いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

選挙中なのに都立高校長の詭弁と戦う

2011-04-19 | Weblog
 選挙が始まって3日目。ところが、今日はそれどころではない事態が発生したのだ。都立高校のあまりにも地元をなめた「お役人的発想」と戦うはめになったのだ。事実関係は以下のとおり。

 今から7、8年前。地元第一パンの跡地に「工業系の都立単位制高校」を作る話が地元にもたらされた。ところが地元では、生徒の自転車通学による影響、工業高校の生徒の風紀の乱れへの懸念。地域での俳諧などを念頭に反対した。

 そこで、東京都教育庁の担当課長だったIさん(現都部長)が、毎日のように町会などに足げく通い、最後は衆人の面前で涙を流し「なんとか高校を作らせてください」と頭を下げた。この熱意に打たれ、地元では「地域行事に協力すること」「地域とのコミュニケーションを図ること」「町会の防災倉庫に土地を提供すること」などを提示し、都側も了承して学校設置が決まった。

 平成16年に開校した当時の学校長は開校前から準備室長として地元対策を担当していたので開校の後も、地元とはうまくやっていた。そして、開校後、地元の小学校PTAから、レベルの高い演奏会を「冷房の完備している」高校の生徒食堂で行いたい、との要望にも快諾をされたのだった。演奏会は大変好評で地域には「あの高校の食堂はいい」との評判がひろがった。

 ところが、校長がかわり、地元の青少年対策委員会がこの食堂を借用しようとすると「ノー」との返事があったらしい。そして、今回、地元の区立小学校の創立50周年記念行事の一環として、またナントカフィルハーモニーの演奏会を、高校で行いたいとPTA役員が交渉に行ったところ、またしても「ノー」。そこで選挙中の私に相談があった。

 選挙中でも「いつもどおり」がモットーなので、昨日都立高校の校長に電話をするも居留守だか副校長にかわる。事情を説明して、なんとか再考を依頼した。その回答は以下のとおり。

都立高校副校長よりの返答

以下の理由で断る。

1.個人からの利用申し込みなので
2.土曜日は都立高校は休みなので
3.食堂なのでノロウイルス感染が懸念されるので

 まさに、お役人の「断るための理由付け」である。校長判断かと尋ねると「学校長と総合的に判断した結果だ」という。
 
 そこで、この高校が毎年、地域の町会の協力で行っている「ねぶた」の巡行について、今年の協力する条件と以下にすると、半分冗談で言ったところ、副校長は「お待ちください」とメモを取り出す始末だ。

高校の「ねぶた」巡行協力の条件

1.たかだか学校長の依頼では受けられない。東京都知事から依頼をすべき
2.土日は、町会員は「休息日」なので受けられない。さらに以前のように夜間だと事故がおきる可能性があるので、昼間しか受けない
3.ノロウイルスの感染が心配なので、高校生のねぶたが巡行した道路は、消毒し、しかるべき検査機関によりノロウイルスが存在しない旨の証明を取ってほしい

 それでも頑なに拒否する学校側に町会役員が激怒して、学校長を訪問。直談判することになった。高校の事務室のいっかくで腕を組みながら「上から目線」で、できない、できないを連発する姿に、到底教育者の姿を見ることはできなかった。

 その場から、当時泣きながら高校建設を訴えてきた東京都のI部長(当時課長)に電話をすると、彼女は泣いて懇願したこと、地域と連携を約束したことは認めたが、「今は所管外なので教育長の担当に言っておく」と逃げる。

 当の校長は「覚書もないし」「引継ぎもない」と、過去のことは関係ないような口ぶりには、お役人社会の恐ろしさを痛感する。その場しのぎで、うまくいけば後は「しらばっくれる」というお役人の基本姿勢だ。

 お役人と何か決めたら、必ず私文書でもいいから文書を取っておかなければだめだ。以前「ウソつきはお役人のはじまり」と書いたが、この原則はいまでも健在だ。

 この都立高校では生徒たちに「いかにして、世の中で言い訳をして生きていくか」をきっと教えているのだろう。

 都議会議員、都課長そして、いざとなったら「たちあがれ日本」応援団長の石原東京都知事にお出まし願ってでも、このような理不尽な「いい訳」は排除しなければならない。

 校長の言葉には笑った。「この施設は東京都の所有ですから‥」おいおい、違うだろう。そこで私が怒った。

 この施設は、都民共有の、都民の貴重な財産だ。あなたたちに都民が管理を委託しているのであって、あなたたちのものではないし、都庁の役人のものではない。勘違いするな!

 しかし、たかだか、高校の食堂を2時間、地元の区立小学校のために貸すだけのことで、なんでこんな大変なんだろうか。

嗚呼、お役所仕事!!!

 なお、この文章の責任、発言はすべて私個人にあるので、この日記を不快として「貸さない」という判断をされないよう当該校の校長には伏してお願いしたい。

 また、夜に当該高校の職員と名乗る匿名の電話があった。

「本日は大変でしたね。私たち職員は、1階の食堂を使ってもらって問題ないと思っていますが、校長が一人で反対しているんです。すみません。」

 まともな感覚の職員さんがいることにホッとした。ありがとう!


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あちゃ~1分差で駅前を取られた!!

2011-04-18 | Weblog
 選挙戦初めての平日である。月曜日は今までも地元の京浜急行雑色駅の駅頭で街頭演説をしていた。選挙期間中も普段の順番で区内の各駅を回ることにしているので、今朝は雑色駅である。

 朝6時に準備をして宣伝カーに乗り込む。他の陣営はスタートからウグイスや運転手が乗車しているが、我がほうは違う。朝6時から運転手さんやウグイスを集合することに意味を見出せないので、私一人である。候補者が宣伝カーを運転して朝立ちの現場にむかい、現場についたらタスキをして、音の出せる午前8時まで一人で頑張るのだ。

 そして、8時になったらウグイスさん、運転手さんが合流して、区内へと移動というパターンだ。選挙戦という位だから、これは戦争である。7日間、無駄を排除して、戦いやすい体制を築くには、この方法が効率的である。

 さて、雑色駅着午前6時25分、一番乗りである。ということは、午前8時からは、私が一番初めにマイクを持てるのだ。誰が決めた訳ではないが、選挙の朝の駅前は、到着順にマイクを握るというのが不文律である。

 やった!!と、自宅にいる妻に電話連絡。と、交差点で電話をしている私の前を自民党の新人君が全力疾走の自転車で駅前に突進するではないか。やられた!!ほんの一瞬の差で、彼に「一番乗り」を取られてしまった。

 選挙の1週間は、こんな争奪戦が区内のあらゆる駅前で行われているのだ。明日からは負けないぞ!

***この日記は公職選挙法の規定により4月25日にアップした***
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いよいよ大田区議会議員選挙告示

2011-04-17 | Weblog
 今日から大田区議会議員選挙が告示をされ7日間の選挙戦が繰り広げられる。今日は、午前8時半までに区役所で立候補の届出をしたものから、届出順位の抽選を行う。

 私は午前8時に自宅を出て区役所に向かった。最初の受付順は「50」である。かろうじて大田区議会議員の定数「50」以内である。次に、この順番で「くじを引く順番」のクジを引く。こんどは47番だった。そして、いよいよ「受付順」を引くクジを47番目にひいいた。

 えい!あちゃ~51番だ。定数50名の区議選挙で51番とは縁起が悪い。それ以上に、区内600箇所近い公設ポスター掲示場の近くで待機している大勢のボランテイアの皆様に申し訳がない。

 一般的には、この「51番」が受付番号となり、ポスター掲示場の「51」の場所に貼ればいいのだが、上位順位の候補者に書類不備などがあると、順番が繰り上がってしまい、すでに貼ったポスターを貼りなおすことになる。

 したがって、最終的に「受け番号51」と書かれた紙をもらうまでは、この番号を通知できないのだ。51番目の受付だと、受けつッケ番号受領まで概ね40分はかかるだろう。この間、区内各地で待機している方々に「今か、今か」と気をもませることになってしまうので、申し訳ないのだ。

 午前8時半の受付から、手続き終了まで1時間20分を要し、午前9時50分、選挙七つ道具を持って、次は蒲田警察署へ。宣伝カーの「設備外積載許可証」を受領して、初めて街頭宣伝が出来るのだ。

 警察署では事前に審査が済んでいるので、手続きはあっといいうまに終わった。さあ!いざ出発である。地元を一巡して選挙事務所に戻った。私は、選挙の宣伝カーの騒々しい連呼には否定的である。反対の立場になれば、「いぬぶしをお願いします」と言われても、知らなければ「うるさ~い」と怒鳴りたくなるだけだろう。

 ただ、連呼でまわっていると、久しぶりにお会いする支持者や、知人にばったり会うことがある。これが効果と言えば、効果だろう。宣伝カーは「移動手段」だと思う。演説をする場所へ移動する間、もったいないから「連呼」をする、そんな感じだ。東京都選挙管理委員会が以前行った調査によれば、宣伝カーの連呼により投票行動を起こした有権者は1%に満たない。知人のある別の区の区議は、初当選以来、一度も宣伝カーを使わずにトップ当選を続けている。

 さて、事務所に戻るとあわただしく「出陣式」の準備だ。震災の影響で、選挙前に通常行う事務所開きを行っていないので、神官による神事と出陣式がセットで実施することになり慌しい。

 出陣式には、中山恭子参議院議員が駆けつけてくださり、あの品のいい語り口で「いぬぶしがんばれ」と応援の弁をいただいた。その後、蒲田駅前に移動して、中山恭子議員とともに、街頭演説を。

 これから1週間の戦いが始まる。がんばるぞ~





***公職選挙法の規定により、この日記は4月25日にアップした***




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大田区長・大田区議会議員選挙

2011-04-16 | Weblog
 いよいよ明日から大田区議会議員選挙と区長選挙が行われる。国政選挙は大々的報道されるが、もっとも基礎的な自治体である区市町村選挙に対しては報道も有権者もいまひとつ関心が低い。

 しかし、今回の震災でもわかるように、地元の自治体の判断のミスが住民の命すら奪ってしまうのだ。その意味から、自治体選挙はきわめて重要である。

 あしたからは、統一地方選挙の後段戦が始まる。ご自身の感性で、正しい自治体議員を選択して欲しい。立候補者は以下の通り。

自民党:17名(現職14名、新人3名)
公明党:12名(現職7名、新人5名)
民主党:15名(現職5名、新人10名)
共産党:9名(現職7名、新人2名)
みんなの党:5名(元職1名、新人4名)
生活者ネット:2名(現職1名、新人1名)
社民党:1名(新人1名)
緑の党:1名(現職1名)
日本創新党:1名(新人1名)
区民党:3名(新人3)
無所属:6名(現職1名、新人5名)

たちあがれ日本:1名(現職1名)

合計73名(当選50名)

 ちなみに私は、明日11時より地元事務所(大田区東六郷2-13-5 雑色駅から徒歩3分)において出陣式を行う。来賓には中山恭子議員もお越しになる。どうか、事務所にお越しいただきたい。

 なお、その後11時30分ごろから中山議員とともに、蒲田駅西口でも駅頭演説を行う。手話通訳も手配済みなので聴覚障害をお持ちの方も是非ご覧いただきたい。

 また、公職選挙法がネット時代に対応していないため、個人のブログの更新が「違反文書図画の配布」に問われる可能性があるため、明日から4月24日(日)までの日記の更新は4月25日(月曜日)以降に、まとめて行うので、しばしお待ち願いたい。

 投票用紙は、なぜかまだ届いていないが、月曜日から期日前投票が出来る。投票用紙の到着は4月20日頃らしいが、投票用紙なしでも投票できるので、投票日まで待てない方、時間が取れない方などは、月曜日以降最寄の特別出張所、本庁舎へどうぞ。

 泣き言の日記になるのか、爽やかな日記になるのか、神のみぞ知る。

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今更ですが航空自衛隊予備自衛官災害派遣決定!

2011-04-15 | Weblog
防衛省ホ-ムペ-ジより

海上自衛隊及び航空自衛隊の予備自衛官の災害招集について
平成23年4月15日
防衛省

 先月16日(水)に防衛大臣は、陸上自衛隊の予備自衛官、即応予備自衛官に対する災害招集命令を発出しましたが、自衛隊として引き続き総力をあげて災害救援活動を行うため、本日、防衛大臣は、海上自衛隊及び航空自衛隊の予備自衛官を招集する災害招集実施命令を発出しました。

 海上自衛隊の予備自衛官は八戸航空基地の復旧活動等や横須賀基地の給食業務を、航空自衛隊の予備自衛官は被災された方々への生活支援(給食・給水)活動を、それぞれ実施する予定です。

 だ、そうだ。おいおい、ちょっと遅いんじゃないの!航空自衛隊には、たかだか800名の予備自衛官しかいない。その多くの仲間たちが震災直後から「早く招集せよ!」と高い志で「その日」を心待ちにしていた。

 それは、たとえ民間人として「娑婆」にいても、自衛官として培った使命感が失せていない証拠でもある。たかだか年間5日間の招集訓練しか受けていないが、一般人よりは少しは使えるのではないだろうか。

 それよりも何よりも「何のために」予備自衛官を訓練しているのか、という本質的命題を航空幕僚監部や防衛省内局は精査しなければならないだろう。なんとなく制度があるから「例年通り」の代わり映えしない「招集訓練」を今後も続けていくのだとしたら、また、今回のような国難に対し、海・空の予備自衛官の招集に.1ケ月以上もかかる制度だとしたら、もはや予備自衛官制度は陸上自衛隊に任せて、海・空はこの制度から「撤退」すべきである。

 上記は多くの航空自衛隊予備自衛官の仲間の共通認識である。

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当たり前の幸せ

2011-04-14 | Weblog
 家に帰ると家族がいる、電気がつく、水道が出る、温かいご飯が用意されている。そんな何気ない風景が、ありがたいことだと思わせてくれた東日本大震災、と書いたら石原慎太郎都知事のようにバッシングにあうだろうか。

 しかし、本当にそう思う。いままで私たちが「当たり前」だと思っていたこと、それは実は、とてもありがたいことだったのだ、と痛感させられた震災でもあった。



 上記のような、蒲田駅前の花壇に咲き誇っている花々に対してでさえ、ありがたいなあと想ってしまう。被災地の方々は、きっと春の花々に対してそんな想いを抱くことはできまい。

 一体、神はこの震災で我々人間に対していかなる警鐘を与えようとしたのだろうか。我々人間は、万物の霊長として、あまりにも自然や、それを司る偉大なる力(Something Great)に対して不敬ではなかったか。

 石原慎太郎都知事は、若干被災地への配慮を欠く発言だったが、ことの真相は彼の発言どおりではないだろうか。「今度の地震は日本人に対する“天の警告”だと思う」

 自分だけよければいいという我欲のかたまりのような昨今。学校では売国民主党を支持する日教組教員による「あなたらしければいい」という我がまま教育の結果「人を思いやる」という日本人が少なくなってしまった。

 そのような意味では、我が国の国民に対して「大きな宿題」を与えた大震災であった。我々は多くの尊い犠牲のもと、あらためて人間とは、自然との共生とは、と考えなければなるまい。

 そのような小さな存在の人間が、自分自身の小さな我欲のため、汲々としている昨今は見苦しいぞ!はんせい!!

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怪文書?正規文書?

2011-04-13 | Weblog
 選挙が近づくと所謂「怪文書」なるものが街に出回ることが多い。わたしなど「敵が多い」ので以前は随分と怪文書が出回ったが、今回は1件だけだ。

 自宅あてに届いた1通のファックス。

先生の個人情報がインターネットに流出しています。なお、この事実は日本新聞協会加盟全社に通報済みです。

 とあった。そこにかかれたURLにアクセスすると、風俗店のメルマガを購読している議員や候補者名が数名並んでいた。そのなかに私の名前があったのだ。なんじゃい?

 こんなもんかい、とあきれてしまった。そもそも、メルアドを公開しているので、一日に何十件という風俗系、投資系、怪しげ系、中国系など様々なメールやメルマガが送られてくる。そんなもんまでかまってられるか!

 ご丁寧に、日本新聞協会加盟各社にまで通報していただいてありがとう。

 さて、その次の「怪文書」は凄い。「怪」にしては出来すぎているのだ。実在の弁護士2名が自民党の大田区議会議員を被告にして、損害賠償請求を起こした訴状と各種証拠のコピーである。

 なぜ私のところに来たのかは不明だが、訴状を読むにつれビックリしたのだ。あまりにも三文小説のようだからだ。訴状の要旨は以下だ。

蒲田の飲食店でバイトをしていた原告の女性Sさんに、この区議が再三にわたり「食事に行こう」「出かけよう」と電話攻勢をかけた。この区議は妻帯者なので無視していると「妻とは離婚する」と懇願。

結局この言葉を信じSさんは、彼と同棲を始めた。が、妻と離婚をしない。そこで、別けれた。しばらくして別の男性と再婚。ところが、この区議が再婚先まで押しかけてきた。

そこで再度離婚せざるをえなくなった。どうしてくれるのか、と区議に詰め寄ると「妻と離婚した戸籍抄本」を持ってきたので再度、同棲。(実際には離婚していなかったらしい)今度は、この生活のなかでDVを始めたためSさんは区議に再度別れ話を提案。

ところが、区議は「君と老後暮らすマンションを買おう」と逆に言い出し、Sさん名義でローンを組ませマンションを購入させた。しばらくは毎月15万円の返済資金を区議が払ってくれたが、いつのまにかこのマンションにも来なくなった。

現在、区議は蒲田の風俗店に勤める中国人女性と同棲をしている。

ついては、婚約不履行。マンションの返済代金未払い、DVなどあわせて1100万円の慰謝料を払え。

 という訴状である。

 いやはや、彼(被告区議)は議会でも教育行政に熱心なだけに、事実だとしたら同僚として大変残念である。すでに東京地方裁判所にて係争中なので、この行方を見守りたい。

 以上は、正式な訴状からの抜粋だが、この後、街には本物の「怪文書」が流れている。それには、以下のような、もっと三流週刊誌的ネタが書かれている。にわかには信じられない内容である。

現職区長は、衆議院選挙で与党候補だった公明党遠藤乙彦氏を応援しないで、対立候補だった森田健作氏の選対幹部だったのに、自分の選挙では、公明党の推薦をもらっているのは情けない。

被告区議がSさんとの交際費用を捻出するために、区長や区幹部に懇願して、大田体育館隣接地の不要なマンションを区に買わせたのではないか。
(本件は、松原区長らを被告として5億円余を区に返せ、との住民訴訟が提訴された。ただし、期限後の訴えのため棄却。)

別の自民党の区議が、被告区議の愛人が勤める風俗店から、女性を「お持ち帰り」した。

 民主党の「政治と金」問題で国民は小沢氏の説明責任に言及した。この区議たちも、事実無根であれば、区民に対して「説明責任」を果たすことが望まれよう。
 
また問題は、松原忠義区長(自民党)の「お役人手のひら区政」を批判して、自民党を離党しようとした「マトモ」な区議、永井前議長に対し「除名」というイジメをやっておきながら、倫理観欠落の被告区議、売春防止法違反の可能性がある区議に対しては「お咎めなし」という自民党大田総支部の「良識」とはなんぞや???うかがいたいものだ。

 民主党が大エラーと四球を投げ続けている今、まさに政権奪取のチャンスだろうに。こんな色恋沙汰で訴訟や怪文書が出るのは、いささか「脇が甘い」ですな、自民党さん。お気をつけあそばせ!

 怖い世界だ‥



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善意の後始末?

2011-04-12 | Weblog
 今回の震災では様々な形で被災地支援のボランテイア活動に関わらせていただいた。その中から地域の底力の素晴らしさを知り、多くの匿名の人々の善意にも触れた。

 反面「自分はいいことをしている」という「自己満足型」のボランテイアの存在も目にした。無論「無関心」の方々より余程ましなのだが、日本中が「自己満足型」になると、これまた別の問題が起きてしまう。

 被災地の避難所では、倉庫を埋め尽くす「古着」と「振毛布」を見ることができる。この処理(処分)費用は、受け入れた自治体の負担である。また、ひとつの箱には「同一の品」という阪神淡路大震災で学んだ「救援物資送付の基本」を無視した支援物資の山には、これを仕分けする大量のマンパワーが必要だった。


 そして、仕分けの結果、残念ながら多くの物資が「不要物」として、これまた「費用をかけて」廃棄処分されることになった。

 震災から1ケ月が経過して誰でも被災地に入れるようになった。志高いボランテイアの方々が多く現地で活動を始めた。大田区からも14日にボランテイアの第一陣が東松島市に出発する。

 その募集パンフレットには、ボランテイアの心構えとして次のような言葉がのっていた。

「自分が何をしたいか」ではなく「何が必要とされているか」と考えて欲しい。と。

 今、被災地で何が必要だろうか。家、仕事。日本中の応援と善意で日本を復活させよう!

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被災地へ行ける大田区民募集!(在住・在勤)

2011-04-11 | Weblog
 以下のように、大田区においてボランテイアを募集している。ただし、くれぐれも「善意の押し売り」や「自己満足のため」にならないようご配慮願いたい。

1.体力に自信のない方はやめよう
2.精神力に自信のない方はやめよう(何もない場所での余震は恐怖)
3.写真を撮りに行くような気持ちの方はやめよう

 以上は、大田区の見解ではなく「いぬぶし」の私見である。以下は大田区から。


宮城県東松島市の現地支援ボランティアを募集しています  大田区では、4月1日・2日に医師会・区の合同支援チームを東松島市へ派遣しましたが、現地災害ボランティアセンターから「津波に襲われた家屋の汚泥清掃」について、早急な活動要請がありました。
 
これに応えるため、区民と区の協働で、緊急かつ継続的な現地支援ボランティア活動に取り組むこととなりました。つきましては、下記のとおりボランティアを希望する方を募集します。

活動内容 被災地(東松島市)での家屋内外の汚泥処理及び家屋内整理等(雨天の場合は、作業内容の変更もあります)

活動日程

平成23年4月14日(木曜日)から4月15日(金曜日)まで
平成23年4月21日(木曜日)から4月22日(金曜日)まで
平成23年4月26日(火曜日)から4月27日(水曜日)まで

それぞれ、1日目の夜に出発し(出発場所は区役所前を予定)、2日目は一日作業を行い、撤収後帰路へ(帰着は午後10時頃を予定しています)


募集人員
各回とも、約25名
(条件)区内在住・在勤・在学で注意事項を守り、活動可能な方

保険
ボランティア活動保険(天災特約、感染症特約付)未加入の方には、加入手続きを行います。(既加入者を優先させていただく場合があります)

装備
(個人で用意していただきます)
•作業着等(または汚れてもよい服で長袖、長ズボン)、ヘルメットまたは帽子、ゴーグル、ゴム長靴、ゴム手袋(厚手で長めなもの)、軍手、マスク、タオル、ヤッケなど
•帰りの着替え、飲料水、食料(朝・昼・夜)、汚れた衣服を詰める袋など

注意事項
•家屋に散乱しているものは被災者の方が大事にしてきたものです。ごみ処理ではなく、大切なものですので、気持ちを込めて整理する心構えを持ってください。(周りに迷惑をかける人がたくさんいます)
•仕事は選ばず、汚物の処理など自分で進んでできるくらいの覚悟が必要です。
•自分の健康面や体力も十分に考慮に入れ、申し込みと活動をお願いいたします。
•「自分が何をやりたいかではなく、何が必要とされているか」が大切です

申し込み方法
ボランティア登録シートに必要事項を記入の上、大田区被災地支援ボランティア調整センターに持参またはFAXでお送りください。

大田区被災地支援ボランティア調整センター 
区民活動支援施設蒲田
「micsおおた」2階多目的スペース(消費者生活センター2階)
〒144-0052
大田区蒲田五丁目13番26号101
電話:03-3735-3840
FAX:03-3735-3856



なかのひと






  




今日は選挙に行こうぜ!

2011-04-10 | Weblog
 今日は統一地方選挙前半戦の投票日である。都道府県知事、道府県議員、政令市の市長、市議選挙などが行われる。しかしながら、毎度の事ながら、国政選挙にくれべて、地方選挙の投票率は低いのが現状である。

 地方分権論が高まり、中央集権からの脱皮が声だかに議論されているわりには、有権者の関心は低い。特に日頃、県政、市政と関わりのない勤労層の投票率が低いのではないだろうか。若年層の投票率低下も問題だ。

 選挙に勝たなければタダの人になる候補者たちは「票田」に群がる。結果として、各種団体、町会、商店会、老人会などに候補者が集まり、若年層や勤労世帯とは、ますます政治が離れ、投票率もこの層では低くなるというスパイラルが止まらない。

 投票率の低さ、政治的成熟度の低さを嘆いても始まらない。このスパイラルを止める唯一の方法は「有権者の一揆」である。いままで「やったふりの議会」を開き、首長と「八百長政治」を行ってきた日本中の地方議会や議員に「ノー」の行動を起こすことだ。

 よく候補者の話を聞いて欲しい。ブログがあれば、それも読んで欲しい。議会の議事録が公開されていれば、ぜひ何を発言して来たのか見て欲しい。様々な資料に接すれば、おのずから結論が出るだろう。「間違って当選させてしまった候補」と「当選させるべき候補」が。

 代表質問や一般質問で「本件について執行部のお考えをうかがう」等と質問している輩がいたら絶対に投票してはだめだ。自らの政策提案もしないで、役人の考えを聞く。こいつは「役人の手先」以外の何者でもない。そして、このような使いやすい議員に役人は「センセイご指摘の件につきましては、今後の検討課題とさせて頂きたい」などと、やる気もないクセに煽てる。やったふり議員の典型的質問類型である。

 一番良くないのは「誰がやっても変わらない」という有権者である。日本国憲法は、普通選挙権を定めている。したがって、投票しないという行為は、憲法違反である。「誰に投票していいかわからない」ということも、認められない。選ばなければならないのだ。

 我々は、一昨年「政権交代」という大きな失敗を有権者として行ってしまった。「誰がやっても変わらない」と思っていた国政を、バカが司ると「これほどにも変わる」ことを実体験したし、現在もそのことを多くの国民が痛感し反省していることだろう。

 今日は、その憲法違反者が続出する投票日である。どうか、兎に角投票所に出かけて欲しい。そして、投票して欲しい。わからなかったら「白票」でも止むを得ない。棄権よりよほどましだ。

 棄権は危険。この国を変える貴重な1票を無駄にしないで!お願いだから!

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