修道・中高等学校

2013-03-16 14:24:26 | 塾あれこれ
我が母校、修道は江戸時代より続く歴史を
持ちますが、このところ変質しつつあるや、に
思われます。

この学校の良い処であった自立する学生を育てる教育が
うすれ、大学受験ばかりに意識が向いているようです。

有名大学合格○名、というのは一般受けします。
数字が良ければ経営にもプラスでしょう。

しかし、そこばかりに視線を向けず、様々なタイプの
学生を育てる事が、もっとも良い点ではなかったか。

それだけでは優秀な生徒が集まり難い時代になってきた、
というのも現実かもしれませんが、その流れに棹をさし、
かつ、教育効果も、受験の成績をあげることも叶わせよう
というのが修道ではなかったですかねえ。


先日、民放TVの『ぐるスク』で2回に亘って修道が
とりあげられました。
その時すぐ書こうと思ったのですが、さすがに受験時期で
したので遠慮しました。

番組製作サイドの意図もあったでしょうが、学校の意図と
矛盾することは流さないでしょうから、およそ
現在の学校のありようや進む方向が伝わるものでしょう。

受験ばかりを意識した学校に変わり果てていましたね。

「東大を目指す」のだそうです。

いつから広島学院の後を追いかける(御勉強学校)に
なっちゃったのですかねえ。

少し前に、事情通の同窓生が嘆いていました。
「もうダメじゃ」

一時期東大も増えていたようですが最近はまたもとへ
戻っている様子です。
頑張ってソレかい?

多くの学校が、受験に力をいれるとして予備校的な
メソドを導入し、試験には通るがあとがアヤシイ生徒を
作り続け、しばらくして息切れをしています。
そんなことも分からぬとは情けないですね。
自分たちは違うとでも?


そもそも「東大がなんぼのもんじゃ」
これが修道ではなかったか?
もちろん東大に行く人は構いません。

が、
いまどき志ある学生は欧米の大学に行くべきでしょう。
国内で卒業証書をもらうだけの学生では心もとない。
将来、塾の先生になるくらいしか使えないかも。

修道の教職員も経営者もそれぐらい知っている筈です。
それで学生がああなのだったらミスリードも甚だしい。


文武両道、もTVに流れたろう、という人もおられる
でしょうが、本来はあんなものじゃない。

勉強をしている風じゃダメなのです。

いまどきの保護者にはそれでは通じないのでしょうかねえ。


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