幹部は私を「危険人物」として、蒲田警察署に通報しようとしたらしいが、危険なのは通報しようとした区幹部のほうである。何しろ、大学在学中にヘルメットをかぶり火炎瓶を投げていたのだから!それが今や権力の中枢。やるな!おぬし

 後日Aさんから、録音と画像が届いた。しかし、まったく録画、録音に気付かなかった。詭弁役人には録音、録画が必要であると反省した。

以下、お楽しみいただきたい。


上記やり取り全録音集(Aさん提供)



礼儀作法か、無能か?封筒の使い方byお役人

2012-02-01 | Weblog
 自宅には様々な郵便物が届く。そのなかで、お役所の郵便物も多い。本日届いた郵便物には「お役人臭さ」が、ねっちょりとついていた。




 2月11日に行われる「東京港臨海道路開通式典」に参加する私の車両入場証が入っていた。問題は、封筒の大きさである。たかだかA4の紙が2枚同封されているだけで、角2と呼ばれる大型封筒を使って郵送されてきたのだ。
差出人は、国土交通省関東地方整備局長と東京都港湾局長、とある。

 間抜けである。写真のように三つ折りにすれば、長3という定型内郵便で80円ですむが、この大型封筒だと120円、5割増しになる。ひょっとしたら、議員に出すのに「折っては失礼だ」と、くだらない配慮だったのかもしれない。


 もし、そうだとしたら同じ大きさ(大封筒)でも、宅配業者のメール便で出せば、やはり80円ですむ。

 たかだか、40円だが、問題は公務員の、この感覚なのだ。公金、税金なら高い運賃で出張するが自費の家族旅行なら最安値を必死に見つける、という感覚だ。

 日本全国の地方自治体の使っている税金は約百兆円、国が九十兆円。もし、全国の公務員の皆さんが、今回のような「タカダカ」の工夫をして、10%節約をしたとしよう。なんと、十九兆円のお金が浮くのだ。

 十九兆円とは、消費税約8%に相当する額である。とすれば、消費税を増額しなくても13%にしたと同じ「税源」が出来ることになる。現実には10%削減は厳しいかもしれないが、要するに、そういう意識改革もせずに「金が足りないから増税」という論法は、財務省のお役人に踊らされたバカ議員のやることである。