白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 PETRI FT レストア

2008年07月15日 | my camera


PETRI FT 1967年発売 当時価格?

土曜日に1000円で手に入れた「ペトリFT」。
僕の生まれる前に発売されていたとは思えない
キズ一つ無い、カメラなので復活したらいいななんて思っていると
どうにもならなくて、仕事に支障をきたさない範囲で
今日のお昼休みにランチを食べながらちょっと分解してみました。

ペトリのカメラは下部の機械に特徴があって、他のカメラとは全然違います。
詳しくは↓
http://tomshome.sakura.ne.jp/others/petri/page058.html
こんなサイトを見て貰うとわかります。

簡単に言うと、シャフトという鉄の棒が一直線に伸びていて
全ての機能を担っているんです。
なのでペトリのカメラは修理が難しく、壊れやすいの悪評があり
中古カメラ店なんて怖くて、ほとんど売っていません。

そんなことを知りながらも、上部と下部を外して
マイナスドライバーでチョコチョコといじっていると、
まずシャッターボタンが押せるようになり、次に巻き上げが
できるようになりました。露出計もコードが断線していただけで
簡単になおりそうです。でもハンダは大の苦手なので、
これは後ほど…。

改めてシャッターを切ってみると、予想外のシャッター音の
重厚感に驚きます。僕の持っているペトリは全体的に
シャッター音が軽いのですが、これはnikonFに近いと言ってもいいと思います。


この当時、キャノンF-1やニコンFを見ながら半額の価格で
独創的なアイデアで商品を送り出していたペトリは
やっぱりいいですね。

ランチタイムのちょっとした息抜きでした。

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