いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

保護者の7割が公開望む。全国学力検査結果

2009-06-06 | Weblog
 5日に行われた政府の規制改革会議で報告された調査結果によれば、「全国学力検査・学習状況調査」の学校別結果の公開を、保護者の67.3%が公開すべき、と考えていることがわかった。反面、橋下大阪府知事をして「くそ」と蔑視された教育委員会側は、86.7%が公開すべきではないと回答している。

 教育も行政も一種のサ-ビス業である。顧客のニ-ズと満足度を常に意識することが求められる。さらには、主権在民の原則から言えば、行政の持っている情報は、個人情報など特別に公開に馴染まないもの以外は、住民と共有すべきものである。

 教育長が、私の公開すべし、との質問に「公開した場合の町会など地元の反応が危惧される」と答弁したが、これこそ「官は正しく民は愚か」という「愚民行政」の感覚である。

 顧客の70%が「公開」を望んでいるのに、サ-ビス提供者は、公開したくないという。この乖離こそが、わが国の統治機構の根本的な問題に繋がる思想であろう。

 現在、私は、大田区教育委員会に対し、区立中学校別の成績評定割合を非開示とした決定について「不服審査」を請求中である。ただ、この制度も可笑しなもので、大田区教育長が決定した「非開示決定」の不服審査請求を大田区教育委員会に対して行う、というのだ。

 例示は適切ではないかもしれないが、泥棒した男の家族に、泥棒の事実があったかどうか調べてください、と頼んでいるようなものだ。また、決定した教育長自身も審査する側の「教育委員」だし、他の教育委員さんは、弁護士、医師、学校長、PTA関係から区長が選んだ方々である。相当のお小遣い(失礼!)を貰っている行政側の決定「を覆すことなど、出来るのだろうか。

 忙しくてまだ作成出来ていないが、近々、中学校別評定一覧を区内にチラシ配布をして、「はたして民は愚かかどうか」確認をしたいと思っている。

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