いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

往生際が悪い特別区職員組合!ボ-ナス削減

2009-05-20 | Weblog
 政府は8日の給与関係閣僚会議で、国家公務員一般職の夏季ボーナス(期末・勤勉手当)について、当初予定していた月給2・15カ月分から0・2カ月分の減額を求めた人事院臨時勧告の完全実施を決め、閣議に報告した。臨時勧告に基づき国家公務員のボーナスが減額されるのは、1948年に人事院勧告制度が始まってから初めて。(以上共同通信より)

 何事も国や都に倣え!の「中央集権」の特別区でも、各区公務員のボ-ナスを同率で削減することに決定した。ところが、各区職員組合の連合体である自治労特別区職員労働組合連絡会(略称:特区連)は、これに猛反発。いまだに雇用者側である区長会との間で妥結を見ていない。

 ただ、これは毎度のことで「簡単に妥結」してしまうと、傘下の組合や組合員から「何やっているんだ!」「特区連は生ぬるい」「特区連などいらない」という声が出てしまう。従って、賃金闘争は「最終的には負ける」ことがわかっていても「最後まで戦った」という「言い訳」を作らないと、組織存亡の危機に繋がるのだ。

 迷惑なのは、各区議会である。6月支給のボ-ナスの減額なので、5月中に条例を制定しなければならない。ところが、今はどこの議会も定例会は閉会中で、唯一、議会の役職や新たな委員会構成を決める「臨時会」が、5月下旬に予定されているぐらいだ。大田区の場合、今日あたりまでに妥結してくれれば、この臨時会に間に合うのだが、どうやら無理のようだ。

 結局、5月25日に予定通り第一回臨時会を開き、その後、特区連の「ギリギリ」までの「闘争終了」を待ち、5月28日に、再度臨時会を招集して、ボ-ナス減額の条例を審査することになるらしい。

 いまや、職員組合が「給与減額を阻止」するなどという時代ではない。今、区職員の「月額手取り額」を即値上げする方法があるとすれば、それは、職員組合を辞めることだろう。そうすれば、月1万円弱の組合費と2000円の自治労の積立金は、確実に負担減となる。

 組合員の負担したお金で、どれくらい自治労幹部が「楽しい思い」をしているか、ぜひとも自治労旅行センタ-(JTBと自治労で設立)に聞いてみて!

 ところで、自治労に支持され、自治労出身の国会議員が多い民主党さん、政権取ったら本当に「公務員改革」なんぞ出来るのかいな?

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