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プラス思考と熱い想いで挑む!!
 ~『熱血系瞬発型blog』~前へススんで行くんだ

カトリーナが日本に来たらば、どうなる?

2005-09-04 | 時事ネタに喰らいつく
収まらぬ略奪、「暴動怖い」恐怖増幅…米ルイジアナ (9月2日 読売新聞)
米ハリケーン、絶望の黒人貧困層…ニューオーリンズ (9月3日 読売新聞)
ハリケーン「カトリーナ」写真特集 (毎日新聞)
米ハリケーン特集 (読売新聞)

カトリーナによる被害状況をTVなどでみると
かなり悲惨な状態である・・・。

ここで僕の目に入ったものは
壊れて誰もいない、スーパーマーケットに進入し
食料や家電製品を持ち出している輩であった。

大変な被害にあっている最中、窃盗とは・・・いや、これは略奪だ。
「生きるために仕方がない」ではなく「混乱に乗じて、やっちまおう」というモラルを失った姿。
そこは先進国とは言い難い、まるで発展途上国のように僕の目に写った。
豊かさと貧困の差がはっきり出て、
アメリカが抱える負の問題をさらけ出したといってもいいだろう。


このような事(社会的混乱)が、もしも日本で起きたとしたら
果たして略奪行為が、起きるのだろうか?
まぁ、実際に起こってみなければわからないかもしれないが
僕は、アメリカのような”略奪行為”まで日本人はエスカレートはしないと考えている。
それは、良くも悪くも日本人が持っている中流階級意識が根底にあるのではないだろうか?
貧富の格差が、アメリカほど顕著には出ていない日本。
困った時はお互い様という意識や助け合う気持ち
そして倫理観というものを持っているはずだ。
(僕達はそういった教育を義務教育の中で少なからず受けてきていると思う)
それは10年前の阪神大震災や、記憶に新しくは昨年起きた新潟中越地震から伺えるだろう。

ただし今回のハリケーン”カトリーナ”の被災地の面積が、
日本の本州と同じくらいと聞いている。
ゆえに、被災地域の面積を比較すると同じようには言えないかもしれないが。


天災は防ぎようの無いものである。
しかし、その準備は出来る。
『備えあれば、患(うれい)なし』
平生から準備ができていれば、万一の事が起こっても心配することはない。


今の時代、リスク管理は自分で行わなければならない。
『いざと言う時、誰かに助けてもらう』という守りの姿勢・・・ではなく、
『何が起きても、しぶとく生き残こるのだ』という強く攻める姿勢で臨みたい。
そのために”準備”は欠かせないハズだ。


今回の災害を対岸の火事と見るか、それとも・・・


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7 コメント

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Unknown (mac)
2005-09-04 10:00:17
TB有難うございます。

今回の災害は「人災」的な要素も大きいようですね。少なくとも、事前の準備がキチンと出来ておれば、ここまで被害が拡大することもなかったのでは?という見方も大勢です。

米国の災害対応は日本の手本だった筈なのですが・・・
Unknown (フランキン)
2005-09-04 20:54:36
TBありがとうございました。

どこかで災害が起きるたびに

いろいろと考えさせられます。

事前の準備・・少なくとも自分と自分の家族のために

備えることができること・・たくさんありますね。

こちらからも、同記事からのTBを打たせていただきます。

ども (takumi)
2005-09-04 20:54:39
トラックバックありがとうございます。

日本であれどこであれ、これだけの規模の災害が起きれば、略奪等は起きるだろうと思います。

日本は略奪などが起きるまでの敷居が高い方だろうとは思いますが、恐怖や混乱に加えて、食料がなくては、奪い合うのも必然かと。

日本でこの規模の自然災害となると、火山が第一候補でしょうか。
TBありがとうございます (2等兵)
2005-09-05 00:32:29
私のつたないブログにTBで申し訳ないです。

事件やニュースに自分としての客観的な理論を述べられるのは尊敬しちゃいます^^
ハリケーン (のっち)
2005-09-05 23:04:03
西訪旅遊にTBありがとうございます。

私は昨年末のスマトラ沖地震の現場に居合わせましたがあれほどの混乱はありませんでした。

アメリカの今回の対応を見ていると、これが日本が崇拝し続けてきた国なのかと不安を感じずにはいられません。 日本に関して言えば、モラルがある程度守られているからいいですが、やはり備えあれば憂い無し、日頃からいろいろと防災の準備をしておきたいですね
コメントありがとうございます (intelle162)
2005-09-06 12:48:10
>macさん

『人災』との見方。最近強いですね。

流れてくる映像を見る限り、先進国とは言いがたい光景に唖然としてしまいます。

早い復興を願うばかりです。



>フランキンさん

東京でも洪水に見舞われたとのニュースが

この記事を書いた後出ました。

何が起きるか、分からない・・・とはこのことかなと感じました。

自分は、遭わないという根拠はないのかなと思います。





>takumiさん

確かに援助が無く食料がなくなってしまうと、奪い合いが起きてしまう可能性はあるかもしれませんね。一地域での被害ならば、サポートに入れると思いますが、被害地域が広範囲になってしまうと、難しいかもしれませんね。

略奪が行われるまでの時間までに、救援活動が行われれば、良いとは思うのですが

今回のアメリカの対応は、動きが遅いがために被害を拡大させている感が否めません。





>2等兵さん

コメントありがとうございます。

また、お待ちしております!





>のっちさん

スマトラ地震の際、居合わせたのこと。

大変だったのではないでしょうか!?

大丈夫でしたか??

日本で同様の事が起きた場合、”ある程度”まではモラルがあるので、略奪までは行かないと思いますが、もしも1週間も放置されたらば人の心も限界に達すると思います。

被害に遭ったから救助を待つというよりも、

あらかじめ被害を予想できるならば、それに対する対応・準備をしておくべきだと考えています。

今回のハリケーンで、最も良い対応をしたと僕が考えるのは、被害地域をいち早く脱した人々でしょう。モノや金は一度失っても、生きていればまた手にすることが出来ます。

死んでしまっては、何もなりません。







トラックバックありがとうございました。 (月刊「記録」編集部)
2005-11-23 20:20:09
遅ればせながら、こちらからもTBさせていただきました。

読み応えのある記事ですね。

過去ログもじっくり読ませていただきます。