ただの偶然なのですか

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映画「ジェイン・オースティンの読書会」の感想

2008年06月17日 | 映画
読書って一人でするものじゃないの?読書会ってなに?って思いながら観にいってきました。
映画を観たら、いいわ~読書会!って思ってしまいました。
この映画では、ジェイン・オースティンという作家の長編小説6作品について、6人のメンバーが語り合っています。(オフ会っていうのも、こんな感じなのかしら?)
みんなそれぞれに事情を抱えていて、その悩みにとても共感できました。
もしご覧になれば、誰もが、登場人物の誰かが自分と重なるのではないでしょうか。
私は最近はあまり読書はしませんが、映画は観ているので、映画の感想を通して誰かと人生や恋愛について語り合いたくなってしまいました。
でも、実際は本や映画のようにはいかないのかしら…。
映画としての満足度は高かったですが、実生活に役立つかは…。
ジェイン・オースティンは「読む者を、その気にさせてしまう」そうですが、観る者をその気にさせてしまう映画でした。
読書会のメンバーは5人が女性で、男性達は女性に引きずり込まれて参加してくるような感じでした。
私が観にいったときは、観客も全員が女性でした。
男性は、こういう映画は観ないのかしら?男性の感想も聞いてみたい気がしますが…。