いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

大田区体育館開館イベント、台湾に無礼だろう!

2012-07-17 | Weblog
 先の東日本大震災において、世界最大級の支援を行ってくれた国、台湾に対し、日本国政府は極めて無礼な扱いをしたことは以前に書いた。また、あの人権無視、共産党独裁国家である中国(中華人民共和国と呼ぶらしいが、以降、本稿では中共)には大使館を置き、在日中国領事館の土地取得に便宜を図る等、ゴマすりをしておきながら、台湾に対しては外交上、無礼千万なのである。

 東京にも、台北にも相互に大使館は存在しない。大使館業務を行う亜東関係協会(東京)、交流協会(台北)という民間団体の事務所があるのみで、その職員はジュネーブ条約で身分保障されている「外交官」ではない。また、台北の交流協会に駐在するべき「防衛駐在官」は、中共に遠慮してか、
自衛官OB(民間人)という有様である。

 しかし、間抜けな我が国の商人大使丹波氏(元伊藤忠商事社長)に見られるように、商売の市場としては中共は大きく、仲良くしたいのだおるが、相手はまったく信用できない連中であるのは、あらゆる言動から理解できるのだ。反面、台湾の人々はとても親日的でフレンドリー。外交上も、防衛上も、台湾と国交を再樹立すべきである。

 さて、さる6月30日「談合だ!」という、怪情報が流れた大田区総合体育館がオープンした。4000人のアリーナを備え、はたして公的な施設、それも区立として必要だったのか、という疑問が残るが、兎にも角にも開館した。

 その開館イベントの内容が、本日の特別委員会で報告されて「なんでだ!」と噛みついた。報告によれば、7月1日に大田区総合体育館開館イベントとして「男子バスケットボール 日本対チャイニーズタイペイの試合が行われた、という。

 チャイニーズタイペイ???これは、中共が様々なスポーツの国際大会等で、台湾又は中華民国名義での出場に嫌がらせをするため、領土問題を棚上げしてオリンピックに出場するため、付けた名称である。

 大田区という「国際都市」を標榜する地方自治体が台湾の選手を迎えるのなら、相手に無礼のないようにすべきであり、ここで中共などに遠慮することはないのだ。

 堂々と、日本対中華民国(台湾)とすべきなのだ。まったく、ここでも事なかれ主義の役人根性が見え隠れする。以前、区民大学に反日在日AV監督らを講師に呼んだ「前科ある」担当課長は、「チャイニーズタイペイ」という呼称に特段、考えず、国際大会使用のものを表記した、と答弁した。

 そういう「客人」に対する細かい配慮、また、自国に対するプライドを持つことも「国際人」には求められることを、痴呆自治体職員も気づかなければならないのだ。

 台湾の選手の皆さん、大変申し訳ありませんでした!