いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

討論採決。あれ?所管課長は帰っちまった!

2008-03-10 | Weblog
 本日は総務財政委員会が開催された。議案として補正予算案(第6次)が審議された。これは、先日書いた『20年度予算案に21年度以降13件の債務負担行為の記載モレ』と書いた件の『20年度分』の補正である。

 通常は出席しない産業振興課長が、その経緯など議案の説明を行った。ところが、その後各会派が賛成反対の態度表明をし意見を述べる『討論』になると、さっさと退席してしまった。

 委員会室には『事業課』不在のまま、むなしく討論が続いた。私の討論の趣旨は以下のとおり。

①このような補正予算を審議しなければいけないことになった、所管課長が討論の場に退席するとはどういうことだ。今いる理事者はよく討論内容を伝えるように。(後刻確認したが、誰も所管課長に伝えていなかった!!!)

②役所の決裁に使う『稟議書』のハンコは、責任の所在を『みんなで押せば怖くない』と不明確にするものと思える。本来の目的は、様々な立場の人間がハンコを押す前に『確認』することにより、今回のようなミスを防止するためにあるはずだ。大田区庁内では、ペーパーレスの電子決裁が一般的になってきたが、機械的にパソコンキーで『決裁』するのではなく、それぞれが責任を持って確認せよ。

③今回の制度改正により、中小企業への信用保証枠が広がるとの説明があったが、これは実態を理解していない。枠が広がったということは、信用保険によりカバーされる金額が増額されただけで、多くの中小零細企業は、審査の段階でこの『枠一杯』まで認められることはない。以前の制度では、いっぺんに多額の保証料を支払うことがなく融資金額全額を利用できた。今回の改正により、事業者は保証料を一括で支払わなければならない。毎月の利子など、何千円かの補助であれば、ほとんど経営に影響しない。本当に必要なことは何かを勉強せよ!

 困ったもんだ!!



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