いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

選挙は魔物!自民、公明勝利、民主惨敗@大田区

2009-07-13 | Weblog
 昨晩はテレビから目が離せなかった。多くの知人、友人が都議選挙に挑んでいたからだ。開票が開始される前、いや投票が終わった午後8時すぎには、「当確」のテロップが流れる。その後も、自民の議席はヒトケタが続き、民主が順調に当選を決めていく映像が送られる。

 そして我が大田区。なにしろ8議席という都内最多の議席に、なんと14名が挑戦する、という候補者も都内最多の激戦区である。ただ、14名中、2名の無所属と社民党候補は、各陣営ともに「標的外」なので、実質的には、11名で8議席を争う図式だった。

 また、歴史的に、公明2議席、共産1議席は「指定席」と言われており、これを差し引くと、8人で5議席を取り合う、と、だんだん絞られてくる。事前の業界筋(?)や世論調査での予想は以下のようなものだった。

当確
鈴木章浩(自民現)、柳ケ瀬裕文(民主新)、田中健(民主新)、岡崎幸夫(民主現)、藤井一(公明現)、遠藤守(公明現)、可知佳代子(共産現)

残る1議席を、名取憲彦(民主現)、神林茂(自民現)、鈴木昌雅(自民現)が争う。

 特に、長身で美男子の柳ケ瀬候補は、ダントツでトップ当選だろう、と囁かれていた。ところが、昨日の開票の結果は、番狂わせの次のようなものだった。

①田中健②柳ケ瀬裕文③藤井一④鈴木章浩⑤遠藤守⑥神林茂⑦可知佳代子⑧鈴木昌雅(以上当選)⑨名取憲彦⑩岡崎幸夫⑪黒沼良光(共産)⑫矢野敦子(社民)

 なんと、他の選挙区で民主が大勝利をしている中、大田区では自民、公明、、共産は現職全員当選。民主だけが現職2名落選。新人2名当選という、惨敗ではないにしても、風とは言えない結果だった。

 民主58名の候補で落選は4名だけ。うち1名は島嶼部で、手堅い自民党現職、それも最大の人口がある大島出身に対し、新島出身の民主新人という「村対抗試合」で負けた候補である。もう一人の落選は、3人区の目黒区で、告示直前に、民主現職の選挙スタッフを急遽公認したもので、当然と言えば当然。

 ところが大田区の落選したお二人は、いずれも都議会で一目おかれる現職。手堅い後援会組織が自慢だった。それが、まさかの惨敗である。民主党新人二人が8万票も取ってしまったので、この二人まで回らなかったのが敗因のようだが、たまげる選挙区である。

 そして、昨日まで「プ-太郎」だった「通称けんちゃん」こと田中健氏が「センセイ」になり、都議や区議を何期も勤めたお二人が「ただの人」になる。

 嗚呼恐るべし選挙の洗礼!!!

 それぞれのご健闘を称える!お疲れ様でした。

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