奄美自然観察記

高のフィールドより

請島探鳥会  チョウゲンボウなど

2016-10-23 19:29:33 | 鳥類







奄美大島の南の加計呂麻島(かけろまじま)のもっと南西側に、請島(うけじま)があります。請阿室(うけあむろ)と池地(いけじ)の二つの集落があり、今回は請阿室で探鳥会を行いました。雨が心配されましたが、ほとんど降らず、瀬戸内町古仁屋の港から午前11時前に、定期船「フェリーせとなみ」で到着(写真1枚目)、さっそく集落周辺の農耕地などを歩きながら観察しました。農耕地で現れたのは上空を飛んできたチョウゲンボウ(写真2枚目)。しばらくして枝先で羽を日光に向けて半開きしていたのは、サシバです(写真3枚目)。ほかにも羽を休めているアマサギ(写真5枚目)や、公民館の敷地にやってきたハクセイキレイ(写真6枚目)などもいました。






請阿室の公民館の片隅にリュウキュウマメガキがあり、ちいさな柿の実がたくさんついていました(写真1枚目)。お昼を済ませると、小高い丘の上にある「きょらじま神社」まで行くことにしました(写真2枚目)。途中、ヤマヒヨドリバナの群落が咲いていて、たくさんのリュウキュウアサギマダラが吸密に訪れていました(写真3枚目)。強い風がサァーと吹くと、いっせいにチョウが空中に舞い、とても美しい光景でした。中に1匹だけ違うチョウ・カバマダラ(写真4枚目)もいました。神社の傍の草むらには、きれいなアヤムネスジタマムシがじっとしていました(写真5枚目)。観察を終えゆっくりと請阿室港に戻り、午後3時40分再び「フェリーせとなみ」で港を離れました。

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