いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

大田区役所またまた全国へ発信!104歳白骨化

2010-08-20 | Weblog
 今日区役所へ出向くと、正面玄関付近に黒塗りのハイヤーやらテレビ中継車がやけにたくさん停まっている。何事????と不審に思っていると、区議会議員一斉メールが来た。以下メールの転載である。前回「区議会議員は報道で区政を知る」と嫌味を書いた効果が今回には活かされているようである。「よくできました! ○ 」

大田区議会議員各位

平成22年8月20日

高齢者(100歳以上)の所在確認について

8月12日に、高齢者(100歳以上)の所在確認について情報提供しておりますが、未確認だった1名について状況をお知らせします。

【調査の状況】

①対象者:女性(104歳)

②確認内容:8月19日に区職員が息子(64歳)と面会し、母親は文京区で、平成13年6月に死亡したとの話がありました。しかし、死亡届を出していないこと、遺骨を所持しているとの本人の話の内容から、同日蒲田警察署に通報しました。息子は平成16年5月、大田区に母親と共に転入届を出していました。

大田区福祉部高齢事業課長 横山庸子 電話5744-1255

 どうやら、区内にいるはずの女性が亡くなっていた、ということらしい。調べれば、この方の「住所があった」場所は、羽田地区の私と親しい町会であることがわかった。

 また、死亡届を出していない息子は、地元の老人会の世話役でもあり、私もお会いしているらしい事がわかった。それからが大変である。上記メールの発信人である横山課長は、全国ネットで、その映像が配信された。

 今回のケースでは、地元である大田区の責任については、どう判断すべきだろうか。被扶養者たる息子がいる以上、民生委員なども彼の言葉を信じてしまうのは止むを得ないと思う。何しろ、民生委員にも、区職員にも「家の中に立ち入る権限」さえ与えられていないのだから。

 ただ、大田区の事件につき報道発表をすべきは、一事業課長ではない。大田区の責任者たる松原忠義区長が、報道に対し発表すべきが「親分」としての使命である。就任まもない田中良杉並区長は、同様な事件につき、報道に対し自ら説明をしている。

 羽田空港国際化など、プラスの華々しい案件は区長が報道発表をし、マイナスの案件は、課長や部長に「お任せ」というのはいただけない。「大将の器」というのは反対にしなければいけない。責任を取るべきマイナスの案件は区長自らが前面に出て、羽田国際化など華々しい案件は部下である産業経済部長や空港担当部長に華を持たせるのだ。まあ、取り巻きの「ゴマすり木っ端役人」が、来年の区長選挙を案じて「ご注進」したのだろうが、区長の身を想ってのことではなく、自らの来年以降の「保身」のためであることを、そろそろ区長自らが気づかれたほうがいいと思うが‥

 それとも「危機管理の場合の挨拶文例集」が、まだ出来上がっていないから無理なのだろうか。西野前区長の時代には、区長室には最上位で係長しかいなかった。松原区長になり、区長室長(部長)、秘書課長、と一千万円を超える年収の管理職を二人も増員して「殿を護る」体制を敷いた割には、危機管理が出来ていないのは気のせいだろうか。

 忠誠心だけで周りを固めると、こうなる、という好事例にならないよう、人事は「仕事」で評価すべきに方針は早くかえるべきだろう。いや、そうなると、ほとんどの「ゴマすり」管理職が「閑職」に飛ばされ、人手不足になってしまうのか‥

 嗚呼!!東京の表玄関、大田区!!!!


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