いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

あらあら、自衛隊面接官さん、ダメじゃん!

2007-02-12 | Weblog
 友人のご子息が、自衛隊の幹部候補生試験を受験されたと聞いた。某有名大学を優秀な成績で卒業見込みの好青年である。勿論、合格したものと思っていた。

 ところが、結果は不合格。筆記試験は楽々パス。面接で落ちたのでは、とはご本人の弁である。(それが原因かどうかは不明。仔細は非公開なので以下は、私の邪推の域を出ない)

 面接担当の幹部自衛官が次のような質問をしたそうだ。

試験官:採用されたら定年までいてくれますか?

受験者:‥‥‥

 採用されたら、事故もなく無難に「定年までいること」が、幹部自衛官の職責、資質だとしたら、笑っちまう。往々にして、エリートで部隊指揮官を経験したことのない「坊ちゃん」に、こういうトンチンカンなヤツがいるのだ。

 彼が聞くべきは「採用されたら、身の危険を顧みず、指揮官として国民の負託に応えられますか?」であろう。また、この友人の息子さんが、どこぞの公務員予備校にでも通っていて「模擬面接」を受けていたら、ウソでも「はい、いかなる困難や民間から甘い誘いがあっても定年まで自衛官として勤務する覚悟です」と答え、採用されていたのではないだろうか。

 成績偏重、人物軽視の採用基準は公立学校教員だけでなく、防衛省幹部自衛官にまで及んでいるのか?嗚呼!
スカパ ネットTV 起ちあがれ地方議員【戦う区議 犬伏秀一の報告】約60分



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国旗、国歌に礼をつくせない教員はやめちまえ!

2007-02-11 | Weblog
 本日、建国記念の日にあたり区内の新聞、街頭で配布した「いぬぶし秀一余計なお世話レポート」の一面を転載する。

 私は、幼少の頃、サラリーマンの父と二人きりの父子家庭だった。我が国の歴史文化伝統にを常に大切にしていた父は、伝統的行事は必ず行い、また、祝日には国旗を狭い我家の玄関に掲揚していた。父亡き後、私は独力で進学するため、15歳で第18期航空自衛隊生徒として、埼玉県熊谷基地に所在する学校に入校した。日曜日以外毎朝8時に君が代の演奏とともに掲揚される国旗に敬礼して授業が始まり、17時に降下される国旗に敬礼して授業が終わる、という生活を4年間過ごしてきた。従って、国旗や国歌に礼をつくすということは習慣になっている。このことは外国の国旗や国歌に対しても同じ教育を受けてきた。当時(多分今も)航空自衛隊には外国の賓客を出迎える常設の儀仗隊がなかった。そこで、各国空軍の賓客が来日されると、容姿端麗(?)な生徒から選抜された儀仗隊を作り、六本木(当時)の防衛庁に出向いたものだ。そこでは、航空音楽隊がその国の国歌を演奏し、国旗と賓客に敬礼をする。15歳にして一国を代表できる栄誉に感動したものだった。

 さて、tころが、最近の我が国の体たらくはなんだ!世界192ケ国の中で、国旗や国歌について「掲揚するか?斉唱するか?」など、不毛な、そしてあきれる議論をしている幼稚な国は日本だけだろう。また、昨年9月には、東京地方裁判所が「東京都教育委員会が、教員に対して式典などで国旗に向かって起立や国歌斉唱を求めるのは違法である」と、都に原告教員401人に対し慰謝料を払え、と命じた。裁判長は判決において「教職員が起立や斉唱を拒否しても、国旗国歌に対する正しい認識を生徒に教えることを阻害するものではない。」と述べている。無茶苦茶なロジックである。そうか!だからか、学校教員が法令違反や、非社会的行動を取っても処分が軽いのは。区立中学校の教員が酔っ払って、自転車をお盗んで逮捕。その後、管理職試験に合格して某区の副校長に就任。現職副校長が禁止されている自家用車通勤を5年間続け、その間不当に通勤定期代を受領し、いまだ副校長に在職等々‥この裁判長の理論でいけば「教員が自転車をかっぱらって逮捕され、その後副校長に昇任したとしても、生徒に法令順守の精神を教えることを阻害するものではない!」な~るほど!

 昨年3月には、区内の都立高校卒業式に過激派活動家と一部感化されて保護者が、礼儀知らずな薄汚い格好で「卒業式に国旗国歌を使うな!」と校門でビラを配る、という事件があった。私が、その場にいた共産党系法律事務所の弁護士に「TPOをわきまえろ!」と抗議すると、過激派などが退去した後「私もそう思います」と率直に謝罪された。敵(?)ながらあっぱれ!左側にもまともなヤツがいるんだ。

 国旗国歌に限らず、平和主義だ、護憲だ、反米だ、といっている連中は、実にご都合主義である。都合によって、民主主義や反米を使いわけるのだ。日本国憲法は、彼等がきらいな米国中心のGHQ(連合国司令部)主導で作成され、原文は英文だったが、護憲の訴えのときには反米は言わない。国旗国歌は、日本国憲法に基づき適法な選挙によって選ばれた国会議員が、法の規定に基づき定めて法律に基づいたものだ。もし、いやなら代案を示し、その代案を支持する国会議員を多数にし、法律を改正する、というのが民主主義の原則である。ところが、彼等は「自分達の都合」で、ここのところでは、民主主義の原則にふれない。

 昨年、愚息の結婚入籍にあたって、3つの市、区役所をまわったが、大田区以外の役所では「おめでとうございます」と窓口職員が言ってくれた。国旗国歌に礼をつくすのは、この「ありがとう」と同じだと思う。人に喜びがあったり、何かしてもらったら「ありがとう」と言う事は、法律以前の問題であるし、自らが生まれ育った国に誇りを持ち、その国民統合の象徴である国旗、国歌に礼をつくすことは国際的な常識でもある。そういえば、区立の学校に出かけてみて思うこと。それは【挨拶の出来ない教員=指導力不足又は問題教員】という構図が成り立つことだ。学校に行ったら廊下、事務室、職員室、とにかく出会った教員に挨拶をしてみて欲しい。元気に挨拶がかえってきたら、まあその教職員は大丈夫。暗い挨拶、おどおどした挨拶、挨拶が出来ない者、こいつらはアウトである。国旗国歌に礼をつくせない教員と同様、学校現場いや公務現場から退場して頂きたい。早くやめちまえ!
スカパ ネットTV 起ちあがれ地方議員【戦う区議 犬伏秀一の報告】約60分



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また騙されるのか!北朝鮮に

2007-02-10 | Weblog
金正日を親分とするならず者国家、北朝鮮が、食うに困って、またインチキを始めた。自由圏諸国の金融制裁や経済制裁に、いよいよお財布がピンチになったとみえ、対話に応じるジェスチャ-を見せ始めたのだ。

 6ケ国協議が北京で1ケ月半ぶりに再開され、北朝鮮が核施設の凍結と査察を受け入れると表明したそうだ。ウソつけ!!!今まで、どれ位騙されてきたか。

 クリントン大統領(当時)が、ならず者ドラ息子のオヤジ金日成に、原子炉停止の見返りに経済支援をした結果が、いまである。我が国も、ついこの間、こともあろうに「ささにしき」を大量にお届けした。が、拉致疑惑はまったく解決されず、それどころか不審船の爆破自爆事件までおこされてしまったではないか。

 今回の北朝鮮犯罪集団の軟化は、経済制裁で、いよいよ困った結果にすぎない。またここで、米を与え、経済支援をすれば、元気をつけて、査察など受け入れる訳がない。

 この際、徹底した経済制裁、金融制裁、人的交流の停止。国内支援団体のあらゆる法を駆使しての壊滅こそ、独裁犯罪者に苦しめられている、罪のない北朝鮮国民を助ける唯一の方策である。国際社会は協調して、決して騙されてはいけない。

 ところで、大田区議会日朝友好議員連盟、いまだにその目的に「帰国事業を推進する」だと、情けねえ~

(大田区議会日朝友好議連:48名の区議のうち自民党、共産党は全員、公明党は1名を除き全員、合計44名の区議が加盟。私は初当選以来未加盟)



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区長候補はジェットコースター?

2007-02-09 | Weblog
 今日、大田区筆頭助役が辞任され区役所を後にした。18歳で北海道から上京。防衛庁(当時)の初級公務員(現在の3種)から社会人生活をスタートし大学の二部に通い、東京都の幹部試験に合格。大田区の筆頭助役にまで上り詰めた苦労人である。防衛庁出身、そして「生まれが貧粗(失礼)」という共通項から親近感を持っていたし、喜怒哀楽が判りやすい性格は、ポーカーフェイスが得意のお役人の中では、とても人間的で好感を持っていた。区管理職のなかには、そのような経緯から、私を彼のシンパだと警戒している輩も多くいたようだ。

 しかし、人間的に好感が持てることと、仕事上の関係は別だと私は常々思っている。例えが悪いが、共産党の議員には人間的にステキな方も多い、が仕事となれば、その思想はなんとしても駆逐しなければならない、というのと同じだ。

 現区長の長期政権(20年)のもと、彼が事務事業適正化の掛け声のもと、区役所のウミを出した功績は大いに評価できるが、議会や議員に対し「どうせ変わらないのだから余計なこと言うな‥」などと議会軽視の高慢な態度は忘れない。また、行政経験に秀でた長期政権の結果、トップダウン政策のイエスマン輩出機構と化した大田区管理職軍団のマインドコントロールも、創意工夫のない管理職続出というマイナス効果を生み出してしまった。

 さて、彼は、つい最近まで区長候補予定者の中では最有力と言われていた。現職区長が後継指名をし、堅い票田である公明党が支援を決定したとも言われ、自民や民主の一部議員も支援を表明、磐石な支持層を固めている様相だった。

 が、ここ数日で急展開。自民党の現職都議が自民の区議団をまとめ、自民党支部大物の支援をも取り付け、最有力に躍り出たのだ。一時は助役支持の流れだった公明党もこの動きに乗るようで、大どんでん返しの様相だ。この間の経緯には、公表できない裏事情もあるのだが、双方にとってジェットコースターのような一週間だったろう。

 長期政権の中、何を提案しても反対しないオール与党体制の議会や議員を甘くみた結果ではないだろうか。その意味では自業自得とも言えるが、昨日まで「一緒に酒を飲んだ同志」と思っていた議員達に鞍替えされた気持ちは如何なものだろうか。心中察するに余りある。

 党利や個人的な利益ではなく「友情」や「信頼」で語れない「この業界」、ほんとうに残念である。おいらは、そんな世界の枠外であることを、心から幸せに思う。

 あなたの肩書きなんかなんであれ、5月になったら呑みに行こうネ。ご苦労さん!



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ふざけるな!民間会社の「お役人感覚」3連発

2007-02-08 | Weblog
 私は、8年間の間「お役所に区民の常識を」と、お役人や学校教職員の非常識の改革に努めてきた。民間のそれに、お役所を合わせるべきだ、と訴えてきた。ところが、ここ数日遭遇した、お役所なみの民間企業の対応には、あきれてしまった。

①高圧的、生意気と評判の悪い大田区本庁舎地下駐車場警備員、感じの悪い職員が3名、感じのいい職員が3名で構成されている。先日は、その3名のうち最も感じの悪いのにあたってしまった。あまりの感じの悪さに車を降りて注意をした。「あなたは、区民が最初に出会う大田区の関係者なんだ。もっと笑顔で接したらどうか。サービス業だろう。警官じゃないんだから」と。すると、彼は「あんたに言われる筋合いじゃない」と反論。これにはきれた。さっそく、経理管財課長に「契約不履行である。来年度は契約するな!」と申し入れ、所管総務課長にも苦情を言った。さらには、契約の相手方にも電話で通告。なんと、契約先の協同組合幹部も下請会社社長も「評判が悪い」事実を知らなかった、というのだ。嗚呼!

②月末に、街頭演説用のスピーカースタンドを買った。ところが、昨日、この留め金のネジが折れてしまった。さっそくメーカーに電話すると、今日区役所まで代替品を持参するという。クレーム処理としては素早くいい対応である。ところが、来たのは閉庁ぎりぎり。さらに、新品ではなく「貸し出し品」を持参。壊れたのは留め金だけなので、その部分だけを交換しておいていけ、と担当者に迫ると「すべて持ち帰り調べて送り返す」と譲らない。どうせ、留め金を換えて送るのなら、この場で留め金だけおいていけば、本体の送料2回分が助かるはずだが、この若いお兄ちゃんには、そんな経営感覚はないらしい。嗚呼!

③昨晩、会合が終わって自転車で家路を急いでいると、支持者の社長さんから電話があった。「今、近所の焼肉屋で会合しているからよりなよ。」家のすぐ手前だったがUターンしてお店へ。社員さんや、顔見知りの方など10名ほどで小宴会を催されていた。私の生ビールと、追加の飲み物を何品か注文すると、この店の30歳代の店長らしき人物が「閉店ですので出せません」えっ!チェ-ン店でもない、普通の地元の焼肉屋である。それも閉店と書いてある11時まではまだ5分ある。一同ぶったまげた。そこで、余計なお世話が大好きな私。店長に「あなた経営者じゃないな。ここで出して売り上げと、次回来店を期待するのと、頑なに拒むのとどちらがいい?」と諭した。彼は「私は雇われ人です。時間については経営者たる社長の方針です。」だとさ。本当だとしたら経営者もアホである。そして、6万円近い会計をすますと、この店長さん領収書に印紙を貼らない。問うと、印紙がないと。そりゃそうだ。こんな対応じゃ、印紙を貼る客なんか来るわけない。怒った社長さん「ふざけるな。時間に厳しいなら、印紙のない領収書なんか出すな!明日、会社まで持って来い!」店長は渋々応じた。感じ悪くなければ、隣りのコンビニで買っておいでよ、とアドバイスしてあげたんだけで、自業自得。
アホである。二度と行くもんか!

 どんなに優秀な人間が集まっても、その中で必ず優劣が出来てしまうという。2:6:2の原則というそうだ。2割の優秀な人間と、どっちでもない6割、そして、落ちこぼれの2割。お役人や教員を見ていると、1:3:6ぐらいじゃないかと思うが、民間もアホがいるな~

 まったく焼肉屋が生ビール飲ませないから、もう一件いっちまったじゃないか‥(反省!)


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駅頭演説で貢物ゲット!嬉しいネ

2007-02-07 | Weblog
 今日も早起きをして駅前演説に出かけた。本日の目的地は、激戦区「京浜急行雑色駅」。ここは、自民新人、民主現職、共産現職2人、公明現職、無所属新人、そして私と、選挙戦本番さながらの場所取りが行われている。負けてたまるかと、現場着AM06:40、よし勝ったとばかり駅前に向かうと、すでに新人候補が、数枚のちらしを言い訳のように持って「おはようございます」の、ご挨拶中。私の最も軽蔑する駅前での議員のスタイルである。なんで、政治に「ご挨拶」が必要なんだ!しかし、場所取りには負けた!

 止む無く、隣の駅、六郷土手に向かう。こちらは一人舞台。思う存分、ご挨拶ならぬ、大演説会を行った。駅前での演説は、見も知らぬ方との出会いが多い場所で、とても好きな場所だ。本日の出会いは以下のとおり。

①古いステンレスの流し台を自転車に積んだおじさんが、突然握手を求めてきた。頑張れ!と。この流し台を、これから川崎に売りに行くのだが、7000円になる、凄いだろう、とも。そして、ポッケから三角チーズを「これ、食べろ!」と下さる。ありがたいことだが、アルミホイルのはがれたチーズ大丈夫だろうか。住所をうかがうと「六郷橋の下」との返事が返ってきた。でもさ、ホームレスのおじさん。偉そうに、スーツ来て「俺には政治なんて関係ない」てな顔して、無視するエリートサラリーマンより、おいらはあなたの声援のほうが、何倍も嬉しいよ!

②突然、マスクをされた女性が「頑張って!」と目前に。聞けば、ある団体で顔見知りの方だったが、マスクでわからなかった。通勤途上の娘さんが「お母さんが応援している犬伏さんが駅にいるよ」とのメールがあり飛んできた、とのこと。滅茶苦茶うれしい!娘さんにもありがとう!

③近所の商店の女将さん。「あんた、声が小さくて聞こえないじゃないの。ダメよ!」と、缶コーヒーを下さった。ありがとう。でもね、大きくすると「うるさい!」との苦情もくるのよね。しかし、女将さん、店頭の最高の場所に、ライバルのポスター貼ってあるのは「付き合い」だよね‥

 こんな、区政や政治に対する呟きを形にする仕事、重責である。カラオケ歌ってできる仕事じゃないぜ!



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区議会、区長立候補説明会

2007-02-06 | Weblog
 今日は、大田区選挙管理委員会主催の立候補説明会が開催された。別にこんな会に出席しなくても、告示日である4月15日に「完璧な書類」を持参すれば立候補は可能だが、出馬宣言のようなもので、だいたいの候補者が出席をする。私はというと、時間的な制約もあって、ご挨拶を拝聴して10分で失礼をした。

 注目は、区長選挙の候補者であった。参加陣営は5名。現区長が後継指名をした区助役(9日に辞任予定)、現職の都議(自民党)、現職区議(現在生活者ネットワーク、無所属で出馬予定)、税理士(共産党推薦)、馬込地区で陳情をよく出されている区民、の各氏である。凄かったのは、現職助役の事務方参加者の顔ぶれだ。各陣営2名までの参加だが、この陣営からは、元助役と元代表監査委員という蒼々たる顔ぶれを揃えての出陣(?)である。

 さて、区議はというと以下の総勢63名(定数50名)が参加した。

自民党17名(現職13名新人4名)、無所属3名(元自民党現職3名)公明党12名(現職10名新人2名)共産党9名(現職7名新人2名)、民主党10名(現職4名新人6名)国民新党1名(現職)、緑の党1名(現職)、生活者ネットワーク1名(現職)、社民党1名(新人)、自由党1名(現職 私)、無所属7名(現職2名、新人5名)

 注目は、やはり5期20年間続いた西野政権の後継を選ぶのか、新たな風を期待するのかだろう。ただ、残念ながら、町会役員や区内各種団体の役職者以外は、誰が区長になろうが「お任せ」という雰囲気があるのが問題である。起きろ!有権者!

 また、最大与党である自民党の動きがこの選挙の行方を変える。現職都議で一本化は非常に難しい状況だが、都議が早々に辞職をすれば(立候補まで辞職しないという選択もある)、都知事選挙と同時に都議の補選がある。とすれば、都議の地位を虎視眈々と狙っている、資金力のある区議がまっさきに同調、区議団のまとめにはいるだろう。さらには、現在衆議院選挙にからんで自民党除名中の3名の現職には「復党」というカードで迫る、という構図が頭に浮かんだ。(あくまで、私のフィクションである。)

 そして、我が区で大きな影響力を持つ公明党、創価学会の動きが重要である。現在のところ、助役支持は揺るがないが「最後は勝ち馬」という原則でいけば、各陣営、注視せざるを得ない。

 また、区内いたるところにポスターを貼って知名度抜群の、元衆議院議員(民主党)の動向も面白い。

 さあ、大田区20年ぶりの大改革。頑張れそれぞれの区長候補!おいらは?人の事どころじゃないのよ。50番に滑り込むか、51番に泣くかの崖っぷちなんだから‥



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後援会旅行、観劇会のお誘い

2007-02-03 | Weblog
 題名を見て「ついに犬伏も田舎議員に成り下がったか!」とビックリされた方もいるだろう。そうではない。議員になってからというもの、自宅に様々な売り込み、寄付、陳情などの郵送物が届く。その中でも多いのが、
「後援会旅行に当館を!」「後援会の観劇会は是非、○○のショーを!」といった部類のものだ。

 ここ2日でも2通届いた。「○木○夫のショーのチケットを、お世話になっているセンセイには、7000円のところ半額でご提供する」とある。(お世話した覚えはないが‥)妻にこんなもんが来た、と見せると「あら、それ近所のスーパーでも3500円だった。」なんじゃい!元々3500円じゃないか!

 国民宿舎からきたチラシには「大切な後援会旅行は安くて寛げる当館へ」とあった。「大切な」よりも「安くて」に力が入っているようで面白い。

 ちなみに、私は、2期8年の間、このような企画(?)を一度も行ったことがない。過去、旅行会社社長として、何回も「後援会旅行」の企画をたて、添乗員として同行し、主催するセンセイ方の哀れな、いや涙ぐましい姿を見てきた。私にはできない、とその時思った。

 ある議員さん(区議ではない)の日帰りバス旅行があった。私を支援すると申し出て下さった方から「あなたのパンフレットを、一緒に行く仲間に配るから頂戴」と連絡があった。さすがに勘弁して、とお断りしたが、「どうせ、みんな安いから行くだけなのよ。かまわないから」と。それでは、とありがたくお渡しした。そんなもんだよ~

 国会、都議会、区市町村議員などが、旅行に行きお酌に宴席をまわる、新年会に出てカラオケを歌う。そのことを否定するものではない。そのようなお付き合いも必要である。しかし、そのようなことだけで「いい政治家だ」と判断する風潮が、残念ながらまだこの国には根強い。先日も街で出会った方から「なんで新年会こなかったんだ。地元の議員で来なかったのはお前だけだ!(言葉そのまま)」と怒られた。しまった、忘れてた!嗚呼、民主主義‥

 昨晩、テレビ番組で、エジプト人の女性が、居並ぶ与野党の国会議員を前に「日本の民主主義はおもちゃだ!官僚の独裁主義じゃないか!」と声だかに叫んでいたが、まったく同感である。そして「おもちゃ」にしているのは、政治家よりも、後援会旅行や観劇会を期待する有権者では‥



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ご苦労さん!西野大田区長5期で引退

2007-02-02 | Weblog
西野大田区長が、昨日5期の今期限りで引退する意向を明らかにした。4月の区長選挙を前に、区職員、議会、区内団体などが、その進退に注目したいた。区幹部職員や議員の間には、元区長と、次期区長を狙う助役との不仲説まで流れ、「どちらにつくか」が、まことしやかに流されていた。

 私は、1月5日の日記に書いたように、引退説をとっていたし、複数の情報筋(?)から、「区長の誕生日に引退発表」を聞いていたので、ああ、やっぱりという感である。

 西野氏は、18歳の12月に大田区に臨時吏員として入庁。日大の夜間で学び、東京都の幹部試験に合格。当時、都の内部団体だった大田区に戻り、議会事務局長、助役、そして、天野元区長の急逝を受け、区長に就任された。18歳以来、56年間区役所一筋で勤務され、兎に角、数字と業務に精通されていた。

 ただ、5期20年間は長すぎた。今、課長になっている多くの管理職が、入庁以来「西野体制」しか知らないのだ。行政経験にすぐれ、あらゆる業務を熟知したリーダーのもと、創意工夫よりも、トップダウンの指示を難なくこなすことが、管理職としての出世の道だった。さらに、次期区長と目される助役が取り仕切る「降格・左遷人事」が、より一層Yes manの管理職を作りあげてしまった。

 今後は、急速に次期区長への支持を各政党が決定するだろうが、共産党以外オール与党の区議会は、自民、公明、民主が、助役支持になり、生活者ネットワークと共産党が独自候補擁立。ほぼ、信任投票の形で、助役の区長就任となるのでは、というのが「業界筋」の読みだ。

 助役の行政改革の手腕は、大いに評価するところだし、喜怒が判りやすい性格は個人的には好感を持っている。しかし、彼の就任は、創意工夫がなくなった区役所内の空気を好転させるとは思えない。いや、より一層厳しくなるかもしれない。

 出て来い!民間出身の逸材!今こそ地方自治が、そして大田区政が面白い!いずれにしても、西野区長ご苦労様。お疲れ様でした。



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神様か、駅頭演説か?

2007-02-01 | Weblog
 今日は、昭和42年8月1日厄年で病死した父親の月命日である。毎月、月命日の前後で都合のいい土日には相模原に7年月賦で購入した墓参りに出かけている。今月も次の土曜日に出かけるつもりだ。静かな山中の墓前で早朝手をあわせ、1ケ月の出来事、家族の事を報告し、今月の決意を述べる。生を授けてくれた感謝の時間でもある。今年は、絶縁状態のまま、一昨年老死した母の墓にも詣でてみようと思っている。

 また、この月命日には、地元の神社で1日参りの会というものが朝7時からあり、これ幸いとばかり、父の冥福を祈りに、毎月参拝に参加させて頂いている。凛とした空気の中、本殿で首をたれる時間は「神道」という宗教行事というより、SOMETHING GREAT(サムスイング グレート偉大なる力)さんの凄さに平伏する、私にとって、何物にもかえがたい貴重な時間でもある。

 ところが、先日から恒常化した、駅前・街頭演説は朝7時以前に行かなければ、場所取り競争に負けてしまう。選挙告示期間(1週間)であれば、誰がいようが、その横で負けずに声を張り上げるのだが、まだ「平時」である。それは、仁義違反だと思いできない。さて、どうしよう???

 神様か、駅頭の場所取りか‥‥精神性を取るのか、物的な利益を選択するのか。このような「物」か「心」のような判断を迷う場合、私は、自らの良心に対し、後日後悔しないよう「心」を選択する。それは、そうするのが、あたりまえのように習慣化されてしまって、答えは、迷いながらも決まっているのだ。

 と言うことで、駅前には行かず、神社に詣でた。うまいのは、同じ地元の現職区議さん、早朝参りの人々が集まる時間に本殿の外にいて、この方々にご挨拶をし、祝詞が始まると、姿を消し、駅前へ。やるな~おぬし!こうでなければいかんのかしら。

 いえいえ、きっと親父と、SOMETHING GREATさんが守ってくれるわいな。
頼みますよ!



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