いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

いぬぶし予算委員会で答弁者に????

2008-03-11 | Weblog
 先週から長丁場の予算特別委員会が始まった。特に今日は朝10時から夕方5時まで『人の質問を聞くだけ』という、誠に苦手な時間を過ごさねばならぬ。ただ、予算、決算委員会は、本会議の質問と違って『一問一答』なので、それぞれの議員の特徴がわかって面白い。今日は、多くの議員がせっかくの一問一答なのに、原稿を用意していたのは些か残念であった。それに応えるお役人も『答弁原稿』朗読であるとしたら、やはり『大朗読大会』と言われても致しかたない。

 さて、昼食を済ませ午後の部に入ると、すぐさまマイクの故障が原因で休憩となってしまった。30分遅れで始まった総括質疑が終わり、款別(科目)質疑に移った。最初は議会費。自民党の長老、元議長のK議員が質問にたった。と、ビックリ!彼は冒頭こう切り出したのだ。

K議員:いぬぶし秀一の激辛日誌というのがインターネットで公開されている。2月21日付けのものに、このような松原区長宛、議長名の抗議文が掲載されている。(文書朗読)この文章を議会事務局長は持っているか?どのような経緯でこの抗議文が出たのか。議長名の文書でありながら、我々18名(注:自民党議員の数)は知らない。どのようにして議員に周知したのか?

局長:同じものだと思われるものの写しを持っている。当日の議会運営委員会において、発言があり、対応を議長一任とされた。文書写しは各会派幹事長にお渡しした。その後、各会派において、どのように処理されたかはお答えする立場にない。

(他会派議員から『ウチは全員に配ったぞ~!』とのヤジ)

K議員:いぬぶし議員にお尋ねする。この抗議文を入手した時期を。

いぬぶし:21日、議会運営委員会において私が、観光課長人事発表の仕方につき、苦言を呈したところ、各委員からも同様の声があがり、議長に一任した。その後、各会派幹事長に配布されたものである。多分、自民党さんも幹事長が各議員に配布されたのだろうと思う。ただ、最近、自民党さんのFAXを何者かが利用して怪文書を流すなど、ひょっとすると今回もFAXなど自民党さんの通信機器のトラブルでK議員がご存知なかったのかもしれない。

K議員:議長にうかがう。この文書を提出した経緯を。

議長(自民党):(私や事務局長と同様の答弁。)

K議員:この日記の2月25日付けのものは、一度掲載されたものが訂正されている。その事情はなにか。

いぬぶし:人事案件についてのことだと思うが、議会運営委員会開会5分前に議案を持参するという異常を指摘し、その後の部分に、この該当者の個人的問題及び様々な本人事案件を危惧する職員、区民からの怪文書の一部を掲載した。その当日、当該人事候補者本人から私宛電話があり、個人的な問題部分を削除した。その電話でのやりとり、理由については、個人的な内容でありここでは申し上げない。ただ、ご希望があればいつでも再掲載する。

K議員:インターネットは公器である。世の中『偽』が氾濫している。事実を確認せずに掲載することは問題である。局長はどう思うか。

議会事務局長:それぞれの議員が行う活動につきコメントする立場にない。

K議員:この案件につき一部女性議員が反対している、と議長が発言したとの情報があるが事実か。

議長:何のことを指しているのか理解できない。

 ふう~。一体、この質問の趣旨はなんなのだろう。いぬぶしを懲らしめる?そいつは逆効果だった。議長を懲らしめる?同じ自民党同志で?そんなことはないだろう。自分が知らなかったことに憤慨した私憤?いや、議長まで経験された識見高く穏やかな最年長議員でもある彼が、そんなことをするはずがない。

 では、人事案件の候補者に対するリップサービスか?これも、わざわざ蒸し返すことになり違うだろう。

 一体、この質問を予算特別委員会で行った趣旨はなんだろう。まったく理解できない。ただ、委員会終了後、多くの区職員、議員から質問と激励ぜめにあったことだけは書いておこう。



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