正木まどかと、Podcast「山川浩一のスタンダードジャズ入門」の収録をした。
かつて、山川夫人が、弟子の歌手たちを評して、MC子は、ホステスも勤まらない、K美は、チーママに最適、店を持てるのは、まどか、だけよ、と格付けしたが、(なぜか奥様の女性の格付けは、いつも水商売になるのだ!)正木は、自分のような狭量なエセ・インテリ?には、到底及ばない、眼力・確固たる思想を持っている。今日も感心させられた。
「大失恋したとき、どうやって忘れたか?やけ酒、やけ食い、やけ買い物、一人旅か?」
の問いに対して
「すぐ忘れて、次の恋をします。もっといい男を見つけて、過去を上書きしちゃいます。違う色で人生を塗り替えます。」
「恋の痛手、失恋を癒すのは、新しい恋しかありません。
次の恋に生きましょう。どんどん。
この人いなくなったら死ぬと何回も思ったのに、死んでいない。
生きている私。要するに死なないで、次の恋をしているんですよ。」
そんな回答だった。これ、恋人だけでなく、仕事や会社も同じだなと思った。いつまでも失敗にくよくよしていないで新しいチャレンジで、過去を塗り替えていかないといけないんだ。簡単なことが、自分には、わかっていなかったと反省させられた。正木は、あげまんなるだろな。大した女だ。
「ビリー・ホリディーは、God Bless The Child, Left Alone, Fine and Mellow, Strange Fruit 他、数々の名曲も作った。豊な感性と表現力が、認められ、頭のいい人だったことがわかる。それなのに、なぜ、ドラッグ漬けで、女、金にだらしがない男との結婚を繰返したのか?」
この問いに対して、正木は
「そういう男が好きだったのよ。弱い男が、好きだったの。人間の弱さ、醜さ、怠け癖に、理解が、あったのよ。自分もそうだったんでしょ。」
なぜ、ホリディーは、歌うだけに留まらず、詞や曲を書かずにはいられなかったのだろうと、ずっと、疑問に、思っていた。この正木の答えで、それも、解けたような気がした。(神に?)救いを求めて、真実を問い詰め、歌わずにはいられなかった、思うところを表現せずには、いられなかったのだ。
今回の収録で、正木の旅行好きに、意味があることもわかった。変わること、一時的に変わって元に戻ること、変化することが、大切だと思っているようだ。彼女なりの感性の磨き方なのだと思う。正木によると、旅行が、手っ取り早いのだそうだ。
追記。正木の名言集、月並みではあるが、
「他人と絶対比較しない」
「どんなに悪いときでも、その中に、よい面、よい要素を見つけて、良いことだと思うようにしている」
というものもあったな。
正木まどか
http://ameblo.jp/madocamasaki/
Podcast「山川浩一のスタンダードジャズ入門」
http://www.voiceblog.jp/yamafan/
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