いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

わお~大田区議会図書室に掘り出し物が!!

2011-08-27 | Weblog
 全国の地方議会には議会図書室がある。これは地方自治法第100条第18項に基づいて地方議会に附置することが義務付けられたものである。この図書室には、同条第16項によって政府から都道府県及び区市町村の議会に送付される官報及び政府刊行物、並びに第17条によって都道府県から区域内の区市町村及び他の都道府県の議会に送付される公報及び刊行物を保管しなくてはならない。これに加えて議会図書室には、議員の活動に役立てるため、法律に基づいて送付される資料に加えて当該の自治体が作成・刊行した当該地方公共団体の行政資料などが収められる。

 わが大田区にも、いささか「しょぼい」が議会図書室がある。備え付けの「貸し出し簿」を見る限り、その利用は「極めて少数の勉強好きの議員」に限られているようだ。普段は、ほとんど利用者がいないため、長時間の打ち合わせや、こもって勉強するには格好の場所で、私もよく利用している場所だ。

 昨日は、その図書室の「数少ない蔵書」を何気なく見ていたら「大発見」をしてしまった。なんと、「数少ない蔵書」のなかに「北朝鮮コーナー」があるではないか。そこには、「主席金日成」や「資料朝鮮民主主義人民共和国」と大書された大型の本、「金日成回顧録」「金正日略伝」などが並んでいる。


 大田区議会には「日朝友好議員連盟」があり、ほとんどの区議会議員が加盟しているから当たり前なのだろうか。日本人を拉致している「犯罪国家」の親分の本を、はたして税金で運営する議会図書室に置くべきだろうか。ましてや、姉妹都市である米国セーラム市や北京市朝陽区のコーナーはなく、「北朝鮮」だけがスペシヤルなのはどうか。

 もっと「掘り出し物」もあった。それは、「訪朝団1,2」と書かれたアルバムだ。どうやら1990年代に大田区議会の超党派(自民、公明、社会各党)で訪朝団を組織して出かけた時の写真らしい。

 平壌市内視察の写真に混じって「羨ましい写真」も数枚見ることが出来る。チマチョゴリを来た美女とダンスに興じ嬉しそうな区議会議員さんらの写真である。北朝鮮の視察と言えば「喜び組」を想像してしまうのは、私の品性が低いせいだろうか。まさか、想像しているようなことはないだろうが‥


 私は、まともな隣国と友好親善を深めることに異を唱えるつもりはない。しかし、自国内では飢餓で餓死する国民がいるにもかかわらず、核兵器の開発に奔走し、金正日や家族、労働党幹部は贅沢三昧。さらには他国に国民を拉致するなど、国家としての体をなしていない犯罪者集団とは、一切の関係を持つべきではないと考えている。

 北朝鮮の善良なる国民や金正日一派の呪縛から逃れられない、在日北朝鮮人の方々の、自由で豊かな生活が一日も早く訪れるよう願ってやまない。民主的で友好的な北朝鮮の国家が樹立され、拉致された日本人全員が無事帰国したら、私は喜んで「友好議連」のメンバーになろう。


 なお、地方自治法第100条第19項に基づいて、「議会図書室は一般に開放して利用に供することもできる。」とされているので、興味のある方は、ぜひとも、区役所10階、区議会事務局にお越しいただきたい。議会事務局が撤去するまえに!!

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