いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

ムショで生活保護費頂いてました@荒川区

2012-10-10 | Weblog
 荒川区は、70歳代の男性が逮捕され収監されていたにもかかわらず、生活保護費140万円を支給していたという。生活保護費に対する批判の中、甘い審査が浮き彫りになった格好だ。以前、大田区の職員が泥酔して電車内で暴行。蒲田署に逮捕され、ブタ箱から有給休暇を申請していた事件があったが、まあ、本件といい面白いもんだ。

 この男性は、荒川区内の簡易宿泊所に暮らしており、区は平成18年から月額13万円(!)の生活保護費を支給してきた。しかし、平成20年にケースワーカーが簡易宿泊所を訪問したところ、暮らしていない事が発覚。支給を停止した。

 ところが、この男性懲りずに、今年5月に荒川区の福祉事務所を訪問し、生活保護の申請をしたのだそうだ。その際の聞き取り調査におり、男性は平成19年11月に逮捕されムショ暮らしをしていたことがわかった。

 その間、彼の銀行口座に振り込まれた保護費(税金)は、約140万円。荒川区は、男性と協議の上、月々1万円づつ、140回月賦で返済させることにしたそうだ。いやはや、140回といえば、11年半である。なんとも寛大な処置である。

 シングルマザーが小学生2人を養っていて無職だと、月額23万円、独居老人で年金もないと月額16万円、生活保護費が支給される。就労の意思の表明は簡単である。毎月1回ハローワークに出向き、紹介された面接会社に出向き、「ヒドイ履歴書」を持参し「きたない格好」で面接を受け、「週休2日、残業ない、賞与は6ケ月は欲しい」等、無理難題を言い「不採用」を勝ち取れば「就職の意思はあるが、なかなか希望の職場がない」となる。(極端なものを例示した)

 本当に保護が必要な人には手厚く、悪意のキリギリスには「期限を切って」生活保護費を支給しないと、日本にはアリさんがいなくなってしまうではないか。

 日本は社会主義国家だったんだ!マンセイ!