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車中泊で渓に浸る 後編

2019-06-07 21:10:01 | 釣り
1泊2日車中泊で渓流に浸る2日目。
前日は20時半に寝て深夜24時に目が覚めて以降数時間ごとに目が覚めた。
インフレータブルピローを持って行ってたのに膨らますのが面倒で着替えを放り込んでいたバッグにタオルを巻いて枕代わりにしていたのだが、それが潰れて寝心地が悪化して何度も目が覚めてしまった。
加えてシュラフで寝ていたがその中で短パン履いて寝てたのもあまり気持ちよくなかった。
ま、それでもよく眠れた方だ。
そういえば寝る前はすぐ傍の森の中から鹿が盛んに鳴いていたのが気になった。
ホントすぐ近くにいるだろうという感じ。

翌朝は薄明るくなったかな?という4時過ぎに起きだし外に出て天気を確認。
天気は曇り、夜中も星空は見られず薄曇りって感じだったがそれが続いているようだ。
前日に買っておいたおにぎり2個を食って寝床を片付けてから移動し、薄暗い森の中を通り川へ下り5時過ぎスタートフィッシング。


水量は落ちているようだが川の規模が大きく大きな魚も期待できると気分は上がる。


(左)しかし期待と裏腹に魚の反応は良くない。
チェイサーは見かけるものの、見ながらついてくるだけであまり食い気がない。
また追ってくる途中に人影に気付くのだろうか、早い段階でプイっとUターンしそれ以降出てこなくなるというケースも多い。
(右)コアジサイが所々に咲いている。


キレイなアマゴをゲット!
ヒレピンで美しい。


(左)あんな深み絶対に居るはずなんだけどな・・・ブツブツと何度言いながらルアーを投げていることかw
(右)腹がボッコリ膨れたイワナを釣る。
いったい何を食っているんだろうか?
川虫?毛虫?はたまたカエル?

そして釣り始めて2時間くらいたったころだろうか、大きな岩で流れが変わる場所を対岸から巻いて釣り上がり、その岩裏が視界に入った時に動きが止まる。
そこには黒い動物が!
そう『熊』である。
熊がこちらに尻を向けて何かしている。
その距離約20M。
「おう!マズイ!ここにも熊居るのか!?」(居て当たり前だとは思うが、何故か居ない山域だろうと勝手に思ってあまり気にしていなかった)
しかし今回は前回の熊遭遇事件のケースと違って川を挟んだ対岸に居る、故にこちらには来ないだろうという安心感があった。
それでも刺激してはイカンとそろりそろりと動いたがすぐに向こうもこちらに気付いた。
しかし向こうもすぐにこちらには来ないだろうと思っているのかすぐには逃げ出さない、かわいい顔してこちらを見ているではないか。
「なんだ?おっとりした熊だな、写真に撮れるか?」とスリングバッグをフロントに回す。
そしたらすぐ逃げてった。
あっという間に森の中へ走りこんでガサガサいわせながら消えていった。
しかしそのガサガサがやっぱり鹿とかとは違うなと感じた。
もう一回書くが、なかなかかわいらしい熊だった。

その後も何事もなかったかのように釣り続ける。

いかにも魚がついていそうな場所が出てくるが・・・
釣果は伸びず退渓ポイントまで。
結局上げたのは5~6匹、そしてばらした魚は倍以上という感じ。
特に入って間なしの時間帯は食いが浅いのか何なのかバラシを連発してしまって悔しい思いをした。
総じて思った以上に渋く、期待ハズレ感が否めない。
人がたくさん入っているのか、水が低くなっているのが影響しているのか、はたまた天候のせいか、それとも私が下手なだけか、、、

そして思う。
朝早くから入るよりも夕方の方が釣れる率高いと。
様々な要因もあるかと思うが、今の時期ある程度日が高くなって水温が上がった方が活性も高くなるように感じる。
しかし夕方の釣りって、釣ってる人間(私)は暗くなっていく山に不安を感じたり、帰る時間を考えたりするとなかなか億劫になってしまう。
そこが問題だ。

そして一旦退渓した後、クルマで上流側へ移動し再入渓。

そこでは最初こそアマゴが釣れたものの、徐々にイワナの渓に。


(左)ヤマボウシかな?
(右)ルアーを追うグレーの魚体を目視し「アマゴか?」と思ってもイワナだったりする。


時間はまだある、釣り上がる。
出てくる景色、ポイントにドキドキしながら釣っていくが釣れないことはないが期待するような魚は釣れない。
大きいサイズを期待しすぎなのか?

昼前になった頃に再び退渓。
時間をかけてクルマに戻った後どうするか考える。
そしてクルマで移動し前日に攻めた堰堤をもう一度やってみる。
がしかし、やっぱり釣れない。
前日の夕方と違って全く釣れずチェイサーを見たのも一回こっきり。
ダメだった。

堰堤傍で見かけたモリアオガエル。
普通のアマガエルの何倍もの大きさだけどまだ子供かな?ちょっと小さい。
そして周りをよく見る高い木の枝その卵があった。

こちらは移動中の一コマ

緑のトンネルって感じが素敵で思わずクルマを止め、降りて写真を撮った。
そんなことをしてても誰も来ない。
静かだし、キレイだしイイな。

その後クルマを帰る方向へ走らせつつもまだ釣るチャンスはあると諦めきれず、川を覗いて下りて竿を振る。

釣果は僅かしか出なかったが、大物がついていそうな大岩の絡む深場など魅力的なポイント多数。
なかなかルアーでは攻めきれない感じがするが攻め甲斐のある場所だ。
また行きたい。


14時過ぎ退渓。
まだこれから夕方までの時間がおいしい時間なのに帰らなければならないのがヒッジョーに残念だったが仕方ない、帰る。
一発逆転の大物も釣れはしなかったが堪能。
竿を振りすぎたか右手首が痛い。

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