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【コラム(8)】「怒りのコントロール」

2015年07月22日 | 意識の研究プロジェクト(旧:野村総合意識研究所)

【コラム(8)】・・・「怒りのコントロール
「意識の研究」をしていると、感情のコントロール方法にも関心が向きます。
 私たちは生きている間に様々な感情の波に翻弄(ほんろう)されています。
心を喜びで満たすものから、絶望の淵に追いやってしまう多種多様な感情があります。
感情があるから人間らしさがある訳ですが、時としてコントロールができない感情エネルギーもあります。この代表格として「怒り」があげられます。
今回は、この「怒りの感情」について少し検証してみます。

 感情は肉体と密接な関係があります。
怒りの感情が湧くと、心拍数が上がり、息は荒く、声は震え、発汗して、顔が上気します。ひどくなると意識が薄れる場合もあります。頭に血が上った状態です。面白いことに、緊張は真逆の反応を示します。血が頭に上がらず、下がってしまう。内臓に血が下がるので、緊張が進むと貧血になる場合があります。血圧は低下。手足は冷たくなり、額からは冷や汗が出ます。

 反対に怒りは、血が頭に上り、血圧は上がります。
怒りが脳に血液を集めるのは、脳の働きを極限まで高めようとするからです。そのおかげで身体はより早く動けます。狩りをするのにはうってつけです。

 緊張は、血液を体幹に集めることで、攻撃されたときの出血を最小限に抑えます。また、動きが緩慢になり、皮膚の表面温度が下がります。体温が下がることで、体臭も抑えられ「捕食動物のような脅威」から身を隠すのには都合がいいのでしょう。緊張で手に汗をかくのは、滑り止めで、大型獣からいち早く逃げるために木に登ったり、岸壁を乗り越えたりするために必要な生理作用です。
身体は生存の為に素早く身体のシステムを変更します。
まとめると、怒りは、自分にとっての生物的脅威を、頭脳や肉体を駆使して捕獲し、排除しょうとする働きです。

 逆に緊張は、かなわない強敵から隠れ、身を潜め、襲われても損害を最小限に抑えようとする働きです。
怒りと緊張は表裏一体なのです。人類が数百万年の間に身につけた生存にはなくてはならない基本的な機能です。
大切な生存機能ですが、時としてこれが身を滅ぼす原因になる場合があります。

 動物と人間の「怒り」の大きな違いは、継続と拡大です。動物の怒りはその場限りです。かたや人間の怒りは、その場でおさまらず、長きにわたって怒りを持ち続けることができます。さらに、怒りの炎はドンドン増幅して、最初の火種よりも大きくなっていることが多々あります。
怒りのループです。怒りの原因→連想や妄想で怒りの火種を大きくする→似たようなトラウマを呼び寄せる→怒りがドンドン増幅する。

 怒りは頭をフル回転させるから、火種に類似した連想を引き寄せてしまう。このため相手を傷つけたり、信頼関係をこわしたり、望まない結果を生じることが多々あります。傷害罪で刑務所に入る場合もあります。

では、どうすれば怒りがおさまるのか?
 怒りの増幅ループに入らない。受けた怒りの種は、連想したり、考えたりしないで、それだけにとどめておく...という方法もありますが難しいです。もっと簡単な方法として、身体にあらわれた状態の反対をすればいいのです。体の動きから感情を制御する方法です。少し訓練がいりますがとても簡単です。

 ひとつの方法として、身体にあらわれた状態の反対をすればいいのです。

身体の動きから感情を制御する方法です。少し訓練がいりますがとても簡単です。
意識を足の裏に集中させるのです。足の裏の感覚を身に付けるために、日頃から足裏を意識する必要があります。

 歩いている時、椅子に座っている時、通勤の電車で立っている時、身体の重さを足裏全体で感じ取るのです。
そして、息を吸い込むとき、息が下に通るようにイメージします。鼻→お腹→二つに分かれる→左右の足裏。足裏から息が出るイメージです。
重心を下に動かすのです。

 怒っているとき人は、足が浮かんでいます。ローキック、内股や大外刈りなどの足技で簡単に倒すことができます。頭を下げて謝るふりをして、両手で相手のくるぶしを持ち上げ倒すなど姑息な技もあります。但し、怒りを攻撃性に変えられる武術経験者には通じませんが。
日頃から、足裏を意識していると、安定感も増し、心が落ち着きます。

世の中には、毎日が怒りの渦の中。すごい仕事があるのですね。けっこう、参考になります。
督促OL 修行日記 単行本 
榎本 まみ   (著)

<内容紹介>

「一時間に60本の電話がノルマ」「電話で怒鳴られるのは日常茶飯事・・」。
 大学を卒業して入った会社で、著者は、いきなり借金を返さない人に督促の電話をかける部署に配属され、「督促OL」となった!
客からストーカーよばわりされたり、呪いをかけると恨まれたり、今から殺しにいくぞ・・と脅されたり、仕事を熱心にすればするほど、人から嫌われる仕事に心が折れそうになる日々・・。もともと人見知りで、人に強く言えない性格の著者が、百選練磨の借金王の面々を相手に、毎日格闘し、ついには、2000億円の借金を回収する「スゴ腕 督促OL」に!
”日本一ストレスフルな職場”で、自分なりの得意分野を探しだし、モチベーションを維持する方法を見つけ、仕事に誇りを見出していくまでの、新人時代をエッセイとマンガでつづる。
Kindle版、マンガ版もあります。


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