いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

残念だけど扶桑社を採択するような教育委員はいないだろうな

2005-07-31 | Weblog
 さて、中学校の教科書採択が佳境にはいってきた。東京都立の中学校では、注目の扶桑社の教科書がめでたく採択された。東京都教育委員会の再度の英断を評価したい。

 また、栃木などでも採択の動きがすすんでいる。しかし、多くの採択区では、名も知らぬ、中国や朝鮮半島の偉人名を掲載し、わが国の歴史上も重要な人物を載せない教科書が「適切」だと採択されている。採択する教育委員の良識を疑う。

 いや、そうではない。そもそも、教育委員会という制度は、米国から形だけ導入されたが、米国のように行政から独立している訳でもなく、教育委員は首長が選任。委員長は一年交代の輪番。事務局職員は、一般の異動と同じ感覚で、行政部局から転勤で教育委員会にいる。

 委員会そのものも、他の審議会などと同様に、事務局がシナリオを書き、その筋書きですすめられていく。お役人のDNA、すなわち「波風たてずに穏便に」を実践するとすれば、扶桑社の教科書採択などというシナリオは絶対に書けない。採択などしようものなら、左巻きの皆さんから、カミソリは届くは、無言電話はくるは、大変なことになるのは明白だ。

 大田区では、8月3日14時から、8月4日15時から、教育委員会が開催され、採択される。1時間前から傍聴券を配布するが、予定数(100名程度)を超えた場合は抽選を行なう。いかに形式的に「粛々と」教科書が採択されるか、多くの良識ある区民においでいただきたい。



 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。