この時期、林道脇に穂花や種子をたくさん付けて待ち構えているのは、
イネ科のササクサです。林道脇で花や昆虫などの写真を撮ろうとして
後で服にたくさんの小穂(実)がくっ付いていることに気が付いたりしま
す(写真最後)。小穂の先端には10数本の突起があり、その先端は逆
刺が密生していて、服などに触れると小穂ごと突き刺さってしまいます。
後でくっ付いていることに気づき、舌打ちしながら一つひとつ取り去ると、
まんまとこの植物の繁殖戦略に引っかかったことになります。
5年前の今日
【島口バージョン】(キシゆむた)
くん時期、山道んぶちなんてぃ花んきゃ種きゃばいっぱいならし待ち構
えとぅんや、イネ科ぬササクサさしょっと。山道んぶちじ花んきゃ虫んき
ゃぬ写真ば写そうちし、後じ服ちいっぱい実ぬくっっかとぅんち分かたり
しゅんちよ(写真最後)。実ぬ先じやとぅあまりぬつがとぅんぬあてぃ、う
ん先やはんたいなとぅん針ぬいっぱいあてぃ、服ちさわたりしぃれぃば実
ぐとぅちき刺さりょっと。後じくっかとぅんぬ分かてぃ、あっけぇちしちいち
ちいちとれぃば、くん草ぬひるがりゅんくとぅば助けたんくとぅなりょんちよ。
>小穂の先端には10数本の突起が・・・。
この突起は気味が悪い、魔女の指先のようだ。
植物は動けないので、子孫を残す為いろんな手段を講じますね。これも進化の一つでしょう。
るにつれ、何となくかわいく思えます。「よし
よし引っ付かせてあげましょう!」みたいな。