「良かったです」は日本語としては

2013-04-24 13:59:11 | 塾あれこれ
外国の方がまだ日本語がそれほど堪能でない場合
「これ面白いのこと」「面白いあるよ」
などと言われます。

我々の喋ろうとする英語も似たようなものだろうけれどね。

「これ面白い」ならまだしもね。←状況によっては「舌足らず」


早い話が「日本語ではそう言いません」

英語にすれば同じin the classroomでも、日本語では
「教室で勉強します」ならよいけれど「教室に勉強します」
とは申しません。

文法では小難しい説明をしています。
実は言葉を遣う際の発想の問題なのですが、それは別として
要は「そうは言わん!」という感覚があればよいのです。


「近頃の若い人は」って最悪の発想と思いますが、
私も若いころはそう言われていました。

うっとうしい事ですが、言われても仕方がありません。
日本語ってなかなか上達しませんしね。

逆に中学生が「美味しうございます」って言ったらヘン。

苦労しながら一歩ずつ上がるもののようです。


ところが、近頃の若いお母様がたの中には
(居直る)=若いまんま、居たい・・らしい。

「~ございます」はババアが言うことばよ!ってね。

喋り言葉は書き言葉と違って身につくまでに
時間と努力が必要なのですが、ね。
お子さまの日本語能力に悪影響を与えるでしょう。

「面白うございます」も場合によれば使えなきゃ。
いつも「おもしろいです」じゃ、ガキだろ。


私の日本語も、あやしい。
「良かったです」なんて言い方もしているかもしれません。

「良いです」(形容詞+です)は私も使いますね。

本当は、たとえ国語審議会が認めていようと(昭和27年)
あまり誉められる表現ではないですが。

しかし、「良いです」ならまだしも
「良かったです」は小学生の表現ですね。
「良いでした」よりはマシかな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿