奄美自然観察記

高のフィールドより

触肢(しょくし)の形で雌雄の違い  シマササグモ

2013-06-21 23:34:29 | その他の生物




林道脇のケホシダの葉の上にオレンジ色のクモを見つけました。シマササグモにしては、どうもオレンジ色が強すぎるようですが、多分個体差の範囲内でしょう。よく観ると、口の両端の触角のようなもの先が丸くなっています。まさか卵でも掴んでいるのでしょうか? いえいえ、これは触肢(しょくし)というもので、オスは変形していて先が丸くなっているようです。以前見た個体ではそうはなっていなかったような気がしますが、これは雌雄もよって違いがあり、今回の個体はオスのようです。オオジョロウグモなどのように雌雄の大きさが極端に違えばすぐ判るのですが、大きさが一緒ぐらいですとこの触肢(しょくし)の形でみると判るので便利ですね。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山道ぶちぬケホシダぬ葉ぬうーじ、橙色ぬクゥブゥガスィばにっきりょうたっと。シマササグモにしや、かったか橙色ぬちゅうかすぎんにししゅんじゃが、きっとぅうんむんにゆりゅんだろ。ゆんまにいば、口ぬ両側ぬひぎにししゅんむんぬ先ぬ丸かなとぅりょっか。まさか卵でもかってぃむぃとぅんかい? あ~いあい、くれぃや触肢(しょくし)ちいゅんむんあてぃ、インガやだっかぬちがとぅてぃ先ぬ丸かなとぅんにししゅりょっか。前にしゃんむんやうがしやなとぅらんたんにししゅりょっと、くぅれぃやウナグインガによぅてぃ違とぅてぃ、くんむんやインガにししゅっか。オオジョロウグモきゃにしウナグインガぬふうさぬ全然違うばすぐ判りゅんじゃが、ふうさぬ同じべりあれぃば、くん触肢(しょくし)ぬだっかばにいば判りゅんかな便利じゃや。

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