治験の日々の中で考えた その1  禁煙

2018-04-01 08:03:52 | 乳がん
はなしを大学病院での治療に戻します。


検査が終わり、どうしようもないがんと確定したところで、治療が始まりました。担当医も替わりました。若い助教授です。

研究熱心で精力的に動かれていることは、話し方や内容、雰囲気でなんとなく分かりました。




その先生に薦められたのが治験です。新薬の人体実験のようなもので、自由参加。ちょうど世界規模の募集枠で1人だけ残っており、その一人にどうかと提案してくださったのです。


メリットデメリットの説明を受けました。実験ですから、必ずしも高価な新薬に当たるとは限らず、プラシボつまり偽薬の投与を受ける確立が半々であること、被験者

によって効くか効かないか未知数であること、3クール目の実験で副作用の報告はかなりあがっているが、あらたな副作用がでないとも限らないということ、


などなど。



ただ、医療費が一切かからなかったのはありがたかったです。


掛け捨てのがん保険には、入っていたのでお金に困るということはありませんでしたが、週に1回のペースで通院するとなると、かなりの負担です。

保険で受け取った一時金は、高い漢方でなくなる予定でしたしね。



というのも。がんがわかっても、馬鹿な私はタバコだけはやめられなかったのです。


電子タバコもつかいました。

でもだめ。



そこで、服用していたのが、天仙液Sという高価な漢方薬です。化学療法と併用して効果が増大するそうなので、たばこの害くらいは消してくれるだろうと思っ

たのです。価格は調べてもらったら分かりますが、かなりお高めです。お徳用のまとめ買いをして、60数万円だったと思います。


これは、効果があったと思います。じわじわ効いているな!と分かるんです。これを服用している間、CT検査が定期的にあるのですが、腫瘍は縮小。

ただ、Sを使わないとだめでした。ただの天仙液に変えたところ、腫瘍は増大し始めたので。



漢方薬は、私の体に合っているようで、若い頃から何かしら使っていました。

風邪を引くと、いまだに葛根湯ですしね。

抗がん剤治療を始めると、味覚障害や手足のしびれ、麻痺がでてくるといいます。



私に、これらが全くなかったのは、漢方薬のおかげです。味覚障害には、漢方ではないのですが、亜鉛が効きます。

しびれ防止に使ったのが、牛車腎気丸という漢方。

漢方は、それこそ人によって処方が違います。

漢方の専門家に相談し、自分にあったものを使われたら良いと思います。



治験の担当看護師にも報告をしていましたが、漢方薬を併用しても何も言われませんでした。



ちと脱線しました。禁煙のはなしですね。


どうやって、やめたか。これは、本当に自分の気持ちしだいだと分かりました。脳に、じっくり、とうとうと言い聞かせるんです。


どうして、タバコを吸うの?

ホントに好きなの?

ホントにおいしいと思ってるの?

タバコが切れたら、うろたえて買いに走るの、やめたくないの?

喫煙スペース探すの、いやじゃないの?

指がヤニくさいの、かっこいいと思ってるの?


などなど。

薬やアルコールなどの依存性のあるものも、みんなそうでした。


私は、自分に問いかけることで、それらを断つ事ができたんです。




去年の七夕の日からタバコは一切吸っていません。多分、これからも欲しいとは思わないでしょう。


治験に入ってから、2ヶ月がたっていました。



腫瘍は順調に縮小していました。天仙液の種類を替えるまでは。


























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