分かんな~い

2007-07-23 10:20:48 | 塾あれこれ
知っていないことを分からないという子がいます。

「葉緑素以外でも光合成ができるものがあります」
「ええ?わかんな~い」

「ホンジュラスの首都はテグシガルパです」
「ふ~ん。わかんない」

「鎌倉幕府を開いた将軍は誰ですか」
「分かりませーん」

それは「知らない」なんだけれど・・

すると「分かる」といってても「知っている」と
いう場合があるわけですね。

感覚が近いから混同、というか未分化というか
そのような状態にあるのです。
私達も見逃しやすいことでしょう。


もともとは「分かった」結果として「知る」
ことになる筈ですね。

ただ、分からなくても知ることはできます。

しつこいですが、○○算を分からなくても解き方
は知っている、なんてね。
当人は「分かっている」と思っています。

説明をしながら確認をいれてみると
「分かる」といいます。
そこで話を進めてゆくと
実は何も分かっていなかった。。。

「すぐに分かる」場合はこれかもしれません。
『分かった。1を足すんだったね』

ところが本当に分かっているかチェックを
入れるのが難しい。
・・話が以前のものと重複してきますね。

「分かる」と「知っている」この間違いも生徒が
年少のうちは多いかもしれません。

息の長い付き合いが必要になりますね。


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